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2019-07-20 12:46:34

外国株式 > 海外ETF > 「インデックス・ファンドの父」、バンガード創立者 ジョン・ボーグルの生涯 (連載全5回)

「インデックス・ファンドの父」、バンガード創立者 ジョン・ボーグルの生涯 (連載全5回)

バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社

2019年1月16日、世界最大級の資産運用会社であり、インデックス運用のパイオニアであるバンガードの創立者、ジョン・クリフトン・ボーグル(愛称:ジャック・ボーグル)が、ペンシルベニア州のブリンマーの自宅で逝去しました。ボーグルは、世界で初めて個人向けインデックス・ファンドを設立したことで、「インデックス・ファンドの父」として広く知られ、また資産運用業界に最も貢献した人物の一人としても認識されています。ボーグルは、一部の裕福な投資家だけではなく、全ての投資家に平等に低コストの投資機会を提供し、それまでの資産運用業界の慣習を変えた開拓者であり、世界中の多くの投資家から尊敬されています。ボーグルが資産運用業界を改革し人々の生活に貢献しようとした思いとその背景には、自身の質素な生い立ちと、成功に至るまでの向かい風の中での地道な努力がありました。異端児と呼ばれたボーグルの生涯と、今や5兆ドル(約550兆円)を超える運用総資産額を誇る、ボーグルが創り上げたバンガードの創業から現在に至るまでの経緯を、全5回の連載でお送りしたいと思います。

第三回:『ボーグルの愚行』とバンガードの時代

1976年にボーグルは、現在「S&P 500インデックス・ファンド」として知られている「ファースト・インデックス・インベストメント・トラスト」という、世界初の公募インデックス・ファンドを設定後、米国中を巡り数々の証券会社に提案しました。しかしながら、業界でのこの革新的な試みは、伝統的な証券会社からは中々良い反応が得られず苦戦しました。また、当ファンドは設立当初たった1,400万ドルしか投資家の資金を集められず、周囲はボーグルにこのような低コストのインデックス・ファンドでビジネスを行うことを、諦めるように提案したといわれています。
「ファンドを償還して、投資家に返したらどう?」と多方面から言われ続けたボーグルでしたが、世界初のインデックス・ファンドがそのうち人々の生活になくてはならない偉大な投資商品になるという強い信念の元、ボーグルはファンドを運用し続けることにしたのです。しかし、人々の批判は続きました。
運用資産の初期目標(1億5,000万ドル)の10分の1にすら到達できていなかったファースト・インデックス・インベストメント・トラストは、多くの人に「ボーグルの愚行」と言われ、「インデックス・ファンド自体がアメリカらしくない」と激しく叩かれました。この批判の根源には、市場に連動する「平均的」なリターンでは満足せず、「最も高いリターンを求めることこそがアメリカ流の投資である」という考えがありました。1970年代当時のアメリカでは、このような投資に対する考え方が一般的だったのです。

それでもボーグルは、ファンドに込めた希望を決して捨てずに粘り続けました。そして1981年には、ファンドの設定以降ウェリントン・マネージメントに任せていたファンドのマーケティングと販売を、バンガードで全て一括管理することにしました。その結果、ボーグルの熱意を直接投資家に伝えることができ、ファースト・インデックス・インベストメント・トラストは少しずつ成長し、設立から6年後の1982年、ついに運用資産が1億ドルを突破しました。
さらに1988年には10億ドルを突破し、時間が経つにつれてインデックス・ファンドとそのコンセプトが少しずつ投資家に受け入れられ、普及していったのでした。ボーグルがインデックス・ファンドについて考え始めたのは、実はプリンストン大学の学生だった1949年のことでした。
過去に誰も書いたことのないテーマについて卒業論文を書きたいという思いの元、ボーグルは「フォーチュン」という金融雑誌で投資信託についての記事を見つけました。記事ではこう述べられていました。
「投資信託は一見少額のファンドに見えがちだが、将来アメリカのビジネスに欠かせない一部になる可能性のある事業であり、現在急速に拡大している」。この言葉に刺激を受けたボーグルは1951年に投資信託について卒業論文を書き、この論文がウェリントン・マネージメントの就職へと導きました。

近年では「インデックス・ファンドの父」として知られているボーグルですが、自身の発明についてこう述べたことがありました。
「バンガードが存在しなくても、誰かがきっとインデックス・ファンドを発明したに違いない。しかし、そうであったとしても発明までもう10〜20年はかかったと思う。インデックス・ファンドによる勢力が、金融業界自体に革命を起こしている。」

次回は、第四回:「独特な会社構造、経費率引き下げとETF革命」を予定しております。

SBI証券が日本でバンガードETFの取り扱いを始めて、10年以上になります。現在SBI証券では、バンガードの米国上場ETFと香港上場ETFの計67商品を購入することができます。
今日では当たり前となったインデックス投資による運用手法ですが、ボーグルがバンガードの社長を務めた当時はそうではありませんでした。ファースト・インデックス・インベストメント・トラスト(現在S&P 500インデックス・ファンド)は、資金が本格的に集まるまで約20年かかったものの、それ以降のインデックス・ファンドを導く、先駆けたファンドとなったのでした。

VOO

S&P500 ETF。ボーグルが1976年に設定したファンドのETF版。S&P 500指数に連動するETF。

VWO

FTSE・エマージング・マーケッツETF。4600銘柄以上の新興国株式に投資を行う。4600銘柄以上に投資を行い、大型、中型株式に加え、小型株式にも投資をする。
2016年からは、中国A株にも投資範囲を広げ、投資可能な新興国株式ほぼ全体への投資を、経費率わずか0.12%で実現。

VGK

FTSE・ヨーロッパETF。英国、フランス、ドイツ、スイスという欧州経済をけん引する国を中心としたヨーロッパ先進国16か国の株式市場に投資を行う。
大型、中型株式に加えて、小型株式にも投資。世界経済を代表してきた会社も含む株式指数に投資。

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