株とFXの違い
投資信託や株で資産運用をしているけれど、そろそろ他の金融商品にもチャレンジしたいなとお考えの方!
株式投資と並んで人気が高まっている「FX」をご存じですか?
「FXってなに?」「名前は知っているけれど、よくわからない・・・」「興味はあるけれど、難しそう・・・」などと思っている方のために、株と比較しながらFXの特徴や魅力をわかりやすく解説いたします。
FXとは?
FXとは「Foreign Exchange」を略した言葉で、日本語では「外国為替」を意味します。
現在では、FX=外国為替保証金取引として浸透し、こちらの意味で広く使用されています。
外国為替とは、異なる2ヵ国の通貨を交換することを指します。
この交換において、例えば「日本円を米ドルに交換する」ことは「日本円を売って、米ドルを買う」と表現されます。
また、この2ヵ国の通貨の組み合わせを「通貨ペア」とよびます。
FX取引は株取引とは異なり、実際に取引した通貨が手元に来るわけではありません。
通貨そのものの受け渡しをするのではなく、日本円を保証金として売買を行い、その中で生じた損益だけを受け渡しする「差金決済」という仕組みで取引を行います。
例えば、FXの取引で「米ドル/円を買う」とは、「米ドルを買い」「日本円を売る」という取引をすることになります。
1ドル=150円のときに米ドル/円を買い、為替レートの変動により1ドル=155円になったときに米ドル/円を売ると、差額の5円が利益となります。
また、FXは売りからも取引を行うことができます。
「円高(ドル安)になる」と予想した場合、反対に1ドル=150円のときに米ドル/円を売り、1ドル=145円になったときに米ドル/円を買い戻すことで、ここでも差額の5円が利益となります。
このように、為替レートの変動に対して売買を行い、利益を積み重ねていくことがFXの特徴です。
FXと株の違いは?
具体的にFXと株は何が違うのか、表で見比べてみましょう。
FXと株の違いについて簡単に紹介しました。
その中でも、FXと株とで大きく異なる「レバレッジの最大倍数」や「保有しているだけで得られる収入」、「取引を始めるのに必要な資金」、「取引にかかるコスト」について解説します。
FXを始める前に理解しておきましょう!
レバレッジ
レバレッジとは、少ない資金で大きな金額分の取引を行える仕組みです。
株の現物取引では1倍のみ、信用取引なら最大約3倍ですが、FX取引は最大25倍までレバレッジをかけることができます。例えば、「米ドル/円」を1万ドル分取引する場合、
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1米ドル=150円として計算
ただし、手元資金より大きな金額分の取引ができるということは、もちろん損失が出た際の金額も大きくなるため、レバレッジを大きくかけるほどリスクも高まるといえます。
不安になる方もいるかと思いますが、レバレッジの倍率は自分で調整することが可能です。
「(為替レート×取引数量)÷保証金=レバレッジ」となるため、高いレバレッジで取引をするのが心配だと思う方は、まずは取引数量に対して余裕をもった額の保証金※を口座に入れておくとよいでしょう。
SBI証券では、レバレッジの上限倍数をコース設定で決めることができます。ご自身の手元資金や、どれくらいリスクを取りたいかを慎重に検討し、無理のない範囲でコースを選びましょう。
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取引をするにあたり、担保として口座に入金しておく必要最低限の資金。
Tips
レバレッジ1〜3倍:
比較的ロスカットになりにくく、堅実な資産運用を行いたい方、長期保有を考えている方などにオススメです。
レバレッジ4倍〜:
小さな金額でも短期的にチャンスを狙えますが、その分大きな損失が出る可能性もあるため、注意が必要です。
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あくまで目安となり、取引したい通貨ペアの市況なども鑑みながらご検討ください。
保有しているだけで得られる収入
株を保有していれば、一般に、年に1〜2回の配当金や株主優待を受け取ることができます。
一方FXでは、「スワップポイント」と呼ばれる二国間の金利差により発生する損益が、保有している期間は原則毎日発生します。
スワップポイントとは、通貨ペアを構成する2ヵ国間の通貨の金利差により発生する損益のことをいいます。
例えば、メキシコのような高金利の国の通貨を買って、日本のような低金利の国の通貨を売ると、その2ヵ国の金利差に応じた利益を毎日受け取ることができます。
しかし、例とは反対に低金利の国の通貨を買って、高金利の国の通貨を売った場合、保有している間は毎日スワップポイントを支払い続けることになりますのでご注意ください。FX取引は短期取引によって利益を狙うだけでなく、長期保有してスワップポイントをコツコツと貯めることにより、堅実に利益を得ていくこともできるのです。
取引を始めるのに必要な資金
株は、企業にもよりますが100株を1単元としているため、取引の最低資金は数万円〜数十万円とかかることが多いです。 一方、FX取引ではレバレッジをかけられることもあり、最小取引単位の小さい通貨ペアなどでは数千円から始めることが可能です。
SBI証券では、基本的には1万通貨単位からの取引ですが、一部の通貨ペアにつきましては通常の10分の1の取引単位で取引ができる「ミニ取引(SBI FXミニ)」をご利用いただくことで、数千円からFX取引を始めることができます。
取引にかかるコスト
株の取引をする際は、買付時も売付時も原則として「売買手数料」が発生します。
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SBI証券では、「ゼロ革命」の対象となる銘柄は売買手数料が発生しません。
一方で、FXの取引においては、売付・買付にかかる手数料は無料です。
かわりに、「買うときのレート」と「売るときのレート」に通貨ペアごとに差があり、こちらが実質的に負担するコストとなります。
この価格差のことを「スプレッド」とよびます。
例えば、売値が150.498円で買値が150.500円の場合、その差となる「0.2銭」がスプレッドとなります。
株と比較してみて、いかがでしたでしょうか?
FXは、レバレッジ設定によってリスクの取り方を自由に設定できたり、スワップポイントを毎日受け取れたりと、株と異なる点が多くあるユニークな取引です。
国際情勢や株式市場などの動きとともに、為替も例年大きく変動しています。ぜひ資産形成の1つの手段として、FX取引を検討してみてはいかがでしょうか!
よくあるご質問
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SBI証券で取り扱っている通貨は?
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現在、SBI証券では「米ドル/円」や「ユーロ/円」 など、全34通貨ペアを取り扱っております。
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FXで取引手数料は発生するの?
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取引手数料は発生しません。
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FXの取引単位の見方がわからない。
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FXの取引単位は、米ドル/円は「1単位=1万米ドル」、南アフリカランド/円は「1単位=10万ランド」のように通貨ペアごとに異なります。
- 単位については、FX会社によっても異なります。
SBI証券で取り扱っている通貨ペアの取引単位は、次のリンクよりご確認ください。
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FX取引で得た利益に対して税金はかかるの?
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株と同様FX取引で得た利益にも「20.315%」の税金はかかります。
FX取引の場合は、お客さまご自身での確定申告も必要となります。 -
SBI FXミニとは?
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SBI FXミニとは、通常のSBI FXαの1/10単位でお取引が可能な商品です。
取扱通貨は6通貨ペアございます。
ご注意事項
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取引手数料は無料です。
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外国為替保証金取引(SBI FX α)の1取引単位は1,000通貨〜1,000万通貨単位となります。
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個人のお客さまの必要保証金は取引金額に下記のレバレッジコース毎の保証金率を乗じた金額になります。
「ローレバレッジ1倍コース:100%」
「ローレバレッジ3倍コース:33%」
「ローレバレッジ5倍コース:20%」
「スタンダードコース:10%」
「ハイレバレッジ25コース:4%(※)」
(必要保証金の額の約1倍〜25倍の取引が可能です。)-
高レバレッジ取引の可能な通貨ペアは原則として当社が指定する主要通貨ペアに限定されます。
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法人のお客さまの必要保証金は金融先物取引業協会、及びNEX Data Servicesが算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率(保証金率)を取引金額に乗じて得た金額になります。
為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。-
保証金率は毎週見直し、適用される保証金率は取引サイト等であらかじめお知らせいたします。
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外国為替保証金取引(積立FX)は、1通貨単位から取引が可能です。
必要保証金は取引金額に保証金率33.334%〜100%を乗じた金額になります。(必要保証金の額の約1倍〜約3倍までの取引が可能です。) -
本取引は、取引額(約定代金)に対して少額の必要保証金をもとに取引を行うため、必要保証金に比べ多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。
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本取引は、通貨等の価格又は金融指標の数値の変動により損失が生ずるおそれがあり、かつその損失の額が預託した保証金の額を上回ることがあります。
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本取引は元本及び利益が保証されるものではありません。
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スワップポイントは金利情勢の変化等により変動しますので、将来にわたり保証されるものではありません。
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取引レートは2Way方式で買値と売値は同じでなく差があります。