12日発表の英6月の月次GDPは前月比‐0.1%、4-6月期GDPも前期比‐0.6%、さらに6月鉱工業生産も前月比‐0.9%と市場予想を上回ったものの、いずれも減速及び低下。英中銀の想定する今年10-12月以降からの英経済の景気後退局面入りが既に始まっているとの観測が嫌気され、ポンドは対ドルで日足・雲の下限や転換線を下回ったまま取引を終了。
GBPUSD

- ※出所:SBIリクイディティ・マーケット
1)5月27日の高値(1.2666ドル)と8月10日の高値(1.2276ドル)を結んだライン(1)(現状:1.2251ドル)、さらに日足・雲の上限(1.2266ドル)や8月10日の高値(1.2276ドル)を上抜けるか、上値メドとして注目。
2)日足・雲の下限(1.2136ドル)および転換線(1.2140ドル)が上値抵抗線として意識され、日足・基準線(1.2026ドル)、さらには8月5日の安値(1.2003ドル)を下抜けるか、下値メドとして注目。
こうした対ドルでの動向、さらに今週発表される米7月小売売上高や8月IMS製造業景況指数の先行指標として注目される8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数をはじめとする米経済指標を受けてドル円が日足・基準線や雲の上限を回復できるか、ポンド円の動向に大きく影響を及ぼす可能性があるだけに注目されます。
GBPJPY

- ※出所:SBIリクイディティ・マーケット
1)日足・基準線(162円89銭)および日足・雲の上限(163円87銭)、また、6月9日と7月27日の高値(168円72銭、166円33銭)を結んだライン(1)(現状:165円43銭)を上抜けるか、上値メドとして注目。
2)日足・雲の下限(162円16銭)及び転換線(162円48銭)が上値抵抗線として意識され、日足・基準線(162円89銭)を回復できないまま、8月2日の安値(159円45銭)、さらには200日移動平均線(158円72銭)を下抜けるか、下値メドとして注目。

- ※出所:英統計局
今週は16日に発表される英6月平均賃金上昇率をはじめとする雇用関連指標のほか、17日に発表される英7月消費者物価指数、さらに19日発表の7月小売売上高をはじめとする指標は9月15日の英中銀政策委員会の利上げペースを占う上で注目されます。こうした指標を受けた対ドル、対円での反応が注目されます。
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