【本邦5年新発債利回りが史上初めてのマイナス】
昨日は、本邦5年新発債利回りが史上初めてマイナスをつけた。
今週は日銀とECBの金融政策が発表される。
(図1 日本5年債利回り 日足)

(出所:ブルームバーグ)
日本、ドイツ、米国の5年債利回りが、各国ともに年末から低下している。
(図2 白・・・日本5年債利回り、黄・・・米国10年債利回り、オレンジ・・・ドイツ5年債利回り)

(出所:ブルームバーグ)
各国の10年債利回りも下落傾向が続いている。
米10年債利回りは1.80%を割れてきた。本邦10年債利回り低下に勢いがみられる。
身近な影響として、住宅ローン金利などの変化が気になる。
(図3 白・・・日本10年債利回り、黄・・・米国10年債利回り、オレンジ・・・ドイツ10年債利回り)

(出所:ブルームバーグ)
米国の緩和政策の継続から金価格の下落が進行していたが、金融政策の引き締めが意識され始めたタイミングで下げ止まった印象を受ける。
対ドルでの豪ドルと金価格推移の方向性が似通っている事が見て取れる。
(図4 白・・・金価格(ドル建て)、黄・・・豪ドル米ドル)

(出所:ブルームバーグ)