【ドル円がニューヨーク市場に入り急落、その訳は】
アジア、欧州市場で109円台推移を続け、更にドル上値を狙うような期待が高まっていたが、ニューヨーク市場に入り売られ始め、結局108円台半ば近くまで下落してしまった。
(図1:ドル円 1分足)
(出所:ブルームバーグ)
ニューヨーク市場で急落した要因は、主に米国金利の低下にあったようだ。ニューヨーク市場入り前から米金利は低下し始め、米国株式市場が開いて間もなく急落し始めると、その動きに沿うようにドル円も急落となった。
(図2:ドル円・・・白、ミニS&P指数先物・・・オレンジ、米10年債利回り・・・黄)
(出所:ブルームバーグ)
こうした展開になると、ドル円の下値が気になってくる。109円台乗せ後、23日に付けた安値レベル108.25が下値の目安として意識される。
(図3:ドル円 15分足)
(出所:ブルームバーグ)