2026-01-13 15:32:33

6/17週は、引き続きトレンドが発生するかに注目が集まる週

2024/6/17

先週の振り返り(6/10〜6/14)

先週の主なイベント

6/10(月)  4月貿易収支、1−3月期GDP改定値、5月景気ウォッチャー調査、上海、香港市場休場

6/11(火)  5月マネーストック、5月工作機械受注、FOMC(12日まで)

6/12(水)  5月企業物価指数、中国5月消費者物価指数、同5月卸売物価指数、タイ中銀が政策金利発表、米5月消費者物価指数、FOMCの結果発表、パウエルFRB議長会見

6/13(木)  4−6月期法人企業景気予測調査、日銀金融政策決定会合(14日まで)、米週間新規失業保険申請件数、同5月卸売物価指数、G7(15日まで)

6/14(金)  メジャーSQ、日銀金融政策決定会合の結果発表、植田日銀総裁会見、米6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値

10日(月)、米5月雇用統計の結果が予想を上回ったことを受けて金利が上昇し、米主要指数が下落して終えていたものの、取引開始前に発表された1−3月期GDPが予想を上振れたことや、GDPの内訳で設備投資がマイナスながらも上方修正されたことなどが好感され、取引開始直後に先物主導で上げ幅を広げた。また、その後、円安や国内長期金利が1%台に乗せるなど、金利の上昇が追い風となって金融セクターが買われると、指数も高値圏でのもち合いとなった。また、午後に入ると、昼休み中の先物が午前の高値を上回るなど上げ幅を広げていた流れが続き、日経平均は5月23日以来となる39,000円台を回復し、この日のほぼ高値で終えた。ただ、売買代金は今年最低となった。
11日(火)、東京市場は買い先行で始まり、日経平均は取引開始後に上げ幅を広げると、前日の高値をあっさり上回り、39,336円をつけるなど一時298円高となる場面があったが、買いが一巡すると伸び悩む展開となった。また商いが薄く、売り物に押されると上げ幅を縮小して午前の取引を終えた。また午後に入ると、取引終了にかけてTOPIXはマイナスに沈むとともに幅広い銘柄が売られ、日経平均は続伸するも、TOPIXは反落で終えた。
12日(水)、ナイトセッションの225先物が下落して終えており、サヤ寄せするかたちで取引が始まった。日経平均は39,000円を割り込み269円安で始まり、しばらくもみ合ったあと下げ幅を広げて325円安となる場面があった。ただ売り込む動きは見られず、午後に入って買い戻され水準を切り上げて始まり、午前の高値を一時上回ったが、この日の夜の米5月消費者物価指数やFOMCの結果発表を控え取引終了にかけて膠着状態が強まり、横ばい状態が続いて終えた。日経平均の値幅は136円で今年最低を記録。また売買代金も今年2番目の少なさとなっている。
13日(木)、大幅な反発で始まったあとマイナスに沈み、続落となった。注目された米FOMCで、年内の利下げ予想が従来の3回から1回に引き下げられたものの、5月消費者物価指数が予想を下回り、過度なインフレへの警戒が後退したことや長期金利が低下したことなどを受け、ナスダック総合やS&P500が過去最高値を3日連続で更新して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は305円高で始まったあと上げ幅を広げ、39,252円をつけるなど一時375円高となる場面があったが、買いが一巡すると徐々に売り物に押され上げ幅を縮める展開となり、マイナスに沈んで午前の取引を終えた。また午後に入ってからは、国内の買い材料が乏しいなか、日銀金融政策決定会合の結果発表を翌日に控え様子見ムードが広がり、マイナス圏でのもみ合いが続いたあと、この日の安値圏で取引を終えた。
14日(金)、日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、前日までの上値の重たい流れが続き、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は132円安で始まり、その後下げ幅を広げる場面があったが、売りが一巡すると買い戻され、小幅安で午前の取引を終えた。また午後の取引開始直前に日銀が長期国債の買い入れ額を減額することを決定したと伝わると、織り込み済みとなって一気に先物が買われてプラスに浮上して始まり、39,025円をつけるなど一時305円高となる場面があった。ただ買いが一巡すると伸び悩み、結局午後の安値で終えた。

今週の展望(6/17〜6/21)

今週の主なイベント

6/17(月)  4月機械受注、中国5月鉱工業生産、同5月小売売上高、米6月NY連銀製造業景気指数

6/18(火)  豪中銀政策金利発表、独6月ZEW景況感指数、米5月小売売上高、同5月鉱工業生産

6/19(水)  5月貿易統計、5月訪日外国人客数、英5月消費者物価指数、米6月NAHB住宅市場指数、米国市場休場

6/20(木)  6月中国最優遇貸出金利、英中銀政策金利発表、米週間新規失業保険申請件数、同5月住宅着工件数、同5月建設許可件数、同6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

6/21(金)  5月全国消費者物価指数、ユーロ圏6月製造業、同6月サービス業PMI、米6月製造業PMI、同6月サービス業PMI、同5月中古住宅販売

先週は日米の金融政策が発表されたが、サプライズがなかったことから日経平均は横ばいが続いた。そうしたなか今週は、重要な経済指標の発表が目白押しとなっており、結果と株、為替市場の反応に注目が集まると思われる。
今週のスケジュールは別表の通りとなっているが、中国から確認したい。注目されるのは、5月鉱工業生産や5月小売売上高のほか、6月最優遇貸出金利になると思われる。5月鉱工業生産は、前年同月比で前回を下回る予想だが、5月小売売上高は前回を上回る予想となっており、これらの結果が予想を上回るようだと、中国景気の回復に対する期待が高まるのではないかと思われるが、一方で予想を下回る結果になるようだと、中国景気に対する警戒が広がり、225先物の売り材料となることも考えられ、結果と225先物の反応には注意が必要だ。
また、6月の最優遇貸出金利は据え置かれる予想となっているため、予想通りの結果になるようだと、市場への影響は限定的と考えられるものの、引き下げられて上海総合や香港ハンセン指数が上昇するようだと、東京市場の下支えや押し上げ要因となることが考えられ要注目だ。
続いては米国についてだ。注目されるのは、5月小売売上高や6月NY連銀製造業景気指数、同フィラデルフィア連銀製造業景気指数に加え、6月製造業、同サービス業PMIになると思われる。
これらは小売売上高を除いて足元の6月を示すものだが、予想では5月小売売上高は前回を上回る前月比+0.3%となっているほか、6月NY連銀製造業景気指数は−10.5と、マイナスは継続するものの前回より改善する見込みで、同フィラデルフィア連銀製造業景気指数も4.8と、前回を上回ると予想されている。
一方で、6月製造業PMIと、同サービス業PMIは、景況感の判断の分かれ目となる50は上回るもののどちらも前回を下回ると予想されており、景気判断がむずかしい状況となっている。
そのため、結果がまちまちになるようだと、米国株、金利、ドルのかく乱要因になることが考えられ、振り回されないようポジションを小さくしておく必要があろう。
最後はユーロ圏についてだ。注目されるのは、独6月ZEW景況感指数と、6月製造業PMI、同サービス業PMI、英政策金利の発表になるのではないかと思われる。
予想では、独6月ZEW景況感指数は前回を上回る49.5と見込まれているが、ユーロ圏6月製造業PMIは47.9と、前回を上回るものの景況感の判断の分かれ目となる50を下回る予想となっているほか、同サービス業PMIは、前回を上回る53.5と見込まれている。
こうした状況から、仮に予想を下回る結果になるようだと、追加利下げの可能性が意識され、ユーロが下落して円高になることが警戒され、東京市場の上値を押さえる可能性が出てくる反面、結果が予想を下回っても反応が限定的だったり、予想を上回る結果になったりするようだと、東京市場への影響は限定的になるのではないかと思われる。
また英政策金利の発表では、金融政策の変更はないと見られているものの、今後の利下げを示唆する内容になるようだと、円高が警戒され国内の輸出関連株の上値を押さえることも考えられ、注意しておきたいところだ。

チャートから読み解く!今週の投資戦略

前回は「株価が動き出した方向にバンドが広がるかが注目ポイント」とした。また「+1σを上回るとともにバンドが広がるようだと、上昇トレンド発生の可能性が高まり、39,000円に接近したり、上回ったりすることが期待されるため、売りポジションを持っている投資家は買い戻すタイミングを逃さないようにする必要がある」とも指摘したが、株価が上昇して10日、11日と+1σを上回ったが、そのあと維持できずに+1σを割り込んだこともあってバンドの収縮が続いている。
そのため今週は、引き続きバンドが広がってトレンドが発生するかが注目ポイントだ。仮に+1σ上を回復して維持するようだと、バンドが広がってトレンドが発生するのではないかと思われる。
一方で、先週と同様に+1σを上回っても維持できずにバンドが広がらなかったり、下落が続いて−1σを下回って戻せない状況になったり、−2σを下回ったりするようだと、バンドが広がって下降トレンドが発生し、5月30日の安値を下回ったり、下回ったまま戻せなくなったりすることが考えられ、株価水準の切り下げに注意し、買いポジションを持っている投資家は損失発生や拡大に警戒が必要だ。
そうしたなか、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムとその移動平均線であるシグナルの両方が上昇や下落の勢いの判断の分かれ目となる100ラインを上回っているが、モメンタムは下向きに変化している。また、2本線ともに100ラインに接近している。
そのため今週は、2本線の低下が続くかが注目ポイントだ。仮に2本線の低下が続き、100ラインを割り込んだり、割り込んだまま低下が続いたりするようだと、下落の勢いが強まって株価も25日移動平均線を下回るとともに各バンドが広がって下降トレンドが発生することが考えられる。
一方で、2本線が低下しても限定的だったり、100ラインを割り込んでも上向きに変化して100ラインを上回ったまま水準を切り上げたりするようだと、上昇の勢いが強まって25日移動平均線上を維持してバンドが広がることが考えられるため、売りポジションを持っている投資家は、買い戻すタイミングを逃さないようにする必要があると思われる。

チャート形状が「上昇基調?」の出来高が多い5銘柄分析

※2024/6/14時点で、チャート形状銘柄分析機能を使用し、期間は1ヵ月、チャート形状が「上昇基調?」の出来高が多い5銘柄分析

現状分析

短期

もち合い

中期

上昇トレンド

長期

上昇トレンド

週間予想レンジ

1,960円 〜 2,110円

 

バンドが広がってトレンドが発生するかやモメンタムの低下が続くか要注目

トレンドと売買タイミングを教えてくれるボリンジャーバンドを見ると、週末の下落で上向きの25日移動平均線を下回って終えている。また各バンドは上向きの25日移動平均線に集まっているのが分かる。そのため今週は、25日移動平均線を上回ってバンドが広がるかが注目ポイントだ。仮に25日移動平均線上を回復するとともに+1σを上回って維持するようだと、バンドが広がって上昇トレンドが発生しそうだが、25日移動平均線を下回ったままの状態が続き、−1σを下回るとともにバンドが広がるようだと、下降トレンドの発生に注意する必要があると思われる。そうしたなか、上昇や下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムとその移動平均線であるシグナルの両方が、上昇と下落の勢いの判断の分かれ目となる100ラインを下回って低下しているのが分かる。そのため今週は、2本線の低下が続くかが注目ポイントだ。仮に2本線の低下が続くようだと、下落の勢いがさらに強まって、株価がボリンジャーバンドの−1σを下回ったり、バンドが広がったりすることが考えられ、下降トレンドの発生に注意する必要がある。一方で、2本線が上向きに変化して100ラインを上回るようだと、もち合いが続いたり、+1σを上回ることが期待される。

現状分析

短期

下降トレンド

中期

下降トレンド

長期

下降トレンド

週間予想レンジ

185円 〜 220円

 

5日移動平均線上を維持できるかやモメンタムの上昇が続くか注目

日足チャートを見ると、週末の反発で75日と5日移動平均線を上回って終えている。そのため今週は、5日移動平均線上を維持できるかが注目ポイント。仮に5日移動平均線上を維持するようだと、5日移動平均線が上向きを維持してサポートになり、株価水準を切り上げることが期待される。一方で、5日移動平均線上を維持できずに割り込んだり、75日移動平均線も下回ったりするようだと、5日移動平均線が下向きに変化して上値の抵抗になったり、上値の抵抗になったまま25日移動平均線を下回ることも考えられ、買いポジションを持っている投資家は損失の発生に要注意だ。そうしたなか、上昇や下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムとその移動平均線であるシグナルの両方が、上昇と下落の勢いの判断の分かれ目となる100ラインを上回っているのが分かる。そのため今週は、2本線の上昇が続くかが注目ポイント。仮に2本線の上昇が続くようだと、上昇の勢いが強まって5日移動平均線上を維持することが期待される反面、2本線ともに下向きに変化して低下したり、100ラインを割り込んで低下が続いたりするようだと、5日に加え、75日や25日移動平均線を下回って安値に接近することが考えられ保有者は要注意。

現状分析

短期

上昇トレンド

中期

下降トレンド

長期

下降トレンド

週間予想レンジ

3,540円 〜 3,900円

 

5日移動平均線上を維持できるかモメンタムの水準に要注目

日足チャートを見ると、週末にかけての上昇で5日移動平均線上を維持するとともに5日移動平均線が上向きに変化しているのが分かる。そのため今週は、5日移動平均線上を維持できるかが注目ポイント。仮に5日移動平均線上を維持するようだと、5日移動平均線がサポートになって株価水準を切り上げ、6月4日につけた戻り高値を終値で上回ることが期待される反面、5日移動平均線を下回って戻せなくなるようだと、5日移動平均線が下向きに変化して上値の抵抗になり、上向きの25日移動平均線辺りまで下落が続くことが考えられ、高値掴みを避けるなど、上昇の一服に注意する必要があると思われる。そうしたなか、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムは上向きに変化しているものの、モメンタムの移動平均線であるシグナルは下向きを続けているのが分かる。そのため今週は、モメンタムの上昇が続くかが注目ポイントだ。仮にモメンタムが上昇を続けてシグナルを上回るとともに、シグナルも上向きに変化して上昇するようだと、高値更新の可能性が高まりそうだ。一方で、モメンタムが下向きに変化してシグナルと一緒に低下したり、100ラインに接近したりするようだと、25日移動平均線辺りまでの下落に要注意。

現状分析

短期

もち合い

中期

上昇トレンド

長期

もち合い

週間予想レンジ

1,200円 〜 1,290円

 

5日移動平均線上を維持できるかやモメンタムの低下が続くか注目

日足チャートを見ると、週末の上昇で5日移動平均線を上回るとともに5日移動平均線が上向きに変化して終えているのが分かる。そのため今週は、5日移動平均線上を維持できるかが注目ポイントだ。仮に5日移動平均線上を維持するようだと、5日移動平均線がサポートになって上昇を続け、4月15日の高値に接近することが視野に入る反面、5日移動平均線上を維持できずに割り込んだり、割り込んだまま戻せなくなったりするようだと、75日移動平均線を下回って25日移動平均線辺りまで下落したり、割り込んだりすることが考えられ、下降トレンドの発生に注意が必要だ。そうしたなか、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムとその移動平均線であるシグナルの両方が、上昇と下落の勢いの判断の分かれ目となる100ラインを上回っているものの下向きとなっている。そのため今週は、2本線の低下が続くかが注目ポイントだ。仮に2本線の低下が続いたり、100ラインを下回ったりするようだと、5日移動平均線上を維持できずに割り込むことが考えられよう。一方で、2本線が上向きに変化して水準を切り上げるようだと、5日移動平均線上を維持するとともに4月15日の高値に接近することが期待される。

現状分析

短期

もち合い

中期

もち合い

長期

上昇トレンド

週間予想レンジ

130円 〜 153円

 

25日移動平均線上を維持できるかやモメンタムの上昇が続くか要注目

日足チャートを見ると、週末は反発したものの5日移動平均線を下回り、上向きの25日移動平均線に接近して終えているのが分かる。そのため今週は、25日移動平均線上を維持できるかが注目ポイントだ。仮に25日移動平均線上を維持するようだと、下向きの5日移動平均線を上回ることが期待される。また5日移動平均線を上回るようだと、5日移動平均線が上向きに変化してサポートになることも考えられそうだ。一方で、25日移動平均線を下回って戻せなくなるようだと、5日移動平均線が25日移動平均線を下回るデッドクロスが発生するとともに、下向きの75日移動平均線辺りまで下落することが考えられ、下降トレンドの発生に注意が必要と思われる。そうしたなか、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、上昇と下落の勢いの判断の分かれ目となる100ラインを上回っており、上向きに変化して終えている。そのため今週は、モメンタムの上昇が続くかが注目ポイントだ。モメンタムの上昇が続くようだと、モメンタムの移動平均線であるシグナルも上向きに変化して2本線ともに水準を切り上げ、上昇の勢いが強まりそうだが、一方で、モメンタムが上昇しても限定的だったり、下向きに変化して2本線ともに低下して100ラインに接近したりするようだと、25日移動平均線を割り込むことが考えられ保有者は要注意。

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