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2019-10-22 14:42:57

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2016年1月27日

マーケットトピックス 2016年1月27日

前営業日トピックス

前日の海外市場の流れを引き継ぎ、軟調な展開で始まった。米国株価や原油価格の下落を背景に、日経平均株価が大きく下落して始まったことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。一時、日銀に対する追加緩和期待や実需筋の買いもあり、仲値公示後は値を戻す場面もあったが、上海株が下げ幅を拡大すると、リスク回避の動きが強まり日経平均株価も400円以上の下落となった。しかし、その後は原油価格が大きく上昇する動きとなったことから、ドル買い・円売りが優勢となり、資源国通貨も大きく上昇となった。米国市場では、FOMCの結果発表を翌日に控えて様子見ムードも強く、やや限定的な動きが続いた。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)日経平均株価が下落して始まったことや、甘利経済再生相が「日銀はECBのような踏み込んだ手法を取らないと思う」と発言したことを受けて、円買いが優勢となった。
(2)日経平均株価が終盤に400円以上の下げとなったことや、上海株価が6%以上の下落となったことから、リスク回避の動きが一段と強まる。
(3)OPEC加盟国と非加盟国が供給過剰対策の合意に近づいているとの期待感から買いが優勢となり、1バレル=30ドル台後半まで上昇。リスク回避の動きが後退し、円売が強まる。
(4)米国市場では、原油や株価が堅調な動きとなったことから、ドル円・クロス円も堅調な動きとなったが、FOMCを控えて様子見ムードも強く限定的な動きとなった。

本日のトピックス

東京市場では、週末の日銀金融政策決定会合の結果発表を控えて徐々に様子見ムードも強まりつつある。ただ連日、金融政策に関する要人発言も続いていることから、関連する発言などには注意したい。また、原油価格や株価動向が引き続き為替市場にも影響を色濃く残しており、特に原油に関しては、生産国に関する話題には過敏に反応しやすいことから注目したい。そして、米国市場では、午後にFOMCの政策発表が予定されており、それまではやや限定的な動きも予想される。FOMCでは、政策の変更等は現状維持がコンセンサスだが、声明の中身に注目が集まっている。

1/27の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
0:00 米国

12月新築住宅販売件数

米国内で販売された新築住宅件数(売買契約締結時点)を集計した経済指標であり、地域別の販売件数や販売価格、一戸建やコンドミニアム、集合住宅を含めた数字も発表されている。そして、景気動向の先行を見る上で注目されている指標の一つである。
50.0万件 49.0万件
前回は、市場予想を下回り、3ヵ月連続で50万件を下回る結果となり、やや住宅市場の勢いが減速しているとの見方が広がった。今回も市場予想は50万件台だが、予想通り大台回復となるのかどうか注目したい。50万件を下回る場合には、住宅市場の減速懸念が再び高まる可能性も考えられる。
4:00 米国

FOMC政策金利発表

FOMC(Federal Open Market Committee 連邦公開市場委員会)は、米国における金融政策の最高意思決定機関で、公開市場操作の方針を決定する委員会である。メンバーはFRBの議長、副議長を含7名の理事と、ニューヨーク連銀総裁、地区連邦準備銀行の総裁4名の計12名から構成されている。
0.50% 0.50%
今回のFOMCでは政策変更なしがコンセンサスであり、イエレンFRB議長の会見も予定されていない。だが、声明で不安定な市場への懸念や、海外情勢への関心が強まる文言が出るようなら、3月の追加利上げ期待の後退観測が高まる可能性も考えられる。
5:00 NZ

ニュージーランド政策金利発表

2.50% 2.50%
ニュージーランドの政策金利は、据え置きの見通しだが、先週発表された消費者物価指数が1999年以来の低水準となったことで、声明で一段の緩和姿勢を示唆する可能性も考えられる。NZ中銀は、12月の政策発表時(0.25%利下げ)に、追加利下げを実施することなくインフレ目標の達成は可能との見方を示し、緩和サイクルの打ち止めを示唆していた。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート1時間足

ドル/円は、昨日一目均衡表の雲下限近辺まで下落したものの底固く、反発して雲上限近辺まで上昇する動きとなった。しかし、雲上限ライン近辺でも上値の重い動きが続いており、目先は雲を完全に上抜けて一段の上昇となるのか、再び雲下限を目指す動きとなるのか注目したい。オシレーターのMACDでは、両線がクロスしているものの、やや振れ幅が小さくなっており、信頼度はやや低い。また、16時(±2時間)には、相場の方向性が転換・加速となり易い時間帯であることから、この時間帯の動きにも注目したい。

気まぐれ投資コラム

NY原油 2

NY原油は、日足チャートにおいて、37.75を下抜けたことによる一目均衡表のN計算の下値目標近辺まで下落し、その後反転して上昇となっています。(1)から(2)までの下げに対する戻しはほぼ半値戻しとなっており、今回の戻しが同様の半値程度の戻しとなるなら、戻りの目標は38.56となります。目先は、33.98、38.39、38.56がチャート上の重要ポイントとなります。
ファンダメンタルズでは、米国の在庫増や、産油国であるイランの経済制裁解除による供給増懸念がある一方、原油価格の下支えに向けたOPECの臨時会合を提案する産油国もあります。特に、欧米の対イラン経済制裁解除を背景に、イランが対立国に対して軟化姿勢を示すなど、欧州市場向けの輸出シェア獲得に向けた動きとの見方も出ており、今後も思惑が交錯する動きが続きそうです。

※出所:Bloomberg

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