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人気投資ブロガーインタビュー 〜The Goal まつのすけさんに聞きました。〜
某機関投資家で働く会社員でありながら、人気ブログ「The Goal」を運営されているまつのすけさん(以下:まつのすけ氏)がSBI証券初登場!
人気投資ブロガーまつのすけさんの投資への考え方や方法など、いろいろとお話を伺いました。
皆さんの投資ライフを向上させるヒントが隠されているかもしれません。是非ご覧ください。
株主優待について
稲場(SBI証券商品開発部 稲場:以下 稲場)
まつのすけさん、本日はよろしくお願いします。
さて、株をはじめるきっかけのひとつに「優待の取得」があると思います。
優待を選ぶうえで「利回り」や「プレミアム感」「利便性」など、いくつか基準になることがあると思いますが、まつのすけさんは何を基準に優待を選びますか?
まつのすけ氏そうですね、私が優待を選ぶ基準は利回りや利便性などを総合的に判断しています。
やはり金券類などは利回りが低くても使いやすいので買っています。
稲場過去にもらった優待で何か印象に残っているものがあれば教えてください。
一般信用ができる
稲場当社では、一般信用取引にも力を入れています。
まつのすけさんは一般信用を利用されたり、つなぎ売りの取引をされたりすることはありますか?
まつのすけ氏頻繁に利用していますよ。
優待を取るためのつなぎ売り以外にも、権利落ちで値崩れの激しい銘柄の取引や、トレードとして使うことが多くあります。
制度信用の売りができない銘柄では、一般信用売りでトレードの幅が広がるため、取引にはとても役立っています。
逆日歩のときなども安心感があるので、一般信用ができるのは非常にうれしいですね。
稲場なるほど、当社として一般信用の銘柄の追加についても引き続き力を入れていきます。
IPOが多い
稲場当社はIPOにも力を入れています。2015年度IPO引受関与率が全証券会社でNo.1と取り扱いも増えています。IPOが多いことは取引する証券会社を選ぶ理由になりますか?
まつのすけ氏すごくなります。IPOはなかなか当たらないのですが、年に数回は当たることがあるので、取り扱いが多いのはうれしいですね。
また、SBI証券のIPOチャレンジポイントは非常に気に入っています。
私のブログを見ている方からも評判が良く、かなりいい制度だと思いますよ。
株式トレーディングアプリが充実
稲場さて、当社ではPCツールやアプリなど様々な取引ツールがありますが、取引ツールは普段何を利用されていますか?
まつのすけ氏私の取引スタイルがデイトレではないので、トレードツールよりもアプリで取引をすることの方が多いですね。
稲場現在、外国株式、投資信託の取引ができるのが当社ではPCサイトのみですが、アプリなどで取引を行いたいと思われますか?
まつのすけ氏日本株以外の取引はあまりしないので、私は現状のPCのみで十分だと感じています。
ただ、人によっては外出先で取引をしたいという人もいるかと思いますので、スマホアプリなどで外国株式、投資信託の購入ができれば便利だと思います。
手数料が安い
稲場当社は手数料も主要ネット証券では最安に近い水準ではありますが、手数料競争は激しく1円単位で競いあっている状況です。取引証券会社を選ぶうえで、もっとも重視しているのは手数料ですか?
まつのすけ氏手数料だけが選ぶ基準ではないです。手数料と、取引ツールのバランスで取引する証券会社は選んでいます。取引コストが安くても、投資ツールが使いにくければ取引はしないこともありますので、単純に「手数料が一番安い」「ツールが充実している」だけではなくバランスを見て取引をしています。
稲場当社では、現物株の購入でSBIポイントが付与されるサービスを5月より開始しました。
このようなポイントプログラムなどに興味はございますか?
まつのすけ氏ポイント制度は取引コストを考えるうえで重要な指標だと考えています。
投資信託をメインに取引している人や積立などをやっている人で毎日頻繁に取引をしないような人にとっては、投信保有で得られるポイントは重要な判断材料になっていると思います。
商品ラインナップが多い
稲場金融商品のラインナップが多いことは取引証券会社を選ぶ上で理由になりますか?
当社でも海外株式は9カ国と、新興国の株式も多く取り扱っています。
まつのすけ氏日本株をメインに取引しているので、あまり詳しくはないですが、ベトナムなど、成長が見込める国のインフラ銘柄には興味がありますね。成長イメージが高い国のインフラ銘柄は国営企業で潰れる危険性が少ないので買っても安心だと思います。
米国株はマニアックな銘柄が好きな人が多いので銘柄数は多い方がいいですね。
投資情報が充実
稲場レポートやマーケットに合わせたコンテンツ、ランキングなどがありますが、銘柄を選ぶ際に参照しているものはありますか?
まつのすけ氏投資のスタイルがレポートなどを見るタイプではないので、あまり見ることはないですがランキングなどは参考にしています。
稲場ランキングだと、どのようなランキングを参考にされていますか?
まつのすけ氏高値ブレイク(上場来高値の更新、年初来高値更新)や出来高急増ランキングなどは気になってよく見ています。
稲場相場が急変した時や、企業からの発表(CA:コーポレートアクション)などが通知されるサービスがあれば利用したいと思いますか?
まつのすけ氏自分の持っている銘柄のCA通知や、ニュース配信などがあるのはいいと思います。
ランキングなどは自分で見ればわかりますが、最近の任天堂のような初動を知らせてくれるサービスがあれば利用したいと思います。
自動積立、AIについて
稲場「投資信託積立」「外貨積立」「株式るいとう」など、積立商品がいくつかありますが、まつのすけさんは利用されることはありますか?
まつのすけ氏投資のスタイル的に積立はほとんどやらないのですが、売買タイミングに左右されないので、投資初心者の方には無難な投資ができるのでいいと思います。
優先株ETFなどが積立できるなら私もやってみたいですね。
稲場今、流行のAIやロボットアドバイザーなどは利用したいと思いますか?
まつのすけ氏「業績急改善銘柄や好材料発表が出て急にトレンドが変わった」などをAIでリストアップされるならおもしろいので使ってみたいと思います。
移動平均線を越えたときなどで、個別銘柄をリコメンドしてくれるサービスがあれば興味はあります。
稲場本日は貴重なお話をありがとうございました。
今回はブログ「The Goal」で人気のまつのすけさんに、株主優待からロボットアドバイザーまで幅広いテーマでお話を伺いました。『某機関投資家で働く会社員』という稀有なご経歴を持ちながらも、自然体で投資をしているまつのすけさんの投資スタイルに共感を覚えた方も多いのではないでしょうか。
インタビューの中で、まつのすけさんからも好評だった当社のサービスを通じて、あなたも投資をはじめてみませんか?
まつのすけさん
某機関投資家で働く会社員投資家。 ブログ「The Goal」で日々の投資を綴る。
ブログ:The GOAL(http://matsunosuke.jp/)
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<信用取引に関するリスク>
信用取引は、差し入れた委託保証金額の約3倍の取引を行うことができます。そのため、現物取引と比べて大きなリターンが期待できる反面、時として多額の損失が発生する可能性も含んでいます。また、信用取引の対象となっている株価の変動等により、その損失の額が、差し入れた委託保証金額を上回るおそれがあります。この場合は「追加保証金」を差し入れる必要があり状況が好転するか、あるいは建玉を決済しない限り損失が更に膨らむリスクを内包しています。
追加保証金等自動振替サービスは追加保証金が発生した際に便利なサービスです。
<信用取引の「二階建て」に関するご注意>
委託保証金として差し入れられている代用有価証券と同一銘柄の信用買建を行うことを「二階建て」と呼びます。当該銘柄の株価が下落しますと信用建玉の評価損と代用有価証券の評価額の減少が同時に発生し、急激に委託保証金率が低下します。また、このような状況下でお客様自らの担保処分による売却や、場合によっては「追加保証金」の未入金によって強制決済による売却が行われるような事態になりますと、当該株式の価格下落に拍車をかけ、思わぬ損失を被ることも考えられます。よって、二階建てのお取引については、十分ご注意ください。