SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-12-11 08:59:32

マーケット > レポート > 投資戦略を極める! > 人民元の上昇は通商問題解決へのアピールか?

人民元の上昇は通商問題解決へのアピールか?

2019/11/15

人民元が動意づいています。11月上旬より人民元は大きく上昇し、対米ドルでは8月以来となる6元台を回復しました。昨年より続いていた米中通商問題に一定の合意がなされるだろうとの期待から人民元に買いが集まったことがその要因と考えられています。ただ、もしかすると理由はそれだけではないかもしれません。

申込後は即時にお取引可能!

eワラントお申し込み

eワラントとは?

そもそもワラントってなに?3,000円程の少額から始められる「eワラントの魅力」をご紹介いたします。

人民元相場の推移

2019年8月5日、人民元は急落し、2008年以来初めて対米ドルで7元台を記録しました。その後も人民元の下落は続き、8月全体で3.8%の下落となりました。これは、中国人民銀行が為替レートを切り下げて世界中で大きな混乱を招いた2015年のチャイナショックを超えて、過去25年間で最大の下げ率でした。これを受けて、米国側は「中国は意図的に人民元を切り下げている」と非難し、トランプ大統領は中国を為替操作国に認定するなど、米中関係にも大きな影響を与えました。

急落前の中国は相次ぐ資本流出を為替介入で安定化させようとしてきたという経緯があります。すなわち、保有する外貨(外貨建て国債)を売り、人民元を買うことで、人民元が下落しすぎないように図ってきました。8月の急落は為替介入に消極的になったことがその要因の1つと考えられます。

しかし、10月の国慶節以降、人民元相場は上昇に転じています。米中それぞれの当局者から、米国と中国が通商交渉の第一弾の合意に近づいていると報じられたことで、人民元や中国株などのリスク性資産に買い戻しの動きが出ていることがその理由と解説されるケースが多いですが、もしかすると中国当局・人民銀行が為替介入を再開した又は介入の規模を拡大したことも要因なのかもしれません。

米長期金利の上昇にヒントが?

ただ、直近公表されている10月までの中国の外貨準備高(図2)を見ても、大規模な為替介入が行われた様子を確認することはできません。

ただ、中国が為替介入を再開・拡大したことを表すヒントとなるかもしれないのが、米長期金利の急上昇です(図3、以下において「米長期金利」とは米国の長期国債利回りのことを指します)。10月以降の米長期金利を見てみると、大きく上昇し、特に11月に入ってからはその上げ足を速めています。

本来、米国の長期金利が上昇すれば、他通貨に対して米ドル高となるのが一般的です(実際、対円や対ユーロでは11月以降に米ドル高が進んでいます)が、逆に人民元は対米ドルで上昇しています。人民元高米ドル安と長期金利の上昇が同時に発生していることから、中国当局による為替介入、具体的には、中国が保有する米国債を売却して得た米ドルを売却し、人民元を買うという介入方法が行われた可能性があります。中国は世界最大の米国債保有国であり、中国当局による米国債売りが長期金利上昇に与えるであろうインパクトを考えると、可能性は高いと言えるのではないでしょうか。

為替介入が行われているとすれば?

人民元の上昇が中国の為替介入に起因する需給要因によるものだとすれば、中国のファンダメンタルズは依然として芳しいものではない可能性があります。実際、直近発表された中国の経済指標はかつてほど中国経済の拡大を示すものではなく、成長鈍化を懸念する声も高まっています。米国との通商問題が大きな影を落としているようです。また、再び中国当局が為替介入を縮小・停止すれば人民元は大きく下落する可能性をはらんでいます。

一方で、米国との貿易交渉の武器となる可能性もある人民元安に為替介入で歯止めをかけていると見るのであれば、米国との交渉において指摘を受けるであろう為替問題に取り組むことで、貿易交渉を前進させたいという中国側の姿勢を表しているともとれそうです。中国側の積極的な姿勢が、米中通商問題を市場の予想よりも早く解決に向かわせる可能性もあるでしょう。懸案の米中問題が解決に向かえば、株高はさらに進むかもしれません。

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)

eワラント証券 投資情報室

 eワラントの関連コンテンツ

ちょっとe(イー)銘柄の見つけかた

ご注意事項

  • eワラント、ニアピンeワラントおよびトラッカーeワラントは取引時間内であっても取引が停止されることがある等、リスクがあります。詳しい情報はホームページの「新しいウィンドウで開きます。手数料及びリスク説明:必ずお読み下さい」をご参照下さい。
  • 本資料は情報の提供を目的としており、本資料によって何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されておりますが、当社は本資料が正確、完全あるいは/且つ最新のものである事を表明するものではなく、またその責任も負いません。尚、当社及び当社の関連会社、役員、社員その他本資料の作成に携わった関係者が本資料に記された企業の証券または(オプションなどの)派生商品の買い持ちや売り持ち、及び売買を時として行うことがあり得ます。本資料に掲載されている内容の著作権は、原則としてeワラント証券に帰属します。事前に当社の書面による許可なく、本文の一部または全部を第三者へ再配布することを禁じます。
  • eワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株式(上場投資信託等を含む)・株価指数、預託証券、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動、時間経過(一部の銘柄を除き、一般に時間経過とともに価格が下落する)や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与えるので、投資元本の保証はなく、投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります(ただし、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があります)。
  • ニアピンeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数や為替相場の変動や、時間経過(同日内を含む)など様々な要因が価格に影響を与えるので、元本の保証はなく投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります。最大受取可能額は1ワラント当たり100円に設定され、満期参照原資産価格がピン価格から一定価格以上乖離した場合は満期時に価格がゼロになります。同一満期日を持つ全ての種類のニアピンeワラントを購入しても、投資金額の全てを回収することができない可能性があります。
  • トラッカーeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与える有価証券です。このため、投資元本の保証がなく、損失が生じる恐れがあります。トラッカーeワラントの価格は、eワラントに比べると一般に対象原資産の価格により近い動きをします(ただし、レバレッジトラッカーは同方向または逆方向に増幅されたような値動きとなります)が、任意の二時点間において対象原資産の価格に連動するものではありません。また、金利水準、満期日までの予想受取配当金及び対象原資産の貸株料等の変動によって、対象原資産に対する投資収益率の前提が変化した場合には、トラッカーeワラントの価格も影響を受けます。さらに、取引時間内であっても取引が停止されることがあります。詳細は、最新の外国証券情報をご参照ください。
  • SBI証券におけるカバードワラント取引手数料は無料です。また、お客様の購入価格と売却価格には価格差(売買スプレッド)があります。トラッカーeワラントの購入価格には年率で計算された管理コストが予め織り込まれています。管理コストは、計算時点におけるマーケット・メーカーのヘッジコスト(金利水準、ヘッジ対象の流動性、資金調達コスト等を含む)の予想に基づいて設定され、銘柄および購入時点によって異なる可能性があります。

商号等 / eワラント証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2526号
加入協会 / 日本証券業協会

提供:eワラント証券

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • SBI証券の3っつの無料化
  • 条件達成でプレミアムニュースを無料で体験!?
  • 3商品の口座開設で最大600円GET!
  • 米ドル/円の基準スプレッドを縮小!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.