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2019-10-14 19:34:59

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜2-4月期に好決算続々〜

2016/05/23
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、5/18(水)公表のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が予想以上にタカ派的となったことで6月または7月の利上げ予想が高まり、下値警戒の強い動きとなりました。今週の米国株式市場も、FRB(米連邦準備制度理事会)による「利上げ」と「ドル高」をめぐって神経質な展開となりやすいでしょう。ただ、米景気の再加速が見えてきた結果ですので深い押しとなる可能性は小さく、下げたところは買いのチャンスというスタンスで臨んで良いと考えられます。

今回は好決算が続々と発表されている2-4月期決算企業から、アプライド マテリアルズ(AMAT)、ロウズ カンパニーズ(LOW)、ウォルマート(WMT)、セールスフォース ドットコム(CRM)をご紹介いたします。また、3月末の機関投資家の株式保有状況報告から、大手ヘッジファンドの買付額でトップとなったフェイスブック(FB)を加えて今週の5銘柄としております。

主要企業の決算概要:セールスフォース ドットコム(CRM)をご報告しています。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、5/18(水)公表のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が市場予想以上にタカ派的となったことで6月または7月の利上げ予想が高まり、下値警戒の強い動きとなりました。S&P500指数は週間で0.3%の上昇でしたが、NYダウは4週連続の下落となりました。一方、テクノロジー企業の比重が高いナスダック指数は1.1%の上昇となり、下値が固まりつつありそうです。同指数の年初来の下落率は4.7%でS&P500とNYダウの+0.4%に比べて弱さが目立っていました。

企業決算では先週発表の小売企業は、低調が目立った百貨店各社とは違って堅調なものが多くなりました(図表2)。ホームデポ、ロウズ カンパニーズのホームセンター2社は前四半期から増加率が加速、かつ、市場予想を上回り好調が目立ちました。住宅関連の経済指標が概ね堅調だったことが背景にあるようです。スーパー、ディスカウンターでは企業により、まちまちの結果でした。

また、5/19(木)引け後に発表された半導体製造装置のアプライド マテリアルズの受注が有機ELディスプレイと3次元フラッシュメモリ関連で急増(前年同期比37%増、前四半期比52%増)したことを受けて、5/20(金)に同社株価が13.8%上昇したほか、半導体製造装置では、ラムリサーチ(LRCX) +4.6%、KLA テンコー(KLAC)+2.5%、ASML ホールディングス NYRS(ASML) +2.5%、テラダイン(TER) +2.5%、エクセラ コープ(XCRA)+2.9%、OLED(有機発光ダイオード)関連では、 有機EL材料のユニバーサル ディスプレイ(OLED)+5.7%、 LGディスプレイ (034220) +4.1%(韓国市場)など、株価が上昇しています。半導体製造装置関連では久しぶりに出たポジティブな動きですので注目できるでしょう。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場も、FRB(米連邦準備制度理事会)による「利上げ」と「ドル高」をめぐって神経質な展開となりやすいでしょう。ただ、利上げは米景気の再加速が見えてきた結果ですので深押しとなる可能性は小さく、下げたところは買いのチャンスというスタンスで臨んで良いと考えられます。

5/27(金)のイエレンFRB議長の講演のほか、5/23(月)から5/26(木)にかけてFOMCメンバーの発言(ブラード氏、ウィリアムズ氏、ハーカー氏、カシュカリ氏、カプラン氏)に関心が集まりそうです。市場金利から推定される6月のFOMCでの利上げ確率は25%、7月のFOMCまでに利上げとなる確率は48%まで上昇しています(5/23午前8:30時点)。1週間前の6月の利上げ確率は6%でした。

また、図表3はアトランタ連銀の「GDP Now」による4-6月期GDP成長率予想の推移を示したもので、5/5(木)の自動車販売台数、ISM非製造業景況指数、5/13(金)の小売売上高がポジティブに効いて5/17(火)時点で前期比年率2.5%増が見込まれています。15年10-12月期の同1.4%増、16年1-3月の同0.5%増から大幅な回復となる予想です。利上げをサポートする要因と言えるでしょう。

今週の重要イベントとして、上記のほかに5/26(木)・27(金)のG7伊勢志摩サミット、5/27(金)の米実質GDP(1-3月)の2次速報が予定されています。また、企業決算では、コストコ ホールセール、ダラー ゼネラルなど、小売企業を中心に2-4月期決算の発表が続きます。

今週の5銘柄

今回は好決算が続々と発表されている2-4月期決算企業から、半導体製造装置のアプライド マテリアルズ(AMAT)、ホームセンターのロウズ カンパニーズ(LOW)、大手スーパーのウォルマート(WMT)、企業向けクラウドのセールスフォース ドットコム(CRM)をご紹介いたします。

また、3月末の機関投資家の株式保有状況(13F)の報告から、ヘッジファンドの買付トップ(※)となったフェイスブック(FB)を加えて今週の5銘柄といたします。

(※)5/18公表のS&P Capital社レポート「ヘッジファンド トラッカー 16年1-3月」による集計です。同レポートでは、大手ヘッジファンド10社(保有銘柄が100以下の個別株投資を主力投資手法とするファンド)の株式保有動向から、買付上位5銘柄、売付上位5銘柄が報告されています(図表4)。

図表2:小売大手およびアプライドマテリアルズの2-4月期決算動向

銘柄名(コード)   直近実績 直近実績の
前年同期比
予想乖離 前四半期の
前年同期比
ホームデポ(HD)  売上(億ドル) 227.6 9% 2% 9%
EPS(ドル) 1.44 24% 7% 17%
ロウズカンパニーズ(LOW)  売上(億ドル) 152 8% 2% 6%
EPS(ドル) 0.87 24% 2% 28%
ウォル マートストアーズ(WMT)  売上(億ドル) 1,159 1% 2% -1%
EPS(ドル) 0.98 -5% 11% -8%
ターゲット(TGT)  売上(億ドル) 162 -5% -1% -1%
EPS(ドル) 1.29 17% 8% 1%
TJXカンパニーズ(TJX)  売上(億ドル) 75.4 10% 3% 8%
EPS(ドル) 0.76 10% 7% 6%
ロスストアーズ(ROST)  売上(億ドル) 30.9 5% -1% 7%
EPS(ドル) 0.73 7% 0% 10%
アプライドマテリアルズ(AMAT)  売上(億ドル) 24.5 0% 1% -4%
EPS(ドル) 0.34 17% 7% -4%

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:「GDP Now」は4-6月期GDPを前期比年率2.5%増と予想

※アトランタ連銀資料をもとにSBI証券が作成

図表4:ヘッジファンドの買付・売付上位銘柄(16年1-3月)


注:ヘッジファンド大手10社の16年1-3月期の保有株式増減動向。

※S&P Capital社の5/18公表レポート「ヘッジファンド トラッカー 16年1-3月」よりSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(5/20)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートフェイスブック(FB)117.35ドル32.7・S&P Capital社の「ヘッジファンドトラッカー 16年1-3月」によれば、大手ヘッジファンド10社の買付額が23億ドルでトップでした。3社が買い増し、うち2社は新規の買い付けで、新規買付銘柄のランキングでも21.3億ドルでトップ銘柄でした。

・同社の15年10-12月期決算は前四半期から伸びが加速して市場予想も大幅に上回って突出して良好であったことから、納得できる結果です(決算概要は本レポート2/1号に)。また、1-3月期決算も市場予想を上回り、業績が想定以上に加速する状況が続いているようです(決算概要は本レポート5/2号に)。

・ユーザー数が堅調に伸びている上(3月末は前年同期比15%増)、同社サイトの広告メディアとしての評価が高まっていると見られ、広告単価の上昇(1-3月期は同33%増)が効いています。16年を通じて主要企業では株価上昇率の上位となることが期待できそうです。
買付チャートアプライド マテリアルズ(AMAT)22.66ドル15.0・半導体製造装置の大手で、決算発表を受けて5/20(金)の株価は13.8%上昇しています。2-4月期実績は図表3の通り堅調で、受注が前年同期比37%増、前四半期比52%増と急増、また、5-7月期の売上が2-4月期比14-18%増(前年同期比12-16%増)になるとの見通しが好感されています。

・受注額は34.5億ドルで、うちシリコンシステムが19.7億ドルで前年同期比15%増、ディスプレイが7億ドルで同5.8倍、グローバルサービスが6.7億ドルで同6%増です。ディスプレイの急増は、OLED(有機発光ダイオード)向けによるもので、会社は16年中も増加が続く見通しとしています。アップルによる有機ELディスプレイの採用の影響と見られます。

・シリコンシステムはファウンドリー向けが同26%減、DRAM向けが同37%減となるも、フラッシュメモリー向けが3次元NANDフラッシュの投資増で同2.7倍となって全体を牽引しました。

・今期の予想EPSは5/20(金)のコンセンサスで1.51ドルですが、先行き3ドルに達する可能性を指摘するアナリストもいて、上値余地がありそうです。
買付チャートロウズ カンパニーズ(LOW) 79.82ドル19.8・ホームセンター業界でホーム デポに次ぐ2番手で、米国およびカナダで1,860店舗(16年4月末)を展開しています。

・CEOは「業務執行がうまくいって、来店客数、顧客当たり購入額とも増加した」とし、売上は7.8%増(前四半期は5.6%増)、既存店売上は7.3%増(同5.2%増)と好調で、市場予想も上回りました。17年1月期のガイダンスは売上約6%増、既存店売上約4%増、EPSは約4.11ドルとしています。

・中古住宅販売、住宅着工など住宅関連指標も概ね堅調で、良好な業界環境が続いています。同社は堅調な成長を続けてきたものの、業界トップのホーム デポの陰にかくれていた面があります。しかし、2-4月期は2010年以来初めて既存店売上の伸びでホーム デポを上回ったことから、注目されています。
買付チャートウォルマート ストアーズ(WMT) 69.86ドル16.4・世界最大の小売チェーンで、図表3の通り2-4月期決算が前四半期から加速、市場予想も上回ったことから、決算発表の5/19(木)に9.6%上昇、5/20(金)も続伸となっています。

・2-4月期の売上は、主力の米ウォルマートの既存店売上が1.0%増(顧客数が1.5%増、取引額が0.5%減)と前四半期の0.6%増から改善しています。営業利益は9%減ですが、前四半期の17%減からは改善です。海外部門は、為替の影響を除いたベースで、売上が4%増、営業利益は22%増で堅調です。会員制のサムズ・クラブの売上も前四半期の2%減から1%増へ改善しています。

・昨年10月のアナリスト向けミーティングで18年1月期の業績が減益になるとの見通しを表明したことから株価は大幅に下落しましたが、その後徐々に戻り歩調となっています。
買付チャートセールスフォース ドットコム(CRM)81.02ドル79.4・詳しくは、主要企業の決算概要をご覧ください。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。フェイスブックは16年12月期、アプライド マテリアルズは16年10月期、その他は17年1月期です。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
セールスフォース ドットコム(CRM) 売上(億ドル) 19.2 27% 1% 25%
5/18、5/19、81.09ドル、+4.1% EPS(ドル) 0.24 50% 3% 36%

・企業向けに販売支援(顧客関係管理)、顧客サービス支援、マーケティング支援などのソフトウェアをクラウドで提供する企業で、顧客関係管理ソフトウェアでは世界最大です。

・2月-4月期決算は、売上・EPSの伸びとも前四半期を上回り、市場予想も上回る好調でした。5-7月期のガイダンスは売上で20.05-20.15億ドル(前年同期比23%増)、EPSで0.24-0.25ドルとし、市場予想はそれぞれ19.82億ドル、0.25ドルでした。17年1月期の売上ガイダンスを、2/24に発表した80.8-81.2億ドルから、81.6-82.0億ドル(前年比22-23%増)へ引き上げています。調整後EPSは、1.00-1.02ドルを見込んでいます。

・同社COOは、「今四半期はより大型でより戦略的な案件に注力し、前四半期に続いて1億ドル超の契約が決まった。企業向けソフトウェアの分野で、当社のようなサイズとスピードで顧客と戦略的関係を築いている企業は他にない。」と自信を見せています。企業向けソフトウェアでクラウドによる提供が一般的になる中で、大企業の採用が増えていることから恩恵を受けているようです。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
23(月)・ユーロ圏消費者信頼感(5月)
24(火)・ドイツZEW景況感(5月)
・米新築住宅販売件数(4月)
オートゾーン、ベストバイ、インチュイト
ヒューレット パッカード エンタプライズ
25(水)・ドイツIFO企業景況感(5月)ティファニー、HP
26(木)・G7伊勢志摩サミット(27日まで)
・米耐久財受注(4月)

・米中古住宅販売仮契約(4月)
コストコ ホールセール、ウルタ サロン コスメティックス
ダラー ゼネラル、ダラー ツリー
27(金)・中国工業部門利益(4月)
・米実質GDP(1-3月、2次速報)
・イエレンFRB議長講演(ハーバード大学)
30(月)・ユーロ圏業況判断指数(5月)
・米企業利益(1-3月、速報)
31(火)・ユーロ圏失業率(4月)
・ユーロ圏消費者物価(5月)
・米個人所得・個人支出(4月)
・米PCEコア・デフレータ(4月)
・S&Pケースシラー住宅価格指数(3月)
・米消費者信頼感指数(5月)
メドトロニック
1(水)・中国製造業PMI(5月)
・中国非製造業PMI(5月)

・中国財新製造業PMI(5月)
・米ISM製造業景況指数(5月)
・米自動車販売台数(5月)
マイケル コース
2(木)・ECB政策金利
・ADP雇用統計(5月)
ブロードコム
3(金)・ユーロ圏小売売上高(4月)
・米雇用統計(5月)
・ISM非製造業景況指数(5月)

・米製造業受注(4月)

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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