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2019-06-26 17:47:07

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2017年4月21日

マーケットトピックス 2017年4月21日

前営業日トピックス

東京市場では、商業決済が集中しやすい五十日(ごとおび)であったことから、本邦実需のドル買い・円売りフローが入ったこともあり、仲値公示近辺までドル/円は堅調な動きとなった。また、日経平均株価が堅調な動きとなったことも影響し、クロス円も堅調な動きとなった。
しかし、午後に入ると株価は上値が重い動きとなり、引けにかけてマイナス圏に下落したことから、円を買い戻す動きも見られ、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。
海外市場では、欧米の株価や、米債券利回りが上昇したことを受けて、堅調な動きとなった。また、黒田日銀総裁がインタビューで金融緩和の政策スタンスを維持すると発言したことも円売り材料となった。一方、ユーロは、フランス大統領選の第1回目の投票を控えて、様子見ムードからやや上値の重い動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)日本の3月の貿易収支は、市場予想を上回る黒字額となったが、市場の反応は限定的だった。ただ、五十日(ごとおび)で本邦実需のフローも出やすく、仲値公示にかけては輸入企業のドル買いが入り、ドル/円は一時109円台まで上昇した。また、日経平均株価が堅調な動きとなったことも影響し、ドル円・クロス円の押し上げ要因となった。

(2)109円台では、短期筋などの戻り売りも入り上値の重い動きとなった。また、堅調な動きが続いた日経平均株価が終盤にマイナス圏に下落したことや、独DAX指数などが下落して始まったことも嫌気され、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

(3)フランスやドイツの主要株価指数が堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク回避姿勢が和らいだことや、米債券利回りが上昇したことを受けて、円を売る動きが優勢となった。

(4)109円台では引き続き上値の重い動きが続いたものの、欧米の株価や債券利回りが上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。また、日銀総裁が資産購入やマネタリーベース拡大のペースは、当面現状を維持すると発言したことも円売りの一因となった。また、米財務長官が、税制改革が年末を待たずに実現することを望むと発言したこともドル買いに影響した。

本日のトピックス

東京市場では、日本の主要な経済指標の発表がないことから、やや限定的な動きも考えられるが、前日の海外市場で主要株価が上昇したことで、前日終盤にマイナス圏に下落した日経平均株価の動きに注目したい。
また、フランス大統領選の1回目の投票を直前に控えたテレビ討論会を終えており、各調査会社の世論調査の結果に注目したい。過去2回のテレビ討論会後の世論調査では、支持率を伸ばす候補がおり、ユーロ相場にも影響したことから、注目したい。
米国市場では、住宅関連の経済指標の発表が予定されており、改善が予想されていることから結果に注目したい。また、G20財務相・中央銀行総裁会議が開催されており、前日にも日米当局者の発言を受けて為替相場が反応したことから、要人発言などには注意したい。

4/21の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

3月中古住宅販売件数

中古住宅販売件数は、所有権が移転した中古住宅の販売件数であり、米国の景気動向を見る上で重要視されている経済指標の一つである。ローン金利動向やローン申請件数と関係も深い。
560万件 548万件
前回は、市場予想を下回る結果となり、2007年2月以来、10年ぶりの高水準から低下した。引き続き、好調な住宅販売は変わらず、前回の減少は一時的との見方が多く、今回は再び560万件台に改善すると予想されている。最近の米経済指標は低迷が続いていることから、予想通りの改善となれば、ドル相場にも影響するだろう。
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