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【重要】2011/8/1からのFX証拠金規制における当社の対応について
金融商品取引業等に関する内閣府令の改正により、2011/8/1(月)より「FX証拠金規制」が実施され、外国為替保証金取引につきましては、取引金額の4%以上の証拠金をお預け入れいただくことが義務付けられています。
本規制の施行に伴い、2011/7/30(土)AM5:30のお取引終了以降、ルールの一部変更をいたします。
ハイレバレッジ25コースの新設
個人のお客様は「ハイレバレッジ50コース(レバレッジ約50倍のお取引)」でお取引いただけなくなります。
「ハイレバレッジ50コース(レバレッジ約50倍のお取引)」をご選択の個人のお客様は、2011/7/30(土)AM6:00以降、「ハイレバレッジ25コース(レバレッジ25倍のお取引)」に移行となります。
個人のお客様のレバレッジコースは、取引ルール変更前後で次のようになります。
取引ルール変更前のレバレッジコース |
取引ルール変更後のレバレッジコース |
---|---|
ハイレバレッジ50コース(レバレッジ約50倍のお取引) |
ハイレバレッジ25コース(レバレッジ25倍のお取引) |
- ※その他のローレバレッジ1倍コース、ローレバレッジ3倍コース、ローレバレッジ5倍コース、スタンダードコース、ハイレバレッジ50コースについては必要証拠金額等取引条件の変更はございません。
- ※取引ルール変更後も、全てのお客様(法人口座を含む)におかれまして、取引ルール変更前のロスカット水準、アラーム通知の設定が引き継がれます。
ハイレバレッジ50コースをご利用されている個人のお客様も、ハイレバレッジ25コースへ移行となる際に、取引ルール変更前のロスカット水準、アラーム通知の設定がそのまま引き継がれますのでご注意ください。
必要保証金の算出方法の変更
現在の「営業日毎の定額制」は、ロールレートにレバレッジコース毎の保証金率を乗じて必要保証金を算出いたします。
変更前の保証金率(〜2011/7/30(土)) |
変更後の保証金率(2011/8/1(月)〜) |
||
---|---|---|---|
ローレバレッジ1倍コース |
100% |
ローレバレッジ1倍コース |
100% |
ローレバレッジ3倍コース |
33% |
ローレバレッジ3倍コース |
33% |
ローレバレッジ5倍コース |
20% |
ローレバレッジ5倍コース |
20% |
スタンダードコース |
10% |
スタンダードコース |
10% |
|
ハイレバレッジ25コース |
4% |
|
ハイレバレッジ50コース |
2% |
ハイレバレッジ50コース(法人口座限定) |
2% |
ハイレバレッジ100コース(法人口座限定) |
1% |
ハイレバレッジ100コース(法人口座限定) |
1% |
- ※ハイレバレッジコースで取引可能な通貨ペアは原則として当社が指定する主要通貨ペアに限定されます。ミニ取引の保証金率は10%となります。
- ※2017/2/27(月)より法人口座コースは1つに変更になりました。
変更後の計算例
「米ドル/日本円」を1万米ドル新規買いする場合(ロールレート:1米ドル=100.00円)
スタンダードコース |
ハイレバレッジ25コース |
ご注意事項
- 通常のロスカットルール の適用につきましては変更ございません。
- 同一通貨ペアで売りおよび買いの両方の建玉を持つ両建取引がある場合、双方の必要保証金を合計した必要保証金が必要になります。
- 国内が非営業日の場合でも、お取引が可能な日については、前営業日の取引時間終了時点(夏時間AM5:30、冬時間AM6:30)の30分前に不足額(追加保証金)の充当状況を確認させていただきます。また、前営業日の取引時間終了時点にレバレッジの判定も行います。その場合、営業日に通常使用するロールレートではなく、夏時間AM5:30、冬時間AM6:30時点のスポットレートを使い判定させていただきます。
「新規取引時」および「保証金率判定時刻(1営業日1回)」における証拠金規制の変更
新規取引時における証拠金規制
(1)注文発注時
新規注文受付時に、お客様の建玉余力が当該注文数量にロールレートをかけて算出した取引金額に各通貨ペア毎の保証金率を乗じた額(取引数量×ロールレート×決済通貨ペア毎の保証金率)に満たない場合には、当該注文は受付できません。
(2)注文約定時
【指値・逆指値】
注文約定時に、お客様の「実預託額(※)」が既存建玉と当該注文を合わせた取引数量にロールレートをかけて算出した取引金額の4%(取引数量×ロールレート×4%)に満たない場合には、当該注文は約定いたしません。
なお、繰越注文におきましても同様の取扱いとなります。この場合、注文単位での失効となり、部分約定(10単位のうち3単位約定など)はされません。注文が失効した場合には、注文照会画面にてご確認いただけます。
- ※実預託額は、預託保証金の額に建玉の評価損益を加減し、出金依頼金額や現引依頼金額を減じた額となります。
【実預託額=預託保証金±総評価損益合計−出金依頼金額−現引依頼金額】
【成行】
注文約定時に、お客様の「建玉余力」が当該注文数量にロールレートをかけて算出した建玉金額の4%(取引数量×ロールレート×4%)に満たない場合には、当該注文は約定いたしません。
なお、この場合注文単位での失効となり、部分約定(10単位のうち3単位約定など)はされません。注文が失効した場合には、注文照会画面にてご確認いただけます。
- 【建玉余力=実質保証金−必要保証金−新規注文保証金】
新規取引時(指値)の計算例 「米ドル/日本円」を1万米ドル新規買い(指値・逆指値)する場合
(条件)
- ロールレート:1米ドル=100.00円
- 必要保証金(ロールレートで計算):(スタンダードコース)100,000円、(ハイレバレッジ25コース)40,000円
- 既存建玉:なし
(スタンダードコース) |
(ハイレバレッジ25コース) (注)下記条件で建玉保有時の新規取引ケース |
保証金率判定時刻(1営業日1回)における証拠金規制
各ローレバレッジコースにおいては、通常、追加保証金(追証)発生となる前にロスカットが発動するために追加保証金(追証)は発生しません。
【ハイレバレッジ25コースの場合】
保証金率判定時刻における証拠金規制により、判定時刻においてお客様の預託保証金が建玉金額の4%を下回っている場合には、追加保証金(追証)が発生し、追加で保証金を預託(総合口座⇒FX口座への保証金振替)いただくか、既存建玉の一部または全部を決済し、不足額を充当いただく必要があります。
不足額の充当期限までに不足額を充当されなかった場合には、お客様の既存建玉の全部又は一部が強制決済となります。
なお、不足預託保証金の充当期限内であったとしても、不足額の充当の有無にかかわらず、相場変動にともないロスカットに至る場合もありますのでご注意ください。
(1)追証の判定(ロールオーバー時「日本時間AM6:30以降(米国夏時間の場合は日本時間AM5:30以降)」)
ロールオーバー時に、ロールレートにてお客様の既存建玉に対する必要保証金を判定いたします。この時点で、お客様の預託保証金が建玉金額の4%に満たない(レバレッジ25倍を超過)場合には、追証となり不足額が発生いたします。
・ 追証判定時のレバレッジ=建玉金額(ロールレートでの評価)÷実預託額
【実預託額=預託保証金±総評価損益合計−出金依頼金額−現引依頼金額】
(2)不足額の充当期限(翌営業日の取引終了時間30分前)
不足額が発生しているお客様につきましては、翌営業日の取引終了時間30分前までに追加で保証金を預託いただくか、既存建玉の一部または全部を決済し、不足額を充当いただく必要があります。
翌営業日の取引終了時間30分前時点で不足額を充当されていないお客様につきましては、約定日が古い建玉から不足額が充当されるまで強制決済となります。
※1 ロールオーバーは、原則として、日本時間AM6:30以降(米国夏時間の場合は日本時間AM5:30以降)に自動的に行ないます。
※2 日本時間AM6:00(米国夏時間の場合は日本時間AM5:00)
※3 強制決済は日本時間AM6:00以降(米国夏時間の場合は日本時間AM5:00以降)に順次決済。
※4 国内が非営業日の場合でも、お取引が可能な日については、前営業日の取引時間終了時点(夏時間AM5:30、冬時間AM6:30)の30分前に不足額(追加保証金)の充当状況を確認させていただきます。また、前営業日の取引時間終了時点にレバレッジの判定も行います。その場合、営業日に通常使用するロールレートではなく、夏時間AM5:30、冬時間AM6:30時点のスポットレートを使い判定させていただきます。
ご注意事項
- 法令上、相場変動による既存建玉の保証金率の回復(自然回復)は、不足額の充当とは認められません。上記「不足額の充当方法(追証の解消方法)」のいずれかの手続きにより、お客様に不足額を充当いただく必要がございます。