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2019-05-20 23:39:54

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 >  日経平均は当面21,000円⇔22,000円のレンジ相場?

日経平均は当面21,000円⇔22,000円のレンジ相場?

2019/3/18

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1良好な外部環境を受けて上昇に転じる

先週の225先物は前週末比470円高(上昇率2.26%)の21,240円と上昇に転じた。前の週の下落の反動で週初から自律反発狙いの買いが入った。米国市場で投資判断引き上げを受けたアップル株が大幅上昇し、ナスダック総合指数やNYダウが堅調展開となったことも支援材料となり、12日にはこの週の高値21,390円をつけた。

一方で、その後の225先物の上値は重かった。英国で欧州連合(EU)離脱を巡って議会が混乱したことも相場をかく乱、225先物のヘッジ要因になったとみられる。週末にかけては、日銀による追加緩和への期待感や一段と円安が進行したことから、再び上値を試す展開となった。

3月8日時点の裁定残高は、ネットベースで3,935億円の買い越し(前週は3,352億円の買い越し)と増加した。一方、株数ベースでは、1億8,364万株の買い越しと3月1日時点(2億298万株の買い越し)比で減少している。

日経225と裁定残(3月8日時点)

海外勢の売り買い活発に

225先物の手口では、裁定取引業者であるAアムロCやソジェンが週を通じてコンスタントに売りをこなしたほか、週末15日に大きく売り越した三菱UFJ、週を通じて売り越したSMBC日興が売り方上位に名を連ねた。一方、週を通じてコンスタントに買いを入れた野村が買い方トップになったほか、週末に大きく買いを入れたSBIがこれに続いた。

TOPIX先物の手口では、12日と週末に大きく売り越したソジェンが売り方トップとなったほか、14日に大きく売り越したバークレイなども上位に並んだ。買い手口では、週を通じてコンスタントに買い越したモルガンSが筆頭となったほか、13日に日銀のETF買いを執行したとみられる大和がそれに続いた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは先行き不透明感の後退から低下

日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は、前週末比3.78pt安(下落率19.08%)の16.03ptとなった。米国株の上昇や円安進行といった外部環境の好転を背景にVIは、週初からじりじりと水準を切り下げた。

日銀による追加金融緩和への期待感も買いにつながり、相場全体が持ち上がったことも先行き不透明感の後退につながり、VI低下の要因になったとみられる。なお、市場では、VIX指数先物のヘッジファンドのショートポジションの積み上がりが話題となっており、アンワインドの動きに伴う米VIX指数の急騰に対する警戒する声も聞かれていることは頭に入れておきたいところである。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は下落、13.5倍に迫るも

NT倍率(先物)は下落。週明け11日の日経平均は米経済減速懸念などから、一時21,000円を割り込んだ。これを受け、NT倍率も一時13.36倍まで低下したが、翌12日には米株高や為替の円安推移、英EU離脱条件の見直しなどが好感され、日経平均・TOPIXともにマドをあけて上昇した。

ただ、日経平均は21,500円、TOPIXは1,600ptで上値の重さが意識され、こう着感を強めるとNT倍率は13.4倍台での推移が続いた。週末にかけて中国株高などから日経平均が前日比200円超の上昇をみせ、NT倍率も13.47まで上昇したものの、北朝鮮の非核化停止検討との報道で円相場が一時上昇し、日経平均は上げ幅を縮小、NT倍率も13.40倍まで下落して引けた。

3日経平均は当面21,000円⇔22,000円のレンジ相場?

今週の225先物は、英国情勢や米国の金融政策といった外部環境を睨みながら方向感の掴みにくい展開となりそうだ。英議会は欧州連合(EU)からの離脱延期案を可決したが、先行き不透明感は拭えない。20日までに離脱修正案の再々採決が予定されるが、離脱問題は混迷している状況だけに、市場関係者からは「合意なき離脱といったハードブレグジット懸念が再燃する可能性もある」との指摘も聞かれる。東京市場は4日立ち会いとなるなど、カレンダー事情からも本格的なポジションを取りにくい状況である。

一方、19日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)は、再度利上げ回数の下方修正検討等が示される可能性があり、マーケットにポジティブなイベントになるとの期待が強いことなどから、下値は限定的と考える。

直近の値動きから21,000円が下値指示線として機能する様子も見られるが、21,900円を越えることが出来ずにレンジ内で方向感に乏しい状況。ただし、年度末に向けての金融機関の戻り待ちの売りも今後は和らいでくることが予想され、また、来週に向けての配当取り、先物再投資買いなど需給は改善すると期待。

なお、本年の大局観では日経平均の上昇を予想。理由は過去3回の消費税増税実施後に円安が発生しており、相関性の強い日経平均の上昇を想定するため。足元では上昇の勢いが止まっているが、10連休前のポジション調整など下落したところは仕込みのチャンスになる可能性になると見ている。225先物の今週の予想レンジは、21,000−22,000円とする。

経済スケジュール(3月18日〜3月22日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月18日

国内

08:50

貿易収支(2月)

13:00

首都圏マンション発売(2月)

13:30

設備稼働率(1月)

 

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年)(日本銀行)

 

共栄セキュリティーサービスがジャスダックに新規上場(公開価格:2100円)

海外

19:00

欧・貿易収支(1月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月15日まで1カ月間)

20:25

ブ・週次景気動向調査

23:00

米・NAHB住宅市場指数(3月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(3月17日まで1カ月間)

3月19日

国内

 

資金循環統計速報(10-12月)(日本銀行)

 

国庫短期証券(1年)入札

 

コプロ・ホールディングスがマザーズに新規上場(公開価格:2090円)

 

ミンカブ・ジ・インフォノイドがマザーズに新規上場(公開価格:1050円)

 

KHCが東証2部に新規上場(公開価格:850円)

海外

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(3月15日まで1カ月間)

18:30

英・失業率(2月)

18:30

英・ILO失業率(3カ月)(1月)

19:00

独・ZEW期待指数(3月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IGP-M、2次プレビュー)(3月)

23:00

米・製造業受注(1月)

 

米・連邦公開市場委員会(FOMC) (20日まで)

 

決算発表 フェデックス、小米集団

3月20日

国内

16:00

コンビニエンスストア売上高(2月)

 

日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(1月22・23日分)

 

国債買い入れオペ(残存5-10年)(日本銀行)

 

ギークスがマザーズに新規上場(公開価格:1930円)

 

月例経済報告(3月)

海外

06:45

NZ・経常収支(10-12月)

17:00

南ア・消費者物価指数(2月)

18:05

タイ・中央銀行が政策金利発表

18:30

英・消費者物価コア指数(2月)

18:30

英・生産者物価産出コア指数(2月)

20:00

米・MBA住宅ローン申請指数(先週)

27:00

米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表

 

ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表(21日までに)

 

米・FOMC終了後、パウエルFRB議長が記者会見・経済予測公表

 

英・政府の離脱案採決を目指す(20日までに)

 

決算発表 エルメス・インターナショナル、マイクロン・テクノロジー、BMW

3月21日

国内

 

株式市場は祝日のため休場(春分の日)

海外

06:45

NZ・GDP速報(10-12月)

09:30

豪・失業率(2月)

17:30

スイス・国立銀行(中央銀行)が政策金利発表

18:30

英・小売売上高指数(2月)

21:00

英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

21:30

米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(3月)

23:00

米・景気先行指数(2月)

24:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数速報値(3月)

 

欧・欧首脳会議(22日まで)

 

欧・ECB経済報告

 

中・習近平国家主席がイタリア訪問(23日まで)

 

フィリピン・中央銀行が政策金利発表

 

インドネシア・中央銀行が政策金利発表

 

決算発表 ナイキ、テンセント・ホールディングス

3月22日

国内

08:30

消費者物価コア指数(2月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

09:30

製造業PMI(3月)

海外

17:30

独・製造業PMI(3月)

17:30

独・サービス業PMI(3月)

17:30

独・総合PMI(3月)

18:00

欧・経常収支(1月)

18:00

欧・ユーロ圏製造業PMI速報値(3月)

18:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI速報値(3月)

18:00

欧・ユーロ圏総合PMI速報値(3月)

19:30

露・ロシア中央銀行が政策金利発表

21:30

加・消費者物価指数(2月)

21:30

加・小売売上高(1月)

22:45

米・製造業PMI(3月)

22:45

米・サービス業PMI(3月)

22:45

米・総合PMI(3月)

23:00

米・中古住宅販売件数(2月)

23:00

米・卸売在庫(1月)

27:00

米・財政収支(2月)

 

決算発表 ティファニー

  • 提供:フィスコ社
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