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2019-06-18 21:39:12

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年6月5日

マーケットトピックス 2018年6月5日

前営業日トピックス

東京市場では、先週末の海外市場の流れを受けて、底固い展開で始まった。日経平均株価が堅調な動きとなったことや、実需のドル買いなどもあり、序盤のドル円・クロス円は堅調な動きとなった。その後は、新規材料に乏しく、小動きの展開が続いた。
欧州市場では、序盤欧州主要株価が堅調な動きとなったものの、政治的懸念も根強く、ユーロを中心にやや軟調な動きとなった。しかし、米国市場では、米政権の通商問題に対する懸念があるものの、米経済に対する楽観的な見方が広がったことや、米国の利上げペースの加速観測などから、ドルは堅調な動きとなった。 

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)先週末に、混乱していた欧州の政治的不安が落ち着いたことや、米雇用統計が良好な結果だったことなどもあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。また、日経平均株価が300円以上の上昇となったことや、週明けの実需筋によるドル買いなどもあり、仲値公示近辺にかけて堅調な動きとなった。

(2)日銀の国債買入れでは、前週に続いて日銀が減額する可能性があるとの思惑から、やや動きが出る場面もあったが、買い入れ予定額は前回から据え置きとなった。その後は、利益確定の売りが出て下落したものの、新規材料に乏しく、小動きの展開が続いた。しかし、欧州勢が円買いを先行させたこともあり、NY市場序盤までドル円・クロス円は軟調な動きが続いた。

(3)米国市場では、先週末の米雇用統計の結果が改めて意識され、米経済に対する先行き期待に加え、米国の利上げペースの加速観測も加わり、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、ナスダックが終値ベースで最高値を更新するなど、米主要株価が序盤から堅調な動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

本日のトピックス

豪中銀の金融政策発表では、政策金利は現行の1.50%に据え置きが予想されており、注目は前回の声明から文言の修正があるかどうかである。声明で銀行の融資基準厳格化を支持していたが、一部で経済成長を阻害するとの懸念が示されたこともあり、信用基準の厳格化に肯定的な見方を改めて示す可能性も指摘されている。
米国市場では、先週末の米雇用統計が比較的良好な結果となったことや、米経済の先行き期待が高まったことから、本日発表されるISM非製造業景況指数、JOLT求人件数の結果に注目したい。雇用統計前まではやや冴えない結果が続いていたことから、結果によっては上値の重い動きとなる可能性も考えられる。

6/5の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

5月ISM非製造業景況指数

ISM非製造業景気指数は、全米供給管理協会(Institute for Supply Management=ISM)が発表する米国の非製造業(サービス業)の景況感を示す指数。管理責任者に対するアンケートを集計した指数であり、50が景気の拡大・後退の判断基準であり、50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退と判断する。
57.6 56.8
前回は、市場予想を下回り、3ヵ月連続の低下となった。新規受注は前月を上回ったものの、雇用が1年ぶりの低水準となった。そして、経済に関して明るい見方を維持する一方、関税に伴うコストへの影響に懸念が示されたことが影響した。今回は、若干の改善が予想されているものの、大きな改善にはならないだろう。
23:00 米国

4月JOLT労働調査[求人件数]

JOLTS 労働調査(求人件数)は、米労働統計局が求人状況を測定するために実施する調査で、小売業や製造業など各業種の雇用データをもとに算出する統計。
630.0万件 655.0万件
前回は、市場予想を大幅に上回り、過去最高となった。求人件数が豊富にあり、労働市場の環境が整っていることが示された。今回は、前回の大幅増の反動から低下が予想されているが、依然として過去最高水準であり、前週末の米雇用統計の良好な結果もあり、懸念要因にはなり難いだろう。

気まぐれ投資コラム

ドルの売り越しは6週連続減少、円の売り越しは3月下旬以来の高水準

CFTC(米商品先物取引委員会)の発表したIMM通貨先物の投機部門の取組(5/29までの週)では、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は48億5000万ドル(前週79億8000万ドル)と前週から減少しました。売り越し額の減少は6週連続。また、10通貨に対する売り越し額は51億9000万ドル(前週84億5000万ドル)と、昨年12月末以来の低水準となりました。

比較的堅調な米経済と、米国の追加利上げ観測を背景にドルの売り越しは減少傾向が続いていると考えられます。ただ、財政的な不均衡などマイナス要因が引き続きドルのリスクとして介在しているとの見解も出ています。そのため、ドルの上昇は長く続かない可能性を指摘する向きもあります。

ユーロの買い越しは9万3037枚(前週10万9744枚から)と減少、円の売り越しは8036枚(前週は2767枚)と、3月下旬以来の高水準。また、豪ドルの売り越しは2016年2月以来の高水準、ポンドの買い越しは4週間ぶりの高水準、そしてスイスフランの売り越しは、2007年半ば以来の高水準となりました。

※出所:CFTCデータを基にSBILMが作成 

※出所:CFTCデータを基にSBILMが作成 

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