2025-12-05 20:00:12

電力債 (でんりょくさい)

電力会社が電気事業法に基づき発行する社債の一種で、一般担保が付いていることが特徴です。一般担保付社債とは特定の担保を設定することなく、発行会社の全財産について他の債権者に優先して弁済を受ける権利を持つ債券のことであり、無担保債(担保が付かない債券)が多い一般事業債とは区別されています。
一般担保制度は電力会社の資金調達とインフラ投資を支えてきた制度のひとつですが、電力自由化に伴い、新電力との対等な競争条件を確保することおよび、社債調達の主流が無担保社債に移行しつつあることなどから、改正電気事業法の施行により2020年3月末をもって終了することとなりました (発電・送配電事業については5年間の経過措置を設け、この間は一般担保付社債を発行できます)。

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