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2019-08-22 17:53:32

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貿易摩擦がリスク選好に戻った金融市場を再び冷やすか

2018/7/24
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 7月末にかけて米国とEU、日本の通商協議があり、自動車関税の行方が最大の注目点
  • 金利正常化に向けて米欧日中銀の速度差が鮮明、為替相場にも影響大
  • 貿易戦争が懸念されるも米国の好調な企業決算や高水準の経済成長率が株式相場を下支える見込み

「投資環境ウィークリー」7月23日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

政権維持のため支持率引上げの施策が続く

■ 今月末にかけ米国と主要国の通商協議が続く
米中貿易摩擦が過熱するなか、米国との通商問題はその他の国・地域にも拡大、自動車貿易にも飛び火しようとしています。欧州連合(EU)のユンケル委員長は25日に通商問題でトランプ米大統領との会談が予定されています。また、7月末には日米貿易協議が開かれる予定であり、自動車への関税賦課を巡る駆け引きが注目されます。IMF(国際通貨基金)は貿易戦争が自動車関税に及んだ場合の世界経済下押しの深刻さを警告しています。

■ 鮮明となる日米欧の金利正常化の差
17・18日のパウエルFRB議長の半期議会証言は足下の景気に楽観的であり今のところは段階的利上げが最善との内容。26日のECB理事会は金融政策の現状維持が見込まれ、既に資産買い入れの年内終了が表明されているため利上げの時期が焦点です。今月末の金融政策決定会合で日銀は物価が上がらない要因を詳しく点検するとされ、米欧日中銀の「出口」に向かう速度差は一段と開いています。為替相場はドル高に傾き易いとみています。

■ 米国の企業決算や4-6月期成長率に注目
今週も23日のアルファベット、25日のフェイスブック、26日のアマゾン・ドット・コムなど米主要企業の4-6月期決算が注目です。また、27日の4-6月期米実質GDPは前期比年率+4.3%の高成長が見込まれ、米経済の力強さが確認されそうです。貿易戦争が懸念されるも堅調な米景気や企業収益が株価を下支えするでしょう。(向吉)

今週の主要経済指標と政治スケジュール

7/23(月)
  • (米)6月 中古住宅販売件数(年率)
    5月:543万件、6月:(予)545万件
  • (米)アルファベット 4-6月期決算発表
7/24(火)
  • (米) 7月 製造業PMI(マークイット、速報)
    6月:55.4、7月:(予)55.1
  • (欧) 7月 製造業PMI(マークイット、速報)
    6月:54.9、7月:(予)54.7
  • (独) 7月 製造業PMI(マークイット、速報)
    6月:55.9、7月:(予)55.7
  • (他) トルコ 金融政策委員会
    1週間物レポレート:17.75⇒(予)18.75%
7/25(水)
  • (米) 6月 新築住宅販売件数(年率)
    6月:68.9万件、7月:(予)67.0万件
  • (米) ゼネラル・モーターズ 4-6月期決算発表
  • (米) ボーイング 4-6月期決算発表
  • (米) フェイスブック 4-6月期決算発表
  • (独) 7月 ifo景況感指数
    6月:101.8、7月:(予)101.6
  • (豪) 4-6月期 消費者物価(前年比)
    6月:+1.9%、7月:(予)+2.2%
  • (他) 米・EU首脳会談
7/26(木)
  • (米) 6月 耐久財受注
    (航空機除く非国防資本財、前月比)
    6月:+0.3%、7月:(予)+0.5%
  • (米) アマゾン・ドット・コム 4-6月期決算発表
  • (米) インテル 4-6月期決算発表
  • (欧) ECB(欧州中銀)理事会
    リファイナンスレート:0.0⇒(予)0.0%
    預金ファシリティ金利:▲0.4⇒(予)▲0.4%
    限界貸出金利:+0.25⇒(予)+0.25%
  • (欧) ドラギECB総裁記者会見
  • (他) NAFTA(北米自由貿易協定)再交渉が再開
7/27(金)
  • (米) 4-6月期 実質GDP(速報、前期比年率)
    1-3月期:+2.0%、4-6月期:(予)+4.3%
  • (米) エクソンモービル 4-6月期決算発表

注)★は特に注目度の高いイベント
(日)日本、(米)米国、(欧)ユーロ圏、(独)ドイツ、(英)英国、(仏)フランス、(伊)イタリア、(加)カナダ、(豪)オーストラリア、(中)中国、(伯)ブラジル、(印)インド、を指します。
NAはデータなし。日程および内容は変更される可能性があります。
出所) 各種情報、Bloombergより当社経済調査室作成

注) MSCI WORLD、MSCI EMは現地通貨ベース。
騰落幅、騰落率ともに2018年7月13日対比。
出所) MSCI、Bloombergより当社経済調査室作成

注) 上記3図の直近値は2018年7月16日時点。
出所) Bloombergより当社経済調査室作成

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