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2024-04-19 03:05:08

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2017年セクター見通し

当社専属アナリストが、注目の業界を展望!

2017年重要セクター見通し
「自動車、AI・ロボット セクター」

2017年重要セクター見通し : バイオ セクター │ 自動車、AI・ロボット セクター │ 小売、レジャー・アミューズメント セクター

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2017年の自動車業界の展望は?

2017年自動車需要は横ばい、円安と差別化商品で増額修正相次ぐ期待

想定以上の円安が進んでいる。自動車や自動車部品各社は、今年度下期の対ドルレートの前提を100円と置いている企業が多い。足元の実勢は115円以上の円安で、この15円の差が今期末まで継続されると、自動車大手の営業利益は単純計算で約20%程度増額されることとなる。来期1年を通してこの為替水準が維持されれば、更に10円近い円安効果が発生する。需要面は、2016年に過去最高水準の販売を記録した中国と米国、世界の2大自動車市場の伸びが、2017年は一服する可能性が高い。東南アジアやインドなど新興国も、消費の低迷が続き、横ばいから微増、日本国内も横ばい予想である。この中で、AI技術が多く取り込まれたLEVEL2と呼ばれる部分的自動運転車の量販車が相次いで発売される。ARを応用したHUDやサイドミラーが無い車なども登場し、PHVや走行距離が大幅に伸びたEVの販売も始まる。医療や介護、建設現場や引越用などの簡易ロボットやロボットスーツの実際の現場での使用が活発となる年でもある。

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2017年の自動車業界の注目点は?

垣根を越えた業界再編のオンパレード。

2016年は日産による三菱自動車の買収、トヨタとスズキの提携、部品でも独ZFの米TRW買収など、世界中でM&A・再編が行われた。自動運転技術の進歩により、それまでは新規参入が不可能と言われていた自動車業界の垣根が低くなってきた。EVの生産など、従来からのガソリンエンジン車に比べ、製造工程が簡素化され、車両の心臓部もエンジンから電池に替わる。将来、自動運転に移行していく中で、脳とも言われるCPUやAI技術など、大手の電機や通信機器メーカー・ソフト開発企業の方が一日の長がある技術領域であり、2017年はこういった、非自動車メーカーによる自動車・部品メーカーの大型買収など、業種の垣根を越えた大型買収案件が続出する年ともなろう。

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2017年の自動車業界のキーワードは?

自動運転ビッグバン到来の年。

2017年は“自動運転ビッグバン”到来の年となろう。2016年は、世界中の自動車・自動車部品・電機・通信各社から、数々の自動運転技術の発表があり、実際にテスラや日産自動車からはLEVEL2に相当する量販車も投入された。2017年は隔年開催の東京モーターショーが開かれる年でもあり、量販を見据えたLEVEL3ないしは4に近い自動運転車の公道実験が始まる。みちびきプロジェクトと呼ばれる日本版GPSを目指す、準天頂衛星の4機体制が整い、センチメーター級高精度測量技術により、カーナビの精度が従来の5mから5cm程度へと100倍高くなり、3Dダイナミックマップがほぼ完成する。東京オリンピックでの実用化に向け、自動運転技術の進歩が一気に進む年となる。

遠藤 功治

遠藤 功治 (えんどう こうじ)
SBI証券 投資調査部(自動車、AI・ロボット担当 シニアアナリスト)

1984年に野村證券入社、SGウォーバーグ、リーマンブラザーズ、クレディスイス他、欧米系の外資系投資銀行を通し、セルサイドアナリスト歴は通算32年。その大半が、自動車・自動車部品業界・企業分析に携わる。 2000年日経アナリストランキング自動車部門第1位。“トップアナリストの業界分析”(日本経済新聞社、共著)など、出版本も多数。日系の主要な自動車会社・部品会社に招かれてのセミナー、日本経団連や外国特派員協会での講演、国連・ILOや、ダボス夏季会議での基調講演の講師なども多数勤める。2016年7月よりSBI証券に移籍、投資調査部にて、引き続き自動車・自動車部品関係のリサーチを担当すると供に、最近では、AI・ロボット・自動運転関連のリサーチにも注力している。

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