2025-12-12 01:05:29

5/6週は、25日移動平均線を上回って維持できるか注目の週

2024/5/7

先週の振り返り(4/29〜5/3)

先週の主なイベント

4/29(月)  国内休場、独4月消費者物価指数

4/30(火)  3月失業率、同有効求人倍率、同鉱工業生産、中国4月製造業PMI、同4月非製造業PMI、同4月財新製造業PMI、ユーロ圏1−3月期GDP速報値、同4月消費者物価指数、米4月シカゴPMI、同4月カンファレンスボード消費者信頼感指数、米FOMC(5月1日まで)

5/ 1(水)  中国、香港、欧州市場など休場、米4月ADP雇用報告、同4月ISM製造業景況感指数、同3月雇用動態調査、FOMC政策金利発表、パウエルFRB議長会見

5/ 2(木)  4月マネタリーベース、中国市場休場(3日まで)、米週間新規失業保険申請件数、同3月貿易収支、同3月製造業新規受注

5/ 3(金)  国内休場、ユーロ圏3月失業率、米4月雇用統計、同4月ISM非製造業景況感指数

29日(月)、国内休場。
30日(火)、3連休明けの東京市場は買い先行で始まった。日経平均、TOPIXともに前週末の高値を上回って始まると、時間外のNYダウやナスダックの先物が上昇していたことが買い安心感につながり、そのまま上げ幅を広げる展開となった。また、中国の国家統計局と財新がそれぞれ発表する製造業PMIが市場の予想を上回ったことも買いにつながり、日経平均は38,608円をつけるなど一時673円高となる場面があった。ただ、今週は3営業日となることやFOMCや米経済指標の発表を控え買いが続かず、伸び悩んで午前の取引を終えた。午後に入ってからもさえない値動きとなって上げ幅を縮めたが、取引終了前に大口の買いが入って市場全体を押し上げ、日経平均、TOPIXともにもち直して終えた。
5月1日(水)、連休の谷間の2営業日目となるなか、米長期金利の上昇や米国株安が東京市場の売り材料となった。日経平均、TOPIXともに売り先行で始まったところで一旦買い戻されたが、買い一巡後に売り物に押される展開となり、日経平均は38,036円をつけるなど一時369円安となる場面があった。ただ売り込む動きは見られず、午後に入って時間外のNYダウやナスダック100の先物が反発していたことや、業績発表に対する期待もあって買い戻しが優勢になると一瞬プラスに浮上したものの買いが続かず、結局3日ぶりの反落で終えた。
2日(木)、注目された米FOMCの結果、金融政策が据え置きとなりNYダウが上昇したものの、日経平均との連動性が高いとされるナスダック総合やSOX指数が下落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は続落で始まり、取引開始後に37,958円をつけるなど一時315円安となる場面があったが、38,000円を割り込んだ水準では押し目買いが入って切り返し、プラスに浮上して午前の取引を終えた。一方午後に入ると、国内では翌日から4連休となることや、連休中に米4月雇用統計など重要な経済指標の発表を控え積極的な買いが入らず、前日の終値を挟んだ方向感の無い値動きで終えた。
3日(金)、国内休場。

今週の展望(5/6〜5/10)

今週の主なイベント

5/ 6(月)  国内休場、中国4月財新サービス業PMI

5/ 7(火)  豪準備銀行政策金利発表、ユーロ圏3月小売売上高

5/ 8(水)  独3月鉱工業生産、スウェーデン中銀政策金利発表、ブラジル中銀政策金利発表

5/ 9(木)  日銀金融政策決定会合の主な意見(4月25、26日開催分)、3月景気動向指数、中国4月貿易統計、英中銀政策金利発表、米週間新規失業保険申請件数

5/10(金)  3月国際収支、4月景気ウォッチャー調査、オプションSQ、英1−3月期GDP速報値、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値

国内では大型連休の後半となる現地時間3日に発表された米4月雇用統計の結果が予想を下回り、再び利下げ期待が高まったことから3日の米国株は大幅に上昇して終えており、今週も上昇が続くのかが注目される。
そうしたなか今週も米国の重要な経済指標の発表が控えており、さらに利下げ期待が高まるのか、注目を集める週になりそうだ。今週のスケジュールは別表の通りとなっているが、今週も米国から確認したいと思う。注目されるのは週間新規失業保険申請件数と5月ミシガン大学消費者信頼感指数になると思われる。冒頭に書いたように、4月雇用統計で非農業者部門雇用者数が予想を下回ったことに加え、失業率が上昇したことを受け米長期金利の低下につながった。
そのため、これらの経済指標の結果が予想を下回るようだと、米長期金利の低下が続くとともにNYダウなど米国株の下支えや押し上げにつながるのではないかと考えられる。
またドルが下落して円高に振れることが考えられるが、国内企業の業績発表が終了して主な企業の想定為替レートがはっきりするまで、輸出関連企業への影響は限定的になるのではないかと思われる。
一方で、予想を上回る結果になるようだと、米長期金利の上昇とともに米国株の下落につながり、東京市場の売り材料となることが考えられ要注意だ。またドル高に振れても政府、日銀による介入への警戒もあって株価の下支えや押し上げにつながったとしても限定的になるのではないかと思われる。
続いては国内についてだ。注目されるのは4月景気ウォッチャー調査と企業決算の結果になると思われる。
4月景気ウォッチャー調査は、現状判断DI、先行き判断DIともに前回を上回る予想となっており、予想通りや予想を上回る結果になるようだと、国内景況感の好調さを好感して内需関連株が買われたり、市場全体の下支えになったりすることが期待される反面、予想を下回る結果になるようだと、国内景気に対する警戒から、内需関連株の上値の重石になることも考えられ要注意だ。
その国内主要企業の業績発表予定だが、7日、JFE、任天堂、川崎汽船、8日、三菱重工、トヨタ、伊藤忠、日本郵船、9日、富士フイルム、日本製鉄、パナソニックHD、スクリーンHD、ソフトバンク、10日、資生堂、マツダ、ホンダ、東京エレクトロン、三井不動産、三菱地所、NTT、KDDIなどとなっている。
これらの結果を受け、日経平均の今期予想EPSが上昇するようだと、株価水準の押し上げにつながるとともに39,000円台回復も視野に入る反面、予想EPSが低下するようだと、株価の上値が重たくなるとともに株価水準が切り下がり、38,000円を割り込むことも視野に入るため注意する必要があろう。
最後はユーロ圏についてだ。注目されるのは、ユーロ圏3月小売売上高や独3月鉱工業生産、英中銀政策金利発表になると思われる。ユーロ圏3月小売売上高は前回を上回る予想だが、独3月鉱工業生産(前月比)は前回を下回る予想となっており、これらの結果が予想を上回るようだと、消費や生産活動の強さが意識され、利上げへの警戒が高まるとともにユーロの上昇につながることが考えられる反面、いずれも予想を下回る結果になるようだと、ユーロの下落につながって円高に振れることが考えられ、東京市場への影響に注意が必要だ。
また英中銀の政策金利については、前回と同じ5.25%が予想されているが、ベイリー英中銀総裁が英国景気の先行きに対してどのような見方を示すかによってはマーケットの変動要因となることも考えられ、ポンドと英国株の値動きや日米市場への影響についても注意しておく必要があると思われる。

チャートから読み解く!今週の投資戦略

前回は「−1σを上回って維持できるかが注目ポイントになると思われる」とした。また、「−1σを上回って維持するようだと、反発が継続するとともに下向きの25日移動平均線に接近したり、上回ったりすることが考えられ、売りポジションを持っている投資家は買い戻すタイミングを逃さないようにする必要があろう」とも指摘したが、連休の谷間で3日間の取引だったが、週初から−1σを上回ると、週末まで上回ったままで終える結果となった。
ただ、+3σから−1σまで下向きを続けているのが分かる。そのため今週は、下向きの25日移動平均線上を回復して維持できるかが注目ポイントになると思われる。仮に25日移動平均線上を回復して維持するようだと、25日移動平均線が下向きから横ばいや上向きに変化することが考えられ、トレンド転換につながるとともに、株価水準を切り上げて39,000円台を回復することが期待される。
一方で、25日移動平均線を上回っても終値で押し返されたり、−1σ上を維持できずに割り込んだりするようだと、−1σの下向きが継続するとともに上向きに変化した−2σや−3σが下向きに変化して下降トレンドが発生することも視野に入り、37000円に接近することも考えられるため、買いポジションを持っている投資家は損失の発生や拡大に注意する必要があると思われる。
そうしたなか、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムとその移動平均線であるシグナルの両方が上向きで水準を切り上げているのが分かる。また、モメンタムは、上昇と下落の勢いの判断の分かれ目となる100ラインを上回っている。
そのため今週は、2本線の上昇が続くかが注目ポイントだ。仮に2本線の上昇が続いて水準を切り上げるようだと、25日移動平均線上を回復して維持するとともに39,000円台を回復することが視野に入りそうだ。
一方で、2本線が上昇しても限定的だったり、下向きに変化して100ラインを割り込んで低下したりするようだと、−1σ上を維持できずに割り込んで、−2σに接近したり、割り込んだりすることが考えられるため、買いポジションを持っている投資家は要注意だ。

チャート形状が「下落ストップ?」の出来高が多い5銘柄分析

※2024/5/2時点で、チャート形状銘柄分析機能を使用し、期間は1ヵ月、チャート形状が「下落ストップ?」の出来高が多い5銘柄分析

現状分析

短期

もち合い

中期

もち合い

長期

下降トレンド

週間予想レンジ

1,950円 〜 2,150円

 

5日移動平均線とモメンタムの低下に注意が必要な週

日足チャートを見ると、上向きの75日移動平均線に接近したものの上回ることができなかった。また、先週末は下向きに変化した5日移動平均線を割り込んで取引を終えている。そのため今週は、5日移動平均線の低下が続くかが注目ポイントだ。仮に5日移動平均線の低下が続くとともに、5日移動平均線が上値の抵抗になって押し返されるようだと、4月19日と22日のあいだにあけた窓を埋めることが考えられ、2,000円を割り込むことも視野に入る反面、5日移動平均線上を回復するとともに5日移動平均線が上向きに変化するようだと、サポートになって上向きの75日や下向きの25日移動平均線を上回ることが考えられ、反発期待が高まるのではないかと思われる。そうしたなか、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムとその移動平均線であるシグナルの両方が、上昇と下落の勢いの判断の分かれ目となる100ラインを上回っているものの、モメンタムは緩やかな下向きに変化している。そのため今週は、モメンタムの低下が続くかが注目ポイントだ。仮に2本線ともに低下して100ラインに接近したり、下回ったりするようだと下落基調が続くことが考えられる反面、上向きに変化して上昇するようだと株価水準の切り上げが期待される。

現状分析

短期

もち合い

中期

もち合い

長期

上昇トレンド

週間予想レンジ

7,020円 〜 8,250円

 

5日移動平均線の向きとモメンタムの水準に要注目

日足チャートを見ると、下向きの25日移動平均線に押し返された状態が続くとともに、先週は5日移動平均線もわずかに下回って終えているのが分かる。そのため今週は、5日移動平均線が下向きに変化するかが注目ポイントだ。仮に5日移動平均線が下向きに変化して上値の抵抗になるようだと、7,500円を割り込んで7,000円に接近することが視野に入る反面、5日移動平均線を上回って維持するようだと、5日移動平均線が上向きに変化して下向きの25日移動平均線を上回るとともに、25日移動平均線上を維持することも考えられそうだ。そうしたなか、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムが下向きに変化するとともに、上昇と下落の勢いの判断の分かれ目となる100ラインをわずかに下回っている。そのため今週は、モメンタムの低下が続くかが注目ポイントだ。仮にモメンタムの低下が続くとともに、モメンタムの移動平均線であるシグナルも下向きに変化して100ラインを割り込むようだと、下落の勢いが強まることが考えられ保有者は注意する必要があろう。一方で、モメンタムが上向きに変化するとともに2本線とも水準を切り上げるようだと、25日移動平均線を上回って維持することが期待される。

現状分析

短期

もち合い

中期

下降トレンド

長期

もち合い

週間予想レンジ

775円 〜 870円

 

抵抗帯の下限を上回るかやモメンタムの上昇が続くか要注目

トレンドと売買タイミングを教えてくれる一目均衡表を見ると、転換線や基準線を上回っているものの、抵抗帯の下に株価が位置しているのが分かる。そのため今週は、抵抗帯の下限を上回って維持できるかが注目ポイントだ。仮に反発が続いて抵抗帯の下限を上回って維持するようだと、900円に接近することも視野に入る反面、抵抗帯に接近しても押し返されたり、基準線と転換線を下回って戻せなくなったりするようだと、3月11日につけた安値に接近することが考えられ安値更新に要注意だ。そうしたなか、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムとその移動平均線であるシグナルの両方が、上昇と下落の勢いの判断の分かれ目となる100ラインを上回って上昇しているのが分かる。そのため今週は、2本線の上昇が続くかが注目ポイントだ。仮に2本線の上昇が続くようだと、抵抗帯の下限に接近したり、上回ったりすることが考えられる反面、2本線が上昇しても限定的だったり、下向きに変化して低下したりするようだと、基準線と転換線を割り込むことが考えられ保有者は要注意だ。また、100ラインを下回って低下が続くようだと、安値更新の可能性が出てくるため、リバウンド狙いの買いは控える必要があろう。

現状分析

短期

もち合い

中期

上昇トレンド

長期

レンジ

週間予想レンジ

3,300円 〜 4,240円

 

抵抗帯の上限に沿って上昇が続くかやモメンタムの上昇が続くか注目

トレンドと売買タイミングを教えてくれる一目均衡表を見ると、抵抗帯の上限に沿って株価の上昇が続いているのが分かる。そのため今週は引き続き抵抗帯に沿って上昇が続くかが注目ポイントだ。仮に抵抗帯に沿って上昇が続くようだと、基準線を上回って高値に接近したり、上回ったりすることが考えられる反面、抵抗帯の上を維持できずに割り込んで戻せなくなるようだと、転換線を下回るとともに4月26日の安値に接近したり、下回ったりすることが視野に入ると思われる。そうしたなか、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムとその移動平均線であるシグナルの両方が水準を切り上げ、上昇と下落の勢いの判断の分かれ目となる100ラインに接近しているのが分かる。そのため今週は2本線の上昇が続くかが注目ポイント。仮に2本線の上昇が続くとともに100ラインを上回って水準を切り上げるようだと、抵抗帯の上限に沿って上昇が続くことが考えられ高値に接近したり、上回ったりすることも視野に入る反面、2本線が上昇しても限定的だったり、下向きに変化して低下したりするようだと、下落の勢いが強まって抵抗帯の上限を下回るとともに、4月26日の安値に接近することも視野に入るため保有者は要注意だ。

現状分析

短期

もち合い

中期

上昇トレンド

長期

上昇トレンド

週間予想レンジ

1,600円 〜 2,000円

 

バンドが広がって上下どちらにトレンドが発生するかやモメンタムの水準に注目

トレンドと売買タイミングを教えてくれるボリンジャーバンドを見ると、下向きの25日移動平均線を下回って先週末の取引を終えているが、バンドが全て内側に集まっているのが分かる。そのため今週は、バンドが広がってトレンドが発生するかが注目ポイントだ。仮に25日移動平均線を上回るとともにバンドが広がるようだと、上昇トレンドが発生して3月25日の高値に接近したり、上回ったりすることが視野に入る反面、25日移動平均線を下回ったままバンドが広がるようだと、下降トレンドが発生して4月19日つけた直近の安値に接近したり、下回ったりすることが視野に入るため保有者は要注意だ。そうしたなか、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムとその移動平均線であるシグナルの両方が、上昇と下落の勢いの判断の分かれ目となる100ラインを上回って水準を切り上げているのが分かる。そのため今週は、2本線の上昇が続くかが注目ポイントだ。仮に2本線の上昇が続いて水準を切り上げるようだと、上昇の勢いが強まって25日移動平均線を上回るとともにバンドが広がることが期待される。一方で、2本線が下向きに変化したり、100ラインを割り込んで水準を切り下げたりするようだと、下落の勢いが強まって25日移動平均線を下回ったままバンドが広がることが考えられ下降トレンドの発生に要注意。

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