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サキモノの『ココがPOINT!』

2016/02/29

日経平均はG20通過で上値を試すか

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 2月下落幅の半値戻しをようやく達成

前週の225先物は週間ベースで280円上昇した。引き続き原油価格や為替市場の動向に振られる展開となったが、年金による買い観測や3月期末などが意識されて16,000円台での値固めが見られた。先物、オプション、現物市場ともに商いが減少。26-27日に開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の内容を見極めたいとする動きが強まり、2月下落幅の半値戻し水準はクリアできたが、25日移動平均線回復とはならなかった。

なお、2月19日時点の裁定残高はネットベースで1兆4,195.57億円(前週は1兆6,048.24億円)の買い越しと2月12日時点との比較では減少。一方、株数ベースでも10.2億株の買い越しと前週比では大幅に減少した。

日経225と裁定残(2/19時点)
日経225と裁定残(2/19時点)
Nエッジ、メリルは一部NTショートのポジション

225先物の手口ではAアムロ、Nエッジ、UBSと欧州勢が売り方上位に並んだ一方、みずほ証券、ドイツ証券、メリルリンチが買い方に回った。TOPIX先物に関しては、バークレイズが8,419枚の売り越しとほぼ一手売りの状態。一方、225先物を売り越したNエッジ、メリルリンチが買い方に回ったことからNTショートのポジションを構築したとの観測。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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ボラティリティは35pレベルとまだ高い水準

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は35pレベルでもみ合っている。2月12日の50p台と比べると大幅に低下しているが、市場が落ち着いたことを示す25p以下の水準は遠い。ボラティリティが高いままでは、海外の年金など長期運用をメインとする資金は流入しにくく、短期的なサヤ抜きを狙ったCTAなど短期資金が流入することで指数は乱高下しやすくなる。一度跳ね上がったボラティリティが低下するには数ヶ月かかる傾向が多いことから、日本株の調整はしばらく続くと見られる。

ボラティリティ
NT倍率は12.3倍台後半で推移

NT倍率(先物)は12.3倍台後半で推移している。先物市場では、Nエッジ、メリルリンチがNTショートのポジションを構築したとの観測。一方、現物市場では、ソフトバンクグループがしっかりとした推移を見せた一方、ファーストリテイリングが安値圏での小動きと日経平均へのインパクトが大きい銘柄の方向性はまちまち。

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G20は想定通りで買い先行、次は雇用統計の結果に注目

注目のG20では、市場の安定化に向けて「金融・財政全ての政策手段を用いる」とし、G20各国が政策を総動員し世界経済の成長および安定化を支える姿勢を打ち出した。現状の世界経済については「下方リスクと脆弱性が高まっている」と指摘したほか、「通貨の競争的な切り下げを回避する」とし、自国の輸出を有利にするため意図的に通貨を切り下げる「通貨安競争」を行わないことも明記した。ほぼ市場の想定通りといったところで、過度な警戒感は後退し、買いが先行しそう。

G20市場に与えるインパクトは限定的だが、今週も引き続きもみ合いながら上値を試す相場となりそうだ。3日の米ISM非製造業景況感指数、週末には米雇用統計が発表されることから材料待ちのため、積極的な売買は手控えられるか。今週の225先物は16,000円台での値固めを想定、レンジは16,000円から16,700円とする。

16,000円台での停滞が長引いた場合、その後マーケットにトレンドが発生した時は、大きな動きになることが多いため、米国雇用統計やその他の経済指標の結果には注意しておきたい。

経済スケジュール(2月29日〜3月5日)

  • 提供:フィスコ社

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