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2019-12-10 17:06:44

外国株式 > 海外ETF > 「インデックス・ファンドの父」、バンガード創立者 ジョン・ボーグルの生涯 (連載全5回)

「インデックス・ファンドの父」、バンガード創立者 ジョン・ボーグルの生涯 (連載全5回)

バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社

2019年1月16日、世界最大級の資産運用会社であり、インデックス運用のパイオニアであるバンガードの創立者、ジョン・クリフトン・ボーグル(愛称:ジャック・ボーグル)が、ペンシルベニア州のブリンマーの自宅で逝去しました。ボーグルは、世界で初めて個人向けインデックス・ファンドを設立したことで、「インデックス・ファンドの父」として広く知られ、また資産運用業界に最も貢献した人物の一人としても認識されています。ボーグルは、一部の裕福な投資家だけではなく、全ての投資家に平等に低コストの投資機会を提供し、それまでの資産運用業界の慣習を変えた開拓者であり、世界中の多くの投資家から尊敬されています。ボーグルが資産運用業界を改革し人々の生活に貢献しようとした思いとその背景には、自身の質素な生い立ちと、成功に至るまでの向かい風の中での地道な努力がありました。異端児と呼ばれたボーグルの生涯と、今や5兆ドル(約550兆円)を超える運用総資産額を誇る、ボーグルが創り上げたバンガードの創業から現在に至るまでの経緯を、全5回の連載でお送りしたいと思います。

第二回:バンガードとS&P 500ファンドの誕生

1951年7月9日、ボーグル青年はウォルター・L・モーガン率いるフィラデルフィアの資産運用会社「ウェリントン・マネージメント」に新卒社員として入社しました。入社以来、ボーグルはマーケティング、販売、管理、分析など幅広く資産運用業務に携わり、入社10年目の頃には会社の次期リーダーと言われるほどの活躍を見せました。その後文字通り、1965年ボーグルは35歳でウェリントンの社長に就任したのです。
しかし、ボーグルが社長に就任したこの当時は米国の投信市場と業界が大きく変革を迎えた時期でした。それまでウェリントンが運用し実績を出してきた保守的なバランスファンドへの投資家が、より高いリターンを積極的に求めてリスクの高い株式ファンドに興味を示し、資金を移し始めたのでした。その結果、1955年から1970年の間に、バランスファンドの業界シェアはなんと40%から5%に下落しました。この時代の流れと投資家の行動の変化に対し、ボーグルは新任社長として会社と業績の立て直しを目指し、ボストンのファンド会社との合併にも挑みました。
しかし、ウェリントンは1973〜1974年の景気後退に耐え切れず、1974年合併の責任者であったボーグルは社長を解任されました。

社長退任後も引き続きウェリントンの取締役会に所属していたボーグルは、他の経営陣との話し合いを続け、最善の商品を提供していくことの重要性と信念 を熱く説きました。何度も交渉を重ねた結果、最終的にウェリントンが運用するいくつかのファンドの販売と事務管理のみを担う、新たに設立された子会社の責任者を務めることになりました。これが、「バンガード」の始まりとなり、バンガード・グループは1974年9月24日に設立されたのでした。
ボーグルが名付け親である社名「バンガード」の由来は、フランス革命戦争における戦闘の一つ「ナイルの海戦」での、英雄ホレーショ・ネルソン提督の率いた旗艦名です。ボーグルは会長と最高責任者を務め、27人の従業員と共に独自性と独立性を追求したバンガードのビジネスを始めました。

創業してまもなくボーグルと同僚たちは、どのようなファンドを立てたら投資家に最も還元ができるかについて研究を重ねました。
研究の結果、S&P 500のインデックスに連動するファンドのリターンを継続的に上回るアクティブファンドは存在しないという結論に至り、個人投資家用のファンドとしてS&P 500に連動するファンドを立てることに決めました。

このファンドは従来のバランスファンドなどと異なり、S&P 500に含まれる500銘柄のみを保有、当時のアクティブファンドの年間平均経費率約2-3%に対し、年間わずか0.5%の経費率で提供されました。この低コストを実現できた理由の一つは、アクティブに運用を担当するファンドマネージャーなどは存在せず、S&P 500指数に連動するだけという革新的な仕組みで運営のコストや手間を減らせたことです。
前代未聞の運用モデルのこのファンドは、「ファースト・インデックス・インベストメント・トラスト」と名付けられました。
ところが、斬新な発想から生まれたこのファンドが投資家に受け入れてもらえるまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。

次回は、第三回:「『ボーグルの愚行』とバンガードの時代」を予定しております。

今日では当たり前となったインデックス投資による運用手法ですが、ボーグルがバンガードの社長を務めた当時はそうではありませんでした。
現在、世界中の個人投資家に人気の高いVOO(バンガード・S&P 500 ETF)などは、高度に分散した投資商品で、ボーグルの哲学を反映しているファンドの一例といえます。
世界的な投資家のウォーレン・バフェットが、妻への遺言状で自身が亡くなった後は資産の大部分をバンガードのS&P 500インデックス・ファンドに投資をするように遺したことは、有名な話です。

  • VOO:米国株時価総額上位500銘柄に投資ができ、時価総額加重で米国の投資可能な株式の約80%への投資を実現している。
    1976年に資産運用業界およびバンガード初の個人投資家向けインデックス・ファンドとして設定され、2010年にETFシェアクラスが米国に上場された。ファンドとETF合わせて、約64兆円の運用資産を誇る世界最大級の公募投信。2019年4月現在の経費率は0.04%である。

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