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余裕度評価でみた海外REITファンド
海外REIT投信の分配金は、投資したREITから入る分配金と分配準備金等の過去の蓄積から支払われています。従って、過去の蓄積を使い果たす可能性が出てくれば、分配金が減額される可能性が出てきます。
余裕月数とは、投資したREITから入る分配金を上回る分配金を出している投信が過去の蓄積を使い果たすまでの期間をいいます。 詳しくはこちら
ここでは、分配金の余裕月数が60ヶ月以上(余裕度評価「C」以上)のものの中から、純資産額上位のファンドを掲載しました。投資のご参考にご利用ください。
余裕度評価「C」以上の当社取扱い主要海外REITファンド
(基準価額、純資産は2014年1月22日時点)
銘柄名 |
運用会社 |
基準価額 |
純資産 |
1年分配金 |
直近 |
分配月 |
余裕度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
日興 |
3,851 |
800,275 |
720 |
60 |
2013年12月 |
C |
|
フィデリティ |
5,476 |
723,690 |
960 |
80 |
2013年12月 |
B |
|
大和 |
5,069 |
451,297 |
960 |
80 |
2013年12月 |
C |
|
国際 |
4,449 |
447,828 |
760 |
55 |
2013年12月 |
B |
|
三井住友 |
5,482 |
142,153 |
600 |
50 |
2013年12月 |
A |
|
GS |
4,096 |
135,457 |
600 |
60 |
2013年12月 |
B |
|
DIAM |
4,180 |
128,804 |
190 |
15 |
2013年12月 |
A |
(出所)SBI証券
(注1)余裕月数は、過去の蓄積を使って利子配当収入を上回る分配金を出している投信が、過去の蓄積を使い切るまでの期間。 詳しくはこちら
(注2)分配金の余裕度は、分配金余裕月数によって以下のとおり評価しています。
過去の蓄積は直近入手可能な運用報告書ベース、分配金は直近の分配金データで計算。
利子配当収入の範囲内で分配しているので問題なし=S、A≧100ヶ月、B≧80ヶ月、C≧60ヶ月、D≧40ヶ月、E≧30ヶ月、F≧20ヶ月、G=20ヶ月未満
余裕度は、分配金の増減や運用報告書数値の変化によって変わる可能性があります。
(注3)分配月は、直近分配金の分配月を示しています。
(注4)分配金は過去のものであり、将来の利回りや運用成果等を保証するものではありません。また、投資した有価証券等から得られる計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を上回る分配を行った場合、基準価格の下落要因となります。運用状況によっては、分配金額が変わる場合、あるいは分配金が支払われなくなる場合があります。
海外リートの魅力とは?
魅力(1) 〜利回り水準の高さ〜
REITは、収益の大半を配当として支払うなど、一定の要件を満たすことで事実上法人税が免除されることもあり、他の資産と比べて利回り面での魅力が高い資産です。
- ※図1日本、米国、オーストラリア、イギリスの10年国債利回り、株式、REITの利回り水準比較グラフ参照
(2013年12月末出所:Bloomberg)
魅力(2) 〜インフレ対策〜
インフレ局面になると、不動産の価格や賃料が上昇する傾向にあることから、一般的にREITはインフレに強い資産と言われています。
魅力(3) 〜外貨建資産への投資〜
外貨建資産の保有を通じて、海外の高い利回りと円安時の為替差益の獲得が見込まれます。
(出所)BloombergデータよりSBI証券作成
(注)2013年12月末現在
ご注意事項
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価格は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。