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2019-10-15 10:57:06

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2018年3月14日

マーケットトピックス 2018年3月14日

前営業日トピックス

東京市場では、海外市場の流れを引き継ぎ、ドルが軟調で始まった。また、日経平均株価が下落して始まったことも影響した。午後に入り、日経平均株価がプラス圏に戻すまで上昇したことや、米長期金利が上昇したことが影響して円売りが優勢となった。
米国市場では、序盤に発表された米消費者物価指数(前月比)が前月から低下、利上げペースが加速するとの見方が後退したこともあり、ドルはやや軟調となった。その後、トランプ米大統領がティラーソン国務長官を解任したとの報道を受けて、ドルは一段安となった。また、株価が終盤まで軟調な動きを続けたこともあり、ドル円・クロス円は軟調な動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1) 米国の関税政策や財政赤字拡大に対する懸念を背景にしたドル売り・円買いが続いている上に日本の森友問題も加わり、リスク回避の円買いが先行した。ただ、麻生財務相が原因究明と再発防止が大臣として与えられた仕事だと述べ、辞任の考えがないことを表明したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

(2) 午後には日経平均株価が上昇に転じたことや、米長期金利が上昇したことから、安全資産とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となった。

(3) 浅川財務官が「麻生財務相には国会の状況が許せばG20に参加してもらう意向」と述べたことを受けて、一段の円売りが進んだものの、政府・与党筋が「国会の了承が不透明なためG20には欠席の公算」と打ち消したことで上値が重くなった。しかし、ドル/円は107円台を回復したことから強含んで一段の上昇となった。

(4) 米消費者物価指数が予想通りの結果(前月から低下)となったことで、FRBの利上げペースは緩やかなものに留まるとの見方が裏付けられて、ドルは軟調となった。また、金利先物市場では、指標結果を受けて年内4回の利上げ予想確率が低下したことも影響した。その後、トランプ米大統領がティラーソン国務長官を解任したとの報道を受けて、ドルは一段の下落となった。また、米主要株価が下落に転じ、下げ幅を拡大したことから、クロス円も軟調となった。

本日のトピックス

アジア時間には、米国のペンシルバニア州連邦下院補欠選挙の結果が明らかになる予定であり、結果を受けた動きに注目したい。特に、アラバマ州の上院補選では、共和党候補が民主党候補に敗れていることから注目が集まっている。ペンシルバニア州の選挙は中間選挙の行方を占う上で重要な指針とされており、結果によっては、中間選挙の行方を左右する可能性もあり、トランプ政権に影響する可能性さえも考えられる。そして、米国時間に改めて思惑が交錯し、材料視される可能性も考えられることから、注意したい。また、前日に続き米国の主要な経済指標の発表が予定されており、こちらの結果にも注目したい。

3/14の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

2月小売売上高(前月比)

小売売上高は、米国商務省が百貨店やスーパーの売上調査を基にして発表している指標である。個人消費はGDPの約70%を占めており、小売売上高は個人消費の動向を見る上で重要な経済指標の一つであり、米国経済に与える影響も大きいため注目されている。
0.3% -0.3%
前回は、2017年2月以来のマイナス幅となり、消費の鈍化が示された。ただ、1月は低下する傾向があることから、反応はやや限定的だった。今回は、前回の反動から伸び幅の拡大が予想されているが、季節的に織り込み済みであり、予想以上の伸び、予想外の低下とならなければ、反応も大きくならないだろう。
21:30 米国

2月生産者物価指数(前月比)

生産者物価指数(PPI=Producer Price Index)は、米国内の販売業者の販売価格を調査し、算出した物価指数。特に、振れ幅の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されており、消費者物価指数(CPI)と同様にインフレ圧力を測る指標として注目されている。
0.1% 0.4%
前回は、市場予想を上回り、3ヵ月ぶりの高い伸びとなった。原油価格が2014年12月以来の高水準となったことなどが影響し、全体を押し上げる結果となった。今回は、前回から伸び幅の低下が予想されており、特に前月後半から原油価格が大幅下落となったこともあり、全体が引き下げられる可能性も一部では指摘されている。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円は、一目均衡表の基準線を一時上抜けたものの、押し戻されて上値の重い動きが続いている。ここから、再び上抜けを試す動きとなるのか、ここから反落となるのか注目したい。
一目均衡表の基準線は、本日84.106だが、15日には83.734、16日には82.889と低下することから、価格が現状の水準を維持すれば、上抜けの可能もある。また、オシレーターのMACDでは、両線上向きで乖離幅の拡大が続いていることも、上昇への良い形となっている。

しかし、昨日のローソク足の足型が上影線(上ヒゲの長い形)となっていることから、下振れにも注意したい。
特に、83.54を下抜ける場合には、下げ加速となる可能性が考えられる。

上値のポイントは
(1)84.11(基準線)(2)84.52(3)84.85

下値のポイントは
(1)83.54(2)83.00(3)82.63

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