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2020-12-01 06:14:47

マーケット > レポート > 投資環境ウィークリー > 先週は米FRBの企業支援策が奏功。今週は企業決算、IMF世界経済見通し注目

先週は米FRBの企業支援策が奏功。今週は企業決算、IMF世界経済見通し注目

2020/4/14
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 米FRB(連邦準備理事会)は先週大規模資金供給。フロー(流動性)の危機は収束か
  • 但しストック(資産)の危機はこれから、格下げリスク増。決算発表は企業のバランスシート政策に注目
  • 今週発表のIMF世界経済見通しでは、今年はマイナス成長となる見通し

「投資環境ウィークリー」4月13日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

企業に待ち受ける次の試練

■ 流動性(フロー)の危機はひとまず収束か
   しかし、資産(ストック)の危機はこれからか

先週の世界の株式市場は力強く上昇、米FRB(連邦準備理事会)は条件付きながら投機的等級企業の社債購入を可能にするなど一歩踏み込んだ流動性支援策を講じ、金融市場に安心感を与えました。資金繰りに苦しむ企業の緊張感も相当緩和するとみられます。また、市場参加者の間でも「(キャッシュ)フローの危機は終焉へ」と評価は概ね上々、株式などのリスク資産市場では、ひとまず買い安心感が広がり易くなるのではとみています。

但し、企業の試練はまだ終わっていないとみています。「資産(ストック)」が傷つくのはこれからとみられるためです。経済活動の停滞等により資産の減損や除却等を今後強いられバランスシートの質が低下、格下げリスクに直面する企業も増えるだろうとみています(上図)。

米国を皮切りに今週以降本格化する1-3月期企業決算、収益と共に経営者の声には特に注目しています。多くは語らないでしょうが、先を見据え減損等身を削る決断をする体力ある企業と、そうでない企業との間で選別が進み、株価や社債価格に反映されるとみているためです。

そして、今週はIMF(国際通貨基金)が世界経済見通しを発表(14日)、2020年の世界経済成長率は小幅マイナスになるとみています。注目は、IMFは世界景気の底入れ時期をいつとみているか?早期底入れとの見方を示せば、バランスシート政策に悩む経営者、そしてリスク資産市場にとっても朗報になるとみています。(徳岡)

今週の主要経済指標と政治スケジュール

4/14(火)
  • (米)JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー
     2020年1-3月期 決算発表
  • (米)ウェルズ・ファーゴ 2020年1-3月期 決算発表
  • (米)ジョンソン・エンド・ジョンソン 2020年1-3月期 決算発表
  • (中)3月  貿易額(米ドル、前年比)
    輸出 1-2月:▲17.2%、3月:(予)▲14.0%
    輸入 1-2月:▲4.0%、3月:(予)▲10.0%
  • (他)IMF(国際通貨基金)が世界経済見通し公表
4/15(水)
  • (米)ベージュブック(地区連銀経済報告)
  • (米)3月  小売売上高(前月比)
    2月:▲0.5%、3月:(予)▲8.0%
  • (米)3月  鉱工業生産(前月比)
    2月:+0.6%、3月:(予)▲4.2%
  • (加)金融政策決定会合
    翌日物金利:0.25%→(予)0.25%
  • (他)G20(20ヵ国・地域)財務相・中銀総裁会議
    (電話会議)
  • (米)バンク・オブ・アメリカ 2020年1-3月期 決算発表
  • (米)モルガン・スタンレー 2020年1-3月期 決算発表
  • (米)ゴールドマン・サックス 2020年1-3月期 決算発表
  • (米)シティグループ 2020年1-3月期 決算発表
4/16(木)
  • (米)3月  住宅着工・許可件数(着工、年率)
    2月:159.9万件、3月:(予)130.7万件
  • (米)4月11日終了週 新規失業保険申請件数
    4月4日終了週:660.6万件
    4月11日終了週:(予)500.0万件
4/17(金)
  • (中)1-3月期 実質GDP(前年比)
    10-12月期:+6.0%、1-3月期:(予)▲6.0%
  • (中)3月  鉱工業生産(前年比)
    1-2月:▲13.5%、3月:(予)▲7.0%
  • (中)3月  小売売上高(前年比)
    1-2月:▲20.5%、3月:(予)▲12.3%
  • (中)3月  都市部固定資産投資(年初来、前年比)
    2月:▲24.5%、3月:(予)▲15.0%
  • (中)3月  調査失業率
    2月:6.2%、3月:(予)NA%
  • (他)IMF・世界銀行春季会合(〜19日)

注)(日)日本、(米)米国、(独)ドイツ、
    (中)中国、を指します。
     日程および内容は変更される可能性があります。

出所) 各種情報、Bloombergより当社経済調査室作成

注)MSCI WORLD、MSCI EM、S&P先進国REIT指数は米ドルベース。
       原油は1バレル当たり、金は1オンス当たりの価格。
       騰落幅、騰落率ともに2020年4月3日対比。
       米欧など一部海外の株式・リート・10年国債利回りの直近値は
       2020年4月9日時点。

出所) MSCI、Bloombergより当社経済調査室作成

注)上記3図の直近値は2020年4月10日時点。
       米国・ドイツの株式・10年国債利回りは同年4月9日時点。

出所)Bloombergより当社経済調査室作成

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  • 当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いいたします。
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