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2024-03-29 09:05:39

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2020年5月22日

マーケットトピックス 2020年5月22日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が上昇して始まったことを受けて、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。さらに、仲値公示にかけて実需のドル買い・円売りが観測されたことも下支え要因となった。ただ、仲値通過後は円買い戻しの動きが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。特に、新型コロナウイルスの発生源や感染拡大について調査を求めたことで対中関係悪化に対する懸念が高まっている中で通商問題も懸念され、豪ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。欧州時間序盤には、ユーロ買いが優勢となり、ユーロは円やドルに対して堅調な動きとなり、ユーロは対円で4/13以来の高値を更新した。

NY市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドルは主要通貨に対して軟調な展開で始まった。さらに、序盤に発表された米新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀指数が予想より弱い内容だったこともドルの圧迫要因となった。その後、ロンドン・フィキシングにかけてユーロ売りが強まり、ドルはユーロに対して上昇となり、円に対しても底固い動きとなった。ドル/円は、107.83まで上昇したものの、米ダウ平均が200ドル超の下落となったことや、米国債利回りの低下も加わり、上値の重い動きとなった。

米株式市場では、ダウ平均株価が序盤から底固い動きとなり、前日比142ドル高まで上昇した。その後は下げに転じて一時205ドル安まで下落したものの、終盤にかけてはやや値を戻して101ドル安(-0.41%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは90ポイント安(-0.97%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の後半の堅調な流れを引き継ぎ、ドル/円は堅調な展開で始まった。日経平均株価が堅調な展開で始まり、前日比139円高まで上昇したことを受けて、クロス円ともども堅調な動きとなった。さらに、仲値公示にかけて実需のドル買いも観測され、ドル/円は序盤の107.55から107.76まで上昇した。

(2)仲値通過後は円買い戻しの動きに加えて、日経平均株価がマイナス圏まで下落したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。その中で、中国がオーストラリアからの鉄鋼輸入の検査手続きを変更するとの報道を受けて、オーストラリアからの鉄鋼輸出が減少するとの思惑が広がり、豪ドルは主要通貨に対して下落した。豪ドル/円は、序盤の71.01から70.49まで下落した。さらに、豪中銀のロウ総裁が必要であれば国債買い入れ規模を再拡大する方針を改めて示したことも圧迫要因となった。その後、日本の株式市場終了後に欧州勢のユーロ買いが強まり、ユーロはドルや円に対して堅調な動きとなった。ユーロ/円は、東京時間の安値の117.93から118.37まで上昇した。一方、豪ドルやドルは円に対して堅調な動きとなった。

(3)欧州時間には、ユーロが主要通貨に対して上昇となり、対円では118.53まで上昇し、4/13以来の高値を更新した。ドルは対ユーロで下落したことから、対円でも上値の重い動きとなった。米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドルは主要通貨に対して軟調な展開で始まった。ドルは対ユーロで5/1以来の安値を付け、対円でも107.64まで下落した。さらに、序盤に発表された米新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀指数が予想より弱い内容だったこともドルの圧迫要因となった。

(4)ロンドン・フィキシングにかけてユーロ売りが強まったことから、ドルは対ユーロや円に対して底固い動きとなり、ドル/円は107.83まで上昇した。

(5)米ダウ平均株価が200ドル超の下落となるなど、主要株価が下げ幅を拡大する動きとなったことや、米国債利回りの低下も加わり、ドル/円は上値の重い動きとなった。さらに、新型コロナウイルスの発生源を巡る米中対立激化への懸念が高まっていることから、リスク回避の動きも意識され、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

本日午前中に臨時の日銀金融政策決定会合が開催され、新型コロナ対応特別プログラムの総枠約75兆円など、企業への金融支援策の強化を発表した。元々4月の会合で黒田総裁が検討を指示した新たな資金供給手段について報告を受け、必要な政策を検討する予定であった。ただ、海外勢の一部には追加緩和の思惑があったことから、発表後には円買い戻しの動きが見られたものの、値動きは限定的だった。

本日の米国市場では、主要な経済指標の発表がないことや、3連休(25日・メモリアルデー)を控えて米債券市場が短縮取引となることもあり、積極的な売買が手控えられる可能性も考えられる。そのため、限定的な動きも予想されるが、米中の対立懸念も徐々に高まっていることから、新たな要人発言や報道に反応する可能性も考えられることから、注意も必要だろう。

ドルは主要通貨に対して上値の重い動きが続いており、特にドル/円は108円台へ定着できなかったことから上値の重い動きが続いており、週序盤から高値を切り下げる展開が続いている。そのため、一旦調整に向かうとの見方も多くなっており、それを判断をする上で、昨日まで6営業日連続で安値が切り上がっていることから、昨日安値の107.52を下抜けるかどうかが注目されている。下抜ける場合には、一旦の下振れとなる可能性にも警戒したい。

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