システム障害報告
夜間バッチ処理遅延に関するお詫びと状況のご説明
平成18年1月19日
平素はイー・トレード証券をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
1月18日(水)・19日(木)の早朝に発生した夜間バッチ(一括)処理遅延につきましては、お客様に大変ご迷惑をお掛けいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。以下、今回のバッチ処理遅延に関してご説明申し上げます。
1. 状況
1月17日、大量な比例配分発生のためバッチ処理開始時刻が遅延いたしました。また、加えて取引件数急増によるバックオフィスシステム(STAR-W-OT)の処理が遅延いたしました。その影響により、一部のデータベースにおいて夜間バッチ処理結果を反映できない状態で1月18日の寄付を迎えることとなりました。
その結果として、一部のお客様につきましては17日の情報が引き続き画面に表示されることとなり、一部の投資信託のご売却代金等、及び信用取引における日歩・逆日歩・貸株料等に係る諸経費、アクティブプランの手数料按分計算が反映されませんでした。また、17日に行われた株券のお預け入れ・お引出しの情報が残高に反映されませんでした。
また、18日の取引後におきましても、前日と同様に比例配分による夜間バッチ処理開始時刻の遅延及び取引件数の更なる増加により夜間バッチ処理が大幅に遅延し、結果として翌日の19日においても前日と同様の状況となりました。
2. 影響
本遅延により、一部のお客様において概ね以下の状況が発生いたしました。
- 一部の投資信託の売却代金等の未反映
- アクティブプランをご選択された場合の手数料按分計算の未反映
- 同一銘柄のお取引について、システム上差金決済取引として判定
- 株券のお預け入れ・お引出しの情報の残高への未反映
- 日歩・逆日歩・貸株料等の信用取引に係る諸経費の未反映
3. 改善策
今後は夜間バッチ処理遅延が再発しないよう、改善策として次の通り行います。
- 処理遅延が見られるSTAR-W-OTサーバへCPUの増設を1月19日に実施
- データベースサーバへの負荷を軽減するために、不要な過去データの削除、テーブルの最適化を行い不連続な未使用領域の削減
- 夜間バッチ処理件数の短期間での大幅な増加を受け、バックオフィスシステム増強計画の見直し
お客様には、大変ご迷惑をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません。今後、同様のことが生じないよう、より高い安全性・信頼性を目指し、システムの構築・運用を行ってまいります。
お客様におかれましては、引き続きイー・トレード証券をご愛顧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。