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2024-03-29 17:56:32

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どうなる?2017年の海外マーケット

SBI証券 投資調査部 シニアアナリスト榮 聡に聞きました!
「どうなる?2017年の海外マーケット」

日本のマーケット展望 : SBI証券 投資調査部長 鈴木英之 │ フィスコ リサーチレポーター 三井智映子氏 │ SBI証券 投資調査部 藤本誠之

為替、海外マーケットの展望 : SBIリクイディティ・マーケット社 │ SBI証券 投資調査部 シニアアナリスト 榮 聡

投資信託の注目点 : ウエルスアドバイザー 代表取締役社長 朝倉智也氏

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2017年の米国のマーケット展望は?

トランプ次期大統領が打ち出した、(1)インフラ投資の拡大、(2)法人税減税、(3)企業活動に対する規制緩和、(4)海外利益の還流促進などの政策はいずれも米国景気を浮揚する効果が期待されます。2017年は米国株式にとって基本的に良好な投資環境と言えるでしょう。
一方、株価の評価は予想PER(株価÷EPSの倍率)で約17倍と決して安くはなく、金利が上昇傾向となる中、これ以上の上昇は期待しにくい水準です。このため、株価を決めるのはEPSの動きと考えられ、株価はトランプ氏の政策が経済成長率や企業利益にどのようなインパクトを与えるかを確認しながら上昇していくと考えられます。
米国経済は金融危機から回復して以降、特に悪くもないが特に良くもないという状態が続き、やや閉塞感を抱えながらきたと見られます。しかし、トランプ氏の登場は米国民の「アニマルスピリッツ」を刺激していると見られ、今後具体化する政策以上の景気浮揚効果を持つ可能性に注目できるでしょう。
一方、トランプ氏の外交関係では、中国に強硬、ロシアに融和的、欧州への関心が低いなど、従来の政権から大きな変化が見られます。米国外で広く事業展開しているグローバル企業には打撃となる可能性も考えられ、これはリスク要因です。

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ズバリ!NYダウの上値メドと下値メドは?

S&P500指数の17年12月期予想EPSは現在133.24ポイントです(12/19時点)。これがトランプ氏の政策によって1割増えるとする場合、146.6と計算できます。予想PERは現在とさほど変わらない17倍とすると、2,492ポイントが計算でき、これが高値メドです。NYダウでは、21,900ドル辺りに相当します。

下値メドは、トランプ氏の政策が市場で期待したほどではないことを理由とした相場下落の場合、トランプラリーが始まる前の水準である2,150ポイント辺りを考えておけばよいでしょう。一方、中国との関係が拗れるなど外交問題が理由になる場合にはやや深い押しとなる可能性がありそうですが、テクニカル面から下値支持が期待できそうな2,000ポイント辺りでしょうか。

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米国株の注目株・投資テーマは? 注目の新興国は?

トランプ次期大統領の政策による米国の景気浮揚、ドル高などのマクロ面からは、金融、インフラ投資関連、消費関連、ドル高の影響を受けにくい中小型株などが注目できるでしょう。ただ、これらは「トランプ・トレード」として選挙後に大きく上昇した銘柄も含まれるため、今後は選別が進むと考えられます。

産業面からは、人工知能関連、光通信関連、半導体関連などが注目できるでしょう。人工知能は(1)コンピュータの処理能力向上、(2)膨大なデータの蓄積、(3)深層学習の進化を背景にこれまでとは次元の異なるインパクトを社会に与えると期待されています。光通信関連は、動画再生の増加などで増え続ける通信量を処理するために10ギガビット/秒から100ギガビット/秒へネットワークのアップグレードが始まったことから、製品需要拡大が期待されます。また、IoT(モノのインターネット)、人工知能、仮想現実など新しい技術の波を支える半導体産業にも注目できるでしょう。

新興国への投資では、ロシアとベトナムに注目できるでしょう。トランプ政権は国務長官にプーチン大統領と懇意のティラーソン氏を指名するなど、ロシアとの関係改善に本気のようです。ロシアは原油価格上昇の恩恵が大きい点にも注目できるでしょう。ベトナムは恩恵が期待されたTPPが不発となりそうですが、南部経済回廊の開通、外資規制の緩和、中国からの工場移転などによる景気浮揚が期待されます。足もとで製造業の生産が上昇基調となっていることに注目できるでしょう。

榮 聡

榮 聡 (さかえ さとし)
SBI証券投資調査部 (日本証券アナリスト協会検定会員)

1986年一橋大学商学部卒業、1991年カーネギーメロン大学テッパー・スクール・オブ・ビジネス卒業。大和証券、大和証券投資信託委託、野村證券を経て15年4月よりSBI証券投資調査部に所属。国内外株式のファンド運用、ファンド運用助言、調査業務に長年携わる。欧州株式、アセアン株式について現地での調査経験があり、企業をグローバルな視点から評価できることに強み。

日本のマーケット展望 : SBI証券 投資調査部長 鈴木英之 │ フィスコ リサーチレポーター 三井智映子氏 │ SBI証券 投資調査部 藤本誠之

為替、海外マーケットの展望 : SBIリクイディティ・マーケット社 │ SBI証券 投資調査部 シニアアナリスト 榮 聡

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