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2019-10-14 15:08:29

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2017年10月13日

マーケットトピックス 2017年10月13日

前営業日トピックス

前日の海外市場で公表された9月の米FOMC議事録が、ややハト派的だったとの見方が引き続き材料視され、序盤からドルは軟調な動きとなった。ただ、日経平均株価が堅調な動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。午後には、米国債利回りが低下したことを受け、円買い・ドル売りが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。
また、欧州主要株価が下落して始まったことも影響した。その後は、値を戻す動きが見られたものの、EUの首席交渉官のバルニエ氏が英離脱交渉に関して懸念を示したことから、ポンドが主要通貨に対して下落となった。そして、対円でのポンド下落の影響がほかのクロス円にも影響した。
米国市場では、米経済指標結果を受けてドルが上昇したものの、株価や米国債利回りの低下が影響し、終盤まで上値の重い動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日に公表された9月の米FOMC議事要旨がややハト派的と受け止められたことが材料視され、序盤は円買い・ドル売りが先行した。また、上昇して始まった日経平均株価が上げ幅を縮小する動きとなったこともやや影響した。

(2)国内の機関投資家は、国内株価の好調を受けて海外投資を控えており、為替市場の参入は限定的との見方が出ていることや、米国債利回りの低下が続いたことを受けて、円買いが優勢となった。また、欧州主要株価が序盤から軟調な動きとなったことも円の押し上げ要因となった。

(3)目立った材料に乏しい中、米国債利回りが上昇したことなどを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、EUのバルニエ首席交渉官が英国のEU離脱協議が「行き詰まっている」と発言したことを受けて、ポンドが主要通貨に対して下落となり、対円で1円以上の大幅下落となったことから、ドル/円やその他のクロス円にも波及した。

(4)9月の米生産者物価指数が上昇したことや、失業保険申請件数が市場予想より少なかったことが好感され、ドルは堅調な動きとなったが、FRB人事に対する思惑や、翌日の消費者物価指数の発表を控えて様子見ムードも出ており、上値は限定的となった。その後は株価が上値の重い動きとなったことや、米国債利回りの低下を受けて、ドルは軟調な動きとなった。一方、EU主席交渉官が2年間EU市場に留まることを英国に提案との報道を受けて、ポンドは主要通貨に対して上昇し、欧州時間の下げ幅を全て埋める動きとなった。

本日のトピックス

東京市場では、引き続き日経平均株価の動きに注目が集まっている。昨晩の海外市場では、主要株価が軟調な動きとなったが、日経平均が1996年12月以来の21,000円台乗せとなるのか注目される。また、中国の主要な経済指標の発表が予定されているが、最近は反応に乏しいことからやや注目度が低下している。
米国市場では、消費者物価指数の発表が予定されており、年内の利上げ期待が変化するような結果となるのか注目されている。また、複数の米金融当局者の発言も予定されており、発言の内容にも注目したい。

10/13の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

9月消費者物価指数(前月比)

消費者物価指数(CPI = Consumer Price Index)は、消費者を対象とした小売やサービスの価格動向を示した指数である。特に、食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されている。そして、米国の金融政策を決定する上で重要な経済指標であり、為替市場への影響も非常に大きい。
0.6% 0.4%
前回は、市場予想を上回る結果となり、1月以来の高い伸びとなった。特に、エネルギーが大きく伸びたことが全体を押し上げた。今回は、前回より一段の伸び幅の拡大が予想されているが、FOMC議事録で物価関連の経済指標はハリケーンの影響を受けていると指摘されたことから、結果には注目したい。
21:30 米国

9月小売売上高(前月比)

小売売上高は、米国商務省が百貨店やスーパーの売上調査を基にして発表している指標である。個人消費はGDPの約70%を占めており、小売売上高は個人消費の動向を見る上で重要な経済指標の一つであり、米国経済に与える影響も大きいため注目されている。
1.7% -0.2%
前回は、市場予想を下回り、2016年1月以来の大きなマイナス幅となった。一部でハリケーンの影響が出た可能性も指摘された。今回は、前回の反動で大きな伸びが予想されており、一部ではハリケーン後の需要が表れているとの見方もある。
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