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≪今年の年末も"IPO市場"が熱い?≫好業績の新規上場銘柄の押し目は狙い目か?

2020/12/2
投資情報部 鈴木 英之

新興市場が落ち着きを取り戻しています。11月は月初に米大統領選挙という本年最大級のイベントが終わったことに加え、新型コロナウイルス向けのワクチンが実現に向け前進し、リスクマネーが株式市場に流れ込む展開となりました。IPO(新規上場)市場も好調で2020年も、公開価格から大きく値上がりした銘柄が見受けられました。

12月は26社の新規上場が予定されており、年間の上場社数は92社に達する見込みです。新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う株式市場の混乱を背景に、新規上場を延期する企業が相次ぐ場面もありましたが、新規上場社数は昨年を上回る見込みです。そこで、今回の新興株ウィークリーでは、IPO(新規上場)市場での投資戦略や、新規上場銘柄の押し目を狙う戦略についてご説明したいと思います。

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1「新型コロナ」の環境下でも好調続くIPO(新規上場)市場

新興市場が落ち着きを取り戻しています。東証マザーズ指数は本年高値1,368.19(10/14)から当面の安値1,146.76(11/2)まで16%下げていましたが、11月末には1,232.40まで回復しました。結果、11月・月間ベースでは5.2%の上昇となり、前月の下落(10月・-4.5%)からは「反発」となっています。11月は月初に米大統領選挙という本年最大級のイベントが終わったことに加え、新型コロナウイルス向けワクチンが実現に向け前進し、リスクマネーが株式市場に流れ込む展開となりました。

下図は東証マザーズ指数の値動きを示した日足チャート(一目均衡表)です。遅行スパンが日々線を上回りそうなことや、転換線が基準線の下から上へ上抜けていることなど、次第に強さが増しています。これで11/9(月)の高値水準である“1,267”を抜け、「クモ」の上に明確に出てくるようであれば、テクニカル的に、しばらくは堅調が期待できそうです。

そうした中、東証マザーズ市場やジャスダック市場を中心に、東京株式市場への新規上場(IPO)も好調な状態が続いています。2020年は11月までに66社(Tokyo Pro Marketを除く)の上場が終わりましたが、12月も26社が予定されており、年間上場社数は92社に達する見込みです。新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う株式市場の混乱を背景に、新規上場を延期する企業が相次ぐ場面もありましたが、新規上場社数は昨年(81社・Tokyo Pro Marketを除く)を上回る見込みです。

表1は2020年に新規上場した銘柄について、公開価格(新規上場時の公募・売出価格)から初値までの上昇率の高い順に10銘柄を並べたものです。「AIソリューション事業」を展開するヘッドウォータース(4011)が12倍近い上昇率となった他、画像認識ソフトウェアのフィーチャ(4052)は9倍超と、大きく上昇する銘柄が続出しました。ただ、年前半は新型コロナウイルスの流行を背景とする株式市場の混乱もあり、公開価格を初値が下回る銘柄も散見されました。

結果、初値が公開価格を上回る銘柄の比率は、2020年の新規上場のおよそ3分の2程度となりました。

図 東証マザーズ指数(日足)・一目均衡表

  • ※当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。

表1 2020年に公開価格から初値が大幅高した新規上場株

銘柄コード 銘柄名 公開価格
(円)
上場日
(月日)
初値
(円)
騰落(公開
→初値)
騰落(初値
→高値)
現値(円)
(12/1)
4011 ヘッドウォータース 2,400 9/29 28,560 1090.0% 26.9% 14,880
4052 フィーチャ 520 6/24 4,710 805.8% 14.9% 1,900
2987 タスキ 670 10/2 5,060 655.2% 19.8% 2,750
7352 Branding Engineer 490 7/7 2,920 495.9% 38.5% 1,281
4056 ニューラルポケット 900 8/20 5,100 466.7% 112.7% 5,220
4012 アクシス 1,070 9/30 5,700 432.7% 64.0% 3,885
4057 インターファクトリー 960 8/25 5,080 429.2% 77.2% 3,465
7692 ※アースインフィニティ 1,970 10/16 10,410 428.4% 2.9% 4,440
4016 ※MITホールディングス 690 11/25 3,590 420.3% 1.0% 2,465
4058 トヨクモ 2,000 9/24 9,020 351.0% 24.1% 5,840
  • ※各社株価をデータをもとにSBI証券が作成。銘柄名頭に※印がある銘柄はJASDAQ上場で、他はマザーズ上場。2020年に新規上場した銘柄について、公開価格から初値までの上昇率が大きい順に10銘柄を掲載しました。この表は客観的なデータの提供を目的としており、銘柄の紹介を意図したものではありませんのでご注意ください。

2初値から大きく下げた好業績の新規上場株は?

2020年のように、新型コロナウイルスの流行のような波乱があると、新規上場銘柄の初値ですら、公開価格を下回るケースが出てきます。しかし通常の株式市場であれば、初値が公開価格を上回る可能性は大きいとみられ、2020年の新規上場銘柄の初値は、公開価格に対し、平均でおよそ2.6倍程度というパフォーマンスでした。新規上場株の公募・売出株に対する投資は、個人投資家にとって魅力的な存在であることは確かです。しかし、ブックビルディングに参加し、新規上場株に当たる確率は相当に低いのが現状です。

ただ、新規上場株に対する投資タイミングは公募・売出への対応だけに限らないと思います。初値での投資も検討対象になると言えます。2020年の新規上場銘柄の場合、初値から年間高値までの上昇率は平均で84.7%もありました。もっとも、初値で買って高値でタイミング良く売るというのも、実際は至難の業でしょう。それでも、松屋アールアンドディ(7317)の886.9%、NexTone(7094)の659.0%など、初値買いが好パフォーマンスをあげた銘柄も見受けられます。

ちなみに、2020年の新規上場銘柄について、初値から年初来安値までの下落率は平均で36.5%でした。上記の初値から年間高値までの上昇率よりは小さい数字にとどまっています。株式市場やIPO市場が好調だったということもありますが、新規上場銘柄に初値に近い時点で投資し、多少長めの期間保有するという戦略もありそうです。

また、新規上場株は公開価格から初値まで大きく上昇しやすい反面、その後は大きく下がるケースも珍しくありません。ただ、好業績で将来の成長性が豊かな銘柄であれば、その押し目は仕込み場といえるかもしれません。

表2は、2020年に新規上場した新興銘柄(東証マザーズまたはジャスダック市場)のうち、好業績銘柄を抽出してご紹介したものです。具体的なスクリーニング条件は以下の通りです。

(1)2020年に東証マザーズまたはジャスダック市場に新規上場した銘柄であること。
(2)直近株価(12/1終値)が初値から30%超下落した銘柄であること。
(3)今期会社予想営業利益が増益見通しであること。
(4)直前決算が本決算の場合、営業利益が前期比増益の銘柄であること
(5)直前決算が四半期または中間期の場合、営業利益の進捗率が「標準」以上であること。
  ※直前決算が第1四半期ならば進捗率25%、中間期ならば50%、第3四半期ならば75%を「標準」とします。

株式市場からグロース銘柄として期待されるためにも、足元の業績について好調であることは重要であると「新興株ウィークリー」では考えています。

表2 初値から大きく下げた好業績の2020年新規上場株

取引 チャート ポートフォリオ コード 銘柄 株価(12/1) 初値比騰落率 業績評価対象 進捗率または増益率
4930 4930 4930 4930 グラフィコ 4,455 -55.9% 1Q 37.7%
4495 4495 4495 4495 アイキューブドシステムズ 4,880 -52.2% 1Q 30.9%
4011 4011 4011 4011 ヘッドウォータース 14,880 -51.7% 3Q 90.2%
2987 2987 2987 2987 タスキ 2,750 -49.5% 前期 36.3%
4060 4060 4060 4060 rakumo 2,198 -44.1% 3Q 100.0%
4058 4058 4058 4058 トヨクモ 5,840 -47.5% 3Q 84.9%
4012 4012 4012 4012 アクシス 3,885 -42.9% 3Q 100.8%
4499 4499 4499 4499 Speee 3,625 -31.9% 前期 291.8%
7097 7097 7097 7097 さくらさくプラス 2,474 -31.5% 前期 430.4%
  • ※各社株価データ、会社公表データをもとにSBI証券が作成。「進捗率または増益率」の列には、直前決算が「四半期または中間期」の場合、通期会社予想(増益予想に限定)営業利益に対する進捗率を、直前決算が「本決算」の場合、通期営業増益率を掲載しています。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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