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2024-11-04 08:12:23

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2023年1月4日

マーケットトピックス 2023年1月4日

前営業日トピックス

アジア市場では、日銀が1月の消費者物価指数の上昇率の見通しを、前回から上方修正を検討しているとの報道を受けて円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、下げ一服後は底固い動きとなり、欧州時間にかけてドル/円は堅調な動きが続いた。しかし、クロス円は対ドルで下げ幅を拡大したことから、対円でも軟調な動きとなった。

米国市場では、欧州市場の堅調な流れが一服し、ドル/円は序盤から軟調な動きとなった。新規材料に乏しい中、米長期金利が低下したことが影響した。その後、米長期金利が上昇に転じたことから、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなり、クロス円もドル/円に合わせて底固い動きとなった。

米株式市場では、主要株価指数は序盤から堅調な動きとなったものの、FRB の金融引き締め継続に伴う米経済の先行き不安を背景に下落に転じ、終盤まで軟調な動きが続いた。ダウ平均株価は、序盤から堅調な動きとなり、前日比240円高まで上昇しものの、その後は下落に転じて一時296ドル安まで下落した。引けにかけて下げ幅を縮小し、10.88ドル安(-0.03%)で修正した。一方、ハイテク株中心のナスダックは79.50ポイント安(-0.76%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)アジア市場では、日本市場が休場となる中、日銀が1月に示す消費者物価指数の上昇率の見通しを上方修正する検討に入ったとの一部報道を受けて円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。ドル/円は、序盤の高値の131.40から129.50まで下落、昨年6/1以来の安値を付けた。

(2)下げ一服後は値を戻す動きとなり、半年ぶりに130円台割れとなるなど値頃感の買い戻しも加わり、ドル/円は131.18まで上昇するなど堅調な動きとなった。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで大幅下落となったことから、対円でも一段の下落となった。特に、ユーロ/円は9/26以来、ポンド/円は9/28以来の安値をそれぞれ更新した。

(3)米国市場では、新規材料に乏しい中、米長期金利の低下に伴いドルは序盤から軟調な動きとなった。その後は、低下した米長期金利が上昇に転じたことから、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなり、クロス円もドル/円に合わせて底固い動きとなった。ドル/円は、NY市場序盤の高値の131.01から130.05まで下落したものの、その後は上昇に転じて131.11まで上昇するなど底固い動きとなった。

本日のトピックス

前日のアジア時間に、日銀が日本の消費者物価指数の上昇率見通しを前回から上方修正する可能性との報道を受けて円買いが優勢となったが、依然として日米の金利差の拡大が続くとの見方もあり、ドル/円は131円台まで値を戻しており、当面は130円台で底固い動きが続くと見られている。ただ、今後の日銀の金融政策に対する海外勢の注目度は非常に強いことから、関連する報道などに過敏に反応する可能性も考えられることから、注意も必要だろう。

米国市場では、12月のISM製造業景況指数、JOLT労働調査[求人件数]の発表が予定されており、週末に米雇用統計を控えていることもあり、雇用指数などの結果に注目したい。

1/4の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
0:00 米国

12月ISM製造業景況指数

ISM製造業景気指数は、全米供給管理協会(Institute for Supply Management=ISM)が発表する米国の製造業の景況感指数であり、製造業の購買・供給管理責任者に対するアンケートを集計した指数。50が景気の拡大・後退の判断基準であり、50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退と判断する。
48.5 49.0
前回は市場予想を下回り、2020年5月以来の低水準となった。景気の拡大・後退の判断基準である50を下抜けたことで、製造業の景気後退が本格化していることが示された。今回は、さらに低下が予想されており、製造業の鈍化が続いていることが示されると見られている。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 

ドル/円は、下値のポイントとなる130.567を一時下抜けたものの、すぐに回復して底固い動きとなっている。ここから底固い動きとなり、レジスタンスである直近高値の134.449を上抜けて堅調な動きとなるのか注目されている。

目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線が上向きとなり、乖離幅が拡大する展開となるのか注目される。ただ、最近の動きでは判断しにくい景況となっていることから、明確な形状が確認できるまで参考程度にとどめておきたい。

上値のポイントは134.499となるが、ここまで戻り高値を超えられずに下落が続く展開が続いていることから、134.499は重要なポイントとなる。また、一目均衡表の基準線は、現在134.695に位置しているが、5日には133.835に低下することから、基準線の上抜けにも注目したい。

気まぐれ投資コラム

今年のドル/円は年初の始値から下落か?

干支の相場格言では、子=繁栄、丑=つまずく、寅=千里を走り、卯=跳ねる、辰・巳=天井、午=尻下がり、未=辛抱、申・酉=騒ぐ、戌=笑い、亥=固まる、と言われています。

今年の干支である“卯”は『跳ねる』であることから、比較的動きのある年と言われています。ただ、ドル/円で1975年以降の卯年の動きを見てみると、すべてマイナス(始値から終値)となっています。昨年は年初の113.47から10月に151.95まで38円超上昇して約32年ぶりの高値を更新しました。しかし、その後は下落に転じ、年末にかけて高値から約21円の下落となっており、今年もこの流れを引き継ぐ可能性が指摘されており、今年も年初の価格からマイナスになるのか注目しています。

ちなみに、1987年は大幅な下落となっていますが、この年は1985年9月のプラザ合意以降の過度なドル安を是正し、為替相場を安定化させるために2月にルーブル合意が調印されました。しかし、結果的にドル安は是正されませんでした。さらに、10月にブラックマンデーと呼ばれる世界的な株価の大暴落が発生し、リスク回避の円買いが強まったことで、ドル/円は下げ幅がさらに大きくなりました。

※出所:SBILMがデータを基に作成 

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