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2017-10-19 14:23:46

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アメリカNOW! フラッシュ 〜決算速報:アップル、スプリント、フェラーリ、テスラほか〜

2017/08/03
投資調査部 榮 聡

米国株の当社顧客保有人数上位50で、8/1(火)、8/2(水)に4-6月期決算を発表したアップル(AAPL)ファイザー(PFE)スプリント(S)BP ADR(BP)フェラーリ(RACE)テスラ(TSLA)アメリカン インターナショナル グループ(AIG)スリーディー システムズ(DDD)の決算速報です。

また、保有人数上位51〜70位ので、7/31(月)に4-6月期決算を発表したHSBC ホールディングス ADR(HSBC)の決算テーブルを掲載しています。

アップル、フェラーリ、テスラなどが市場予想を上回る決算を発表しています。

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
アップル(AAPL) 売上(億ドル) 454 7% 1% 5%
8/1、8/2、157.14ドル、+4.7% EPS(ドル) 1.67 18% 6% 11%

【4-6月期実績、7-9月期売上ガイダンスとも市場予想を上回る】

  • 4-6月期実績は上表の通り市場予想を上回り、7-9月期の売上ガイダンスも490-520億ドル(前年同期比5〜11%増相当)と、市場予想の491億ドルを上回りました。市場では新型iPhoneを控えた買い控えで売上が低調となる可能性が懸念されていたため、この結果を受けて株価は最高値を更新しています。
  • 品目別売上は、iPhone3%増(1-3月期は1%増)、iPad2%増(同12%減)、Mac7%増(同14%増)、サービス22%増(同18%増)、その他製品(ウォッチを含む)23%増(同31%増)でした。iPhoneの販売台数は、iPhone7 Plusの需要が強く、市場予想の40.7百万台に対して41.0百万台でした。iPadは市場シェアを拡大して、1-3月期からモメンタムが大きく改善しています。また、サービスも好調でした。地域別売上は、中華圏が10%減(1-3月期は14%減)と引き続き弱いほかは、各地域とも増収でした。中国本土は横ばいながら、香港が足を引っ張っています。
  • 次期iPhoneについては、決算リリース、決算説明会ともに言及されませんでした。それでも、7-9月期売上ガイダンスの中央値は前年同期比8%増と売上加速の形が示され、市場には安心感が広がっているようです。
ファイザー(PFE) 売上(億ドル) 129 -2% -1% -2%
8/1、8/1、33.08ドル、-0.2% EPS(ドル) 0.67 5% 2% 3%

【4-6月期のオーガニック成長率は改善】

  • 4-6月期のオーガニック成長率(事業買収や売却および為替の影響を除いた成長率)は前年同期比2%増で、1-3月期の横ばいから改善しました。ホスピラの注射器事業の売却と為替による目減りが各2%ポイントあって、売上は2%の減収、調整後純利益は3%増です。乳がん治療薬の「イブランス」、血栓塞栓症治療薬「エリキュース」、関節リウマチ治療薬の「ゼルヤンツ」などが売上を牽引しています。
  • 17年の業績ガイダンスは、売上は520-540億ドル(前年比2%減〜2%増)を維持、EPSは2.50-2.60ドルから2.54-2.60ドル(前年比6%増〜8%増)へ下限を引き上げています。CEOはリリースで、「新薬のパイプラインは強力で、今後5年間で25-30個の新薬承認、うち15個はブロックバスターの可能性があり、さらにその半分は20年までに承認される見込みだ。」としています。
  • 足もとでは成長が見えないため、株価は配当利回りを軸に動いていると見られます。17年12月期の予想配当は1.28ドルで、8/1(火)終値33.08ドルに対して、予想配当利回りは3.9%です。株価は年初来1.9%の上昇にとどまり、S&P500指数の10.6%上昇を下回っています。
スプリント(S) 売上(億ドル) 82.0 2% -1% 6%
8/1、8/1、8.87ドル、+11.2% EPS(ドル) 0.05 黒字転換 黒字化 赤字縮小

【4-6月期は黒字化を達成、M&Aへの期待高まる】

  • 4-6月期のEPSは0.05ドルで、前年同期の0.08ドルの赤字から黒字転換、また、-0.012ドルと赤字の市場予想を大きく上回りました。増収に加えて営業費用を9%削減したとで、営業利益が前年同期比3.2倍の11.6億ドルに増加、6億ドルの支払い利息を上回ったことで黒字化しています。
  • スプリントプラットフォームの後払い顧客の純増は8.8万人で1-3月期の4.2万人から増加、解約率が1.50%へ1-3月期の1.58%から低下、顧客当たり収入は47.34ドルで前年同期比8%減(1-3月期は8%減)ながら1-3月期比では微減にとどめるなど、モバイル事業の営業計数のモメンタムは改善しました。18年3月期のガイダンスは、調整後EBITDAが108-112億ドル(17年3月実績は99.3億ドル)、営業利益が21-25億ドル(同17.6億ドル)とレンジ下限を小幅に引き上げています。
  • クラウレCEOは、記者会見で記者団との電話会見で、同業のTモバイルUSとケーブルテレビ(CATV)運営会社チャーター・コミュニケーションズと前向きな合併交渉を行ったことを明らかにし、「両者から強い関心があると信じている」としました。。
BP(BP) 売上(億ドル) 565 22% 10% 45%
8/1、8/1、36.27ドル、+3.2% EPS(ドル) 0.04 -10% 24% 167%

【原油価格の回復を受けて大幅改善】

  • 4-6月期の基調純利益(一過性の費用などを除いた利益)は、16年4-6月期の7.2億ドル、17年1-3月期の15.1億ドルに対して6.8億ドルでした。他のエネルギー大手と業績の動きが違うのは、アンゴラの原油生産資産を中心に減損損失を7.2億ドル計上した影響が出ています。
  • 税前利益に対する主要部門の貢献は、原油生産部門が7.1億ドル(前年同期は0.3億ドル)、石油精製部門が14.1億ドル(同15.1億ドル)、持ち分のあるロスネフチが2.8億ドル(同2.5億ドル)となっています。原油生産部門の生産量は前年同期比6%増加、単位当たりの生産コストは同18%減とオペレーションは順調です。
  • 四半期配当は前四半期と同じく、1株当たり0.1ドル(1ADS当たり0.6ドル)が維持されました。営業キャッシュフロー49億ドルに対して配当の支払額は16億ドルでした。
フェラーリ(RACE) 売上(億ユーロ) 9.20 13% 0% 22%
8/2、8/2、110.47ドル、+2.0% EPS(ユーロ) 0.72 31% 4% 59%

【考慮中のSUVへの進出やユーロ高関連銘柄として注目が集まる】

  • 4-6月期は売上が予想並み、EPSは予想を上回りました。自動車出荷台数は2,332台で前年同期比5%増ですが、高額車の販売増などで「車および部品」の売上は14%増えています。エンジンを供給するマセラティの販売拡大戦略の恩恵を受けて「エンジン」の売上は42%増です。
  • 自動車の地域別出荷台数は、米州3%増(1-3月期は4%増)、中華圏12.5%減(同3%増)、中華圏を除くアジア太平洋20.5%増(同4%増)、欧州・中東・アフリカ5%増(同9%増)でした。中華圏のマイナスは、香港での販社との契約が16年末に終了した影響で、17年7-9月期には新しいディーラーとの取引が始まる予定です。中国本土は1桁のプラス成長です。17年のガイダンスは、出荷台数が約8,400台(16年は8,014台)、売上が33億ユーロ以上(同31億ユーロ)、調整後EBITDAが9.5億ユーロ以上(同8.8億ユーロ)で従来通り維持されました。
  • 17年12月期の予想EPSは2.66ユーロ、1.1856ドル/ユーロの換算で3.15ドルです。予想PERは35倍と計算できます。超富裕層向けラグジュアリーグッズメーカーとして高いバリュエーションが許容されるのは、IPO時のレポートで指摘した通りです。SUVへの進出を考慮中であること(18年初の中期計画で明らかとなる見込み)やユーロ高関連銘柄としての注目がバリュエーションを支えそうです。
テスラ モーターズ(TSLA) 売上(億ドル) 27.9 79% 11% 68%
8/2、8/2(時間外)、350.02ドル、+7.4% EPS(ドル) -1.33 赤字縮小 赤字小 赤字拡大

【「モデル3」生産は公表した目標達成に向け順調】

  • 4-6月期の売上は市場予想を上回り、EPSは1.33ドルの赤字で前年同期の1.06ドルの赤字から拡大したものの、市場予想の1.88ドルの赤字を上回りました。自動車部門の売上は93%増で、部門の調整後粗利率も23.6%から25.0%に改善しています。
  • 下半期の「モデルS」と「モデルX」の納車台数は上半期の47,077台から増加する見込みです。粗利率は「モデルX」生産開始の一時的影響で、7-9月期は20%以下に低下する見通しです。普及タイプの「モデル3」の生産は、7-9月期平均で週1,500台超、17年末までに週間生産のランレートを5,000台、18年中に10,000台に引き上げ、年間生産50万台を目標にしています。
  • 株価は足もとの業績が市場予想を上回ったことを受けて時間外で大幅な上昇となっています。中長期的には世界の大手自動車メーカーが電気自動車へのスタンスを強める中、同社の強みはどこにあるのかということが問われそうです。
アメリカン インターナショナル グループ(AIG) 収益(億ドル) - - - 7%
8/2、8/2、65.90ドル、+0.6% EPS(ドル) 1.53 56% 28% 109%

【コスト削減で増益、消費者向け保険が増益 】

  • 4-6月期の特別損益等を除いた調整後EPSは前年同期比大幅増で、市場予想も上回りました。営業費用を前年同期比で4%削減していることが増益に繋がっています。1株当たり純資産は、前年同期比の17年3月末の74.58ドル、前年同期末の75.45ドルに対して76.12ドルに増加しています。
  • 企業向け保険は、保険の引き受け手数料が15%減となったことで、税前利益は7.2億ドルへ前年同期比24%減でした。消費者向け保険は、引き受け手数料の堅調とコスト削減により、税前営業利益は12.6億ドルで前年同期比33%増でした。
  • 株価は年初来の上昇が0.9%と低調な一方、過去3ヵ月では7.1%上昇と市場平均の3.8%を上回っています。
3D システムズ(DDD) 売上(百万ドル) 159 1% -2% 3%
8/2、8/3(時間外)、15.13ドル、-11.1% EPS(ドル) 0.08 -33% -34% 20%

【通年業績ガイダンスを下方修正】

  • 4-6月期業績は市場予想を下回って低調でした。売上はヘルスケア産業向けのプリンターが25%増、材料が8%増、ソフトウェアが9%増の一方、プロ向けプリンターが14%減、オンデマンドサービスが5%減は不振です。
  • 粗利率は前年同期の50.9%から50.6%へやや低下、研究開発費が17%増となったことが主因に、調整後純利益は35%減となりました。17年のガイダンスは、売上が643-684百万ドルから643-671百万ドル(前年比2-6%増相当)に上限が引き下げられ、EPSは0.51-0.55ドルから16年12月期の0.46ドル並みまで下方修正されました。
  • 会社は3Dプリンター業界は、模型の制作から製造現場での使用へ移行する変曲点(inflection point)にあるとの認識です。それもあってか、昨年後半から四半期毎に低調と改善を繰り返しており、まだ、業績動向は安定していないようです。
銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
HSBC ホールディングス ADR(HSBC) 売上(億ドル) 131.4 -9% 4% -14%
7/31、7/31、50.09ドル、+2.4% EPS(ドル) 0.17 -7% 5% 18%

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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