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2019-10-23 06:18:49

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期待のアップル「iPhone8」の関連銘柄はコレだ!?

2017/06/07
投資調査部 榮 聡

例年iPhoneの新機種が発売される9月が近づいてきました。新機種「iPhone8」(と言われる)はデザイン・機能ともにメジャーな変更となる可能性が高いと言われ、需要が盛り上がる可能性がありそうです。iPhoneに部材を供給している関連銘柄への物色が高まる可能性に注目できるでしょう。

図表1:注目銘柄

銘柄 株価 (6/6) 52週高値 52週安値
アップル(AAPL) 154.45ドル 156.65ドル 91.50ドル
ブロードコム(AVGO) 253.86ドル 256.78ドル 142.27ドル
スカイワークス ソリューションズ(SWKS) 107.86ドル 109.43ドル 57.11ドル
シーラス ロジック(CRUS) 68.85ドル 69.59ドル 34.82ドル
iシェアーズ MSCI 台湾・キャップト ETF(EWT) 35.12ドル 35.22ドル 26.38ドル
  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成
1

注目高まるアップルの次期iPhone

iPhoneは株式時価総額で世界最大のアップルの売上の6割超を占め、年間の販売台数は2億台を超える、単一製品としては世界で最も売上高が大きい製品の一つです。

そのiPhoneは毎年9月の新製品発売が恒例となっており、今年は「iPhone8」と呼ばれる新モデルが発売されると観測されています(図表2)。

「iPhone8」への期待が高まりやすい背景として、以下があげられます。

【1】15年発売の「iPhone6s」、16年発売の「iPhone7」と2世代連続でマイナーチェンジが続いたため、4インチから4.7インチへの画面大型化で販売が大幅に伸びた「iPhone6」の買い替え需要がたまっている可能性が高い。

【2】ワイヤレス充電機能、有機ELディスプレイ(一部モデルのみ)、全面ディスプレイ化(スタートボタンの廃止)、ガラスのボディの採用などが噂されており、iPhone発売から10周年ということもあって新奇性が高まる可能性が高い。

市場コンセンサスによるアップルの売上(iPhoneを含む全体)は、17年4-6月期が前年比6%増、17年7-9月期が同8%増、17年10-12月期が同8%増を見込んでおり、予想のハードルはさほど高くないと言えそうです。

「iPhone8」に対する消費者の期待が高まると買い控えが予想され、発売前の4-6月期、7-9月期については、売上が不安定となりやすい点には注意が必要でしょう。しかし、市場で買い控えと判断されれば、その分は10-12月期にずれ込むだけですので、さほどネガティブな反応にはならないと見られます。

一方、スマートフォンの世界シェアを見ると、トップのサムスン電子に次ぐ15.3%で、15年の18.2%から低下となっています(図表3)。中国市場でファーウェイ、オッポ、ヴィーヴォなど中国のスマホメーカーが高機能化でシェアを伸ばしたため、世界シェアも低下しています。

ただ、iPhoneは米国、日本を中心に先進国で熱心なフォロワーを獲得していることから、シェアが大きく崩れる心配はないと見られます。

9月中と予想される「iPhone8」の発売に向けて、株式市場では関連銘柄への物色が盛り上がる可能性がありそうです。そこで、今回はiPhoneのサプライヤーを確認して、注目銘柄をご紹介しています。

図表2:iPhoneの売上推移

  • ※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

図表3:スマートフォンの世界シェア

  • ※台湾の調査会社トレンドフォースの17年1/25公表資料をもとにSBI証券が作成
2

iPhoneのサプライヤー企業

アップルのiPhoneに関わる主要なサプライヤーは、会社資料や各種報道より分野別に以下のように推定されます(「*」は当社の取扱がない企業です)。

【半導体】
・アプリケーションプロセッサ(アプリケーションを駆動するためのスマホの中心的プロセッサ):サムスン電子(005930)、TSMC(2330)*
・ベースバンドプロセッサ(通信機能を担当するプロセッサ):クアルコム(QCOM)、インテル(INTC)
・フラッシュメモリ:東芝(6502)、サムスン電子(005930)
・DRAM:SKハイニクス(000660)、マイクロンテクノロジー(MU)
・コネクティビティ半導体(Wi-FiやBluetoothなどに使われる半導体):ブロードコム(AVGO)、クアルコム(QCOM)、スカイワークスソリューションズ(SWKS)、クォルボ(QRVO)
・オーディオ半導体:シーラスロジック(CRUS)、瑞声科技(02018)
・各種半導体:テキサスインスツルメンツ(TXN)、マキシムインテグレーテッドプロダクツ(MXIM)

【ディスプレイ、カメラ、電池】
・ディスプレイ:ジャパンディスプレイ(6740)、シャープ(6753)、LGディスプレイ(034220)、コーニング(GLW)
・カメラ:ソニー(6758)、オムニビジョン(未上場)
・バッテリー:サムスン電子(005930)、徳賽電池(未上場)

【その他電子部品】
・加速度センサー(動きの速度変化を検知する):ボシュ(未上場)、TDK(6762)
・ジャイロスコープ(動きの方向を検知する):STマイクロエレクトロニクス(STM)*
・電子コンパス(GPSに使われる):アルプス電気(6770)

【組立】ホンハイ精密工業(2317)*、ペガトロン(4938)*

また、「Bloombergのサプライチェーン分析機能」を使って、iPhoneには限りませんが、アップル向け売上比率が10%以上、かつ、アップルの仕入コストに占める比率が0.5%以上の企業を図表4にリストアップしています。

これら銘柄は「iPhone6」「iPhone7」で取引関係があったと推定されるもので、「iPhone8」で採用される保証があるわけではありません。しかし、取引関係が切れる場合には発売3ヵ月前までには何らかの動きが表面化すると考えられ、採用となっている可能性は高いと見られます。

このうち、関連度合いの大きさなどから、iPhone関連として株価の動きがよく報道される米国株としては、スカイワークスソリューションズ、クォルボ、シーラスロジック、ブロードコム、クアルコムなどがあります。

図表4:アップル向け売上比率の高い企業

銘柄(コード) 関連分野 アップル
向け売上
比率(%)
アップルの
仕入コスト
比率(%)
データの出所
米国 シーラス ロジック(CRUS) オーディオ半導体 79.079.0 79.00.90 会社資料
日本 ジャパンディスプレイ(6740) ディスプレイ 79.053.7 79.03.23 会社資料
中国 瑞声科技(02018) オーディオ半導体 79.047.0 79.01.05 推計
日本 フォスター電機(6794) ヘッドホン 79.043.9 79.00.51 会社資料
米国 クォルボ(QRVO) コネクティビティ半導体 79.034.0 79.00.76 会社資料
韓国 LGディスプレイ (034220) ディスプレイ 79.030.3 79.03.65 推計
日本 シャープ(6753) ディスプレイ 79.027.1 79.04.05 会社資料
米国 ジェイビル(JBL) 受託生産 79.024.0 79.03.30 会社資料
日本 NOK(7240) フレキシブル基板 79.023.8 79.01.08 会社資料
日本 ミネベアミツミ(6479) バックライト 79.017.8 79.00.69 会社資料
米国 マイクロン テクノロジー(MU) 半導体メモリ 79.011.0 79.01.06 会社資料
韓国 SKハイニクス (000660) 半導体メモリ 79.010.4 79.01.76 推計
  • 注:当社取扱企業に限ります。
  • ※Bloomberg「サプライチェーン分析機能」のデータをもとにSBI証券が作成
2

注目企業をご紹介

「iPhone8」の当事者であるアップルに加え、(2)でリストアップしたサプライヤーから3社を、また、当社では台湾の個別企業の取り扱いがないため、台湾株式に投資するETFをご紹介いたします。

 市場:米国(NASDAQ)

決算期

売上高(億ドル)

(前年比)

純利益(億ドル)

(前年比)

EPS(ドル)

17.9予

2,271

6%

470

4%

8.95

18.9予

2,533

12%

528

12%

10.45

株価(6/6):154.45ドル

予想PER(18.9期): 14.8倍

  • 6/5(月)〜6/9(金)の日程で「世界開発者会議」を開催中で、その動向が注目されています。6/5(月)には、人工知能を利用した音声アシスタント「Siri」を搭載したスマートスピーカー「ホームポッド」(349ドル)の発売を発表しています。
  • 17年1-3月期決算は、売上が5%増、EPSが11%増と、16年10-12月期からモメンタムが改善して堅調でした。iPhoneの販売台数は市場予想を2%下回り、4-6月期の売上ガイダンスも市場予想を下回りましたが、期待が高まっている「iPhone8」を待つ買い控えと解釈され、市場ではネガティブに捉えられなかったと見られます。
  • 株価は「iPhone6」のヒットに対する反動減の時期を抜けて売上の前年比が回復してきたことを受けて上昇してきました。「iPhone8」への期待に加え、サービス売上の比率が上昇していることを背景にPERの水準が上昇する可能性にも注目できます。

 市場:米国(NASDAQ)

決算期

売上高(億ドル)

(前年比)

純利益(億ドル)

(前年比)

EPS(ドル)

17.10予

176

32%

70.5

黒字転換

15.71

18.10予

188

7%

77.1

9%

16.96

株価(6/6):253.86ドル

予想PER(17.10期): 16.2倍

  • ヒューレットパッカードの半導体部門が起源のアバゴテクノロジーと通信用半導体大手のブロードコムが16年2月に合併してできた会社です。
  • 売上構成は、有線通信用半導体(セットトップボックス、ケーブルモデム向けなど)50%、無線通信用半導体(モデム、Bluetoothなどコネクティビティ、Wi-Fi向けなど)28%、エンタープライズストーレージ17%、産業向け他5%です(17年2-4月期)。iPhone関連の売上比率はさほど高くないと見られますが、通信分野の成長性は相対的に高く、業界平均を上回る成長が期待されます。
  • 6/1(木)の引け後に発表した2-4月期決算は、合併の効果で売上が18%増、調整後EPSが46%増で、市場予想をそれぞれ2%、5%上回りました。さらに、5-7月期の売上ガイダンスが43.75-45.25億ドルと、市場予想の42.65億ドルを上回りました。CEOは「5-7月期も健全な市場が続くと期待され、有線通信の堅調な成長に加え、無線通信は季節性もあって年後半の売上は増加する見通しだ。」としています。

 市場:米国(NASDAQ)

決算期

売上高(億ドル)

(前年比)

純利益(億ドル)

(前年比)

EPS(ドル)

17.9予

36.3

10%

11.8

24%

6.33

18.9予

40.2

11%

13.4

13%

7.20

株価(6/6):107.86ドル

予想PER(18.9期): 15.0倍

  • 米国の無線通信用半導体メーカーです。世界の携帯電話機メーカーとインフラ機器メーカーに向けて、フロントエンドモジュール、無線周波数サブシステムなどを販売しています。
  • 通信ネットワークが3G、4Gへ移行して複数の周波数帯を使用するようになるなか、スマートフォン等に使用される当社の無線周波数チップはより高性能品にシフトし、製品単価も上昇していることから恩恵を受けています。
  • アップルのiPhone向けだけでなく、このところ世界シェアを伸ばしている中国のスマホメーカーでの採用も増えていることから、業績は拡大基調が続くと期待されます。

 市場:米国(NASDAQ)

決算期

売上高(億ドル)

(前年比)

純利益(億ドル)

(前年比)

EPS(ドル)

18.3予

16.4

6%

3.11

18%

4.55

19.3予

17.4

6%

3.34

7%

4.78

株価(6/6):68.85ドル

予想PER(17.12期): 15.1倍

  • 1984年に設立されたオーディオ・音声処理用の半導体を主力事業とする会社です。スマホ、タブレット、ヘッドホンなどのポータブル機器向けが主力で、産業向けにも展開しています。販売地による売上構成は、中国70%、韓国17%、米国6%、その他7%です(16年3月期)。
  • 最大顧客のアップルの売上が回復基調にあることから、同社の売上も拡大基調が見込まれています。17年1-3月期の売上は41%増、EPSは2.2倍、4-6月期の売上ガイダンスは24%増(レンジ中央値)です。アップルが新たに発売する「ホームポッド」にも同社の半導体が採用される可能性があるでしょう。
  • 現在、米国の家庭でスマートスピーカーの普及が進んでいることから、「機械に向かって話しかける」ということがこれから生活の様々な場面に広がる可能性が考えられます。これを処理するために必要となる半導体への需要は大きく伸びる可能性があって、注目できるでしょう。

 市場:米国(NYSEArca)

決算期

売上高(億ドル)

(前年比)

純利益(億ドル)

(前年比)

EPS(ドル)

-

-

-

-

-

-

-

-

-

-

-

-

株価(6/6):35.12ドル

予想PER(-):-

  • MSCI台湾指数への連動を目指すETF(上場投資信託)です。当社では台湾の個別株式を取り扱っていませんが、ETFで台湾市場全体に投資することは可能です。
  • 保有銘柄上位は、半導体の受託生産で世界トップの台湾セミコンダクター(TSMC)が22%、電子機器の組立大手のホンハイ精密工業が9%と、iPhoneに関連する大手企業の比率が3割を超えます。これ以外にも、半導体、電子部品で数多くのiPhoneサプライヤーが含まれます。
  • 連動を目指す原指数「MSCI台湾指数」の予想PERは、14.0倍です。ハードウェアの企業が多いためPERは低めに評価される傾向はありますが、新技術の波が押し寄せる中、ITセクターに対する需要は強い状況が続くと見込まれ、割安感があると言えそうです。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

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