【雇用統計結果が米経済の回復を裏付け、ドルは上昇】
1月の米雇用統計が事前予想を上回る好結果を示したことで、ドルは主要通貨に対して上昇。
(図1 白・・・ドル円、オレンジ・・・ドルユーロ、黄・・・ドル豪ドル)
(出所:ブルームバーグ)
米経済の回復が確認され、国債売り・株買いが同時進行したものの、今年6月にもFRBによる利上げが開始されるとの思惑が広がり、S&P先物は途中から下落に転じた。
(図2 白・・・ドル円、黄・・・米国10年債利回り、オレンジ・・・S&P先物)
(出所:ブルームバーグ)
ドルは対円ではほとんど押し目なく上昇し、60分足では三角持合いの上限に達したことが確認できる。
(図3 ドル円)
(出所:ブルームバーグ)
(図4 ドル円 60分足)
(出所:ブルームバーグ)
【不調な中国貿易収支を受け、豪ドルに再び売りの圧力】
8日発表の1月の中国貿易収支は600億米ドルの黒字だったが、内訳をみると輸入が19.9%急減したことが判明。この結果を受け、豪ドルに再び売りの圧力がかかるかに注目。
(図5 中国貿易収支)
(出所:ブルームバーグ)
(図6 中国輸入貿易)
(出所:ブルームバーグ)