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2015年 年頭のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜りまして、誠にありがとうございました。
昨年は、2012年末からの“アベノミクス”相場が継続し、10月には黒田日銀総裁の下で2回目となる金融緩和策の実施、12月には衆議院総選挙が実施されたことなどにより、日経平均株価は一時リーマンショック前の高値であった18,000円台に達し、米ドル/円も120円台の円安水準を記録したように、投資家の皆様におかれましても実り多き1年だったのではないかと存じます。
当社におきましては、経営理念である「顧客中心主義」の下、皆様にお約束した施策を以下の通り実施させていただきました。
- ■NISAサービス強化
- ・住民票取得代行サービス提供
- ・他金融機関からの「乗り換え予約申込」の受付
- ・2014年に引き続き、2015年の国内株式手数料無料化を決定
- ■各種ツールの強化
- ・新スマートフォンアプリ『HYPERアプリ』シリーズ提供
- ・債券取引の完全ネット化
- ■商品ラインアップの拡充
- ・LINEを活用した証券サービスの提供
- ・JPX日経インデックス400先物の取扱
- ・「J-NETクロス取引」サービス提供
- ・「ラップ型ファンド(My-ラップ)」の提供 など
その結果、総合口座は315万口座、NISA口座は57万口座、預り資産は8兆円(2014年末)とオンライン証券内でトップの実績を残すことができました。これもひとえに多くのお客様のご愛顧の賜物と感謝申し上げます。
本年も日本におけるオンライン総合証券の先駆者として、「業界最低水準の手数料体系」、「豊富かつ良質な投資情報、リアルタイム取引ツールの提供」、「魅力ある投資機会(商品)の提供」、「取引の安全性の提供」に引き続き努めるだけでなく、より一層の「顧客中心主義」の実現を目指し、皆様のご期待に添えるよう、以下の施策を実行してまいります。
1. 一般信用取引での「日計り信用」の提供など、商品・サービスの拡充
2. 「HYPER SBI」等、各種取引ツールのさらなる強化
3. IPO銘柄の取扱増加など法人関連業務の強化とIFA業者様と連携した幅広いお客様層への投資機会の提供
本年は、「未(ひつじ)年」です。「未」は、もともとの字義が「味」であり、果実が熟し切っていない未熟な状態を表しますが、今後の成長の可能性も秘めているとも読み取れます。昨年に引き続いて“アベノミクス”相場継続によるさらなる株高トレンドの可能性やNISA 2年目におけるお客様の認知度向上とニーズ拡大など、相場上昇に向けた環境も十分に整ってきております。本年が皆様にとってますます希望に溢れる一年となりますよう心からお祈り申し上げます。
本年も引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
平成27年 元旦
株式会社SBI証券
代表取締役社長