HYPER空売り銘柄はこう探そう!「HYPER空売り銘柄一覧」の使い方
2015/1/13(火)より、一般信用取引で返済期限が当日の日計り取引サービスを開始いたしましたが、日計り一般信用取引の中でも、お客さまに特にご活用いただいているのが、一般的には空売りができない新興市場銘柄でも空売りが可能となった「HYPER空売りサービス」です。
サービス開始以降、たくさんのお客さまにご利用いただいておりますが、最近「どのような銘柄を選んで空売りしたらよいか分からない」「HYPER空売り銘柄一覧の見方がよく分からない」といった声も・・・
そこで、今回は銘柄選びのヒントとなるような「HYPER空売り銘柄一覧」の使い方について、詳しくご紹介いたします。
- ※制度信用取引で空売りができる貸借銘柄でも、貸株注意喚起銘柄等に指定されている一部の銘柄は、HYPER空売りの対象銘柄として取扱っている場合があります。制度信用取引(貸借銘柄)での空売りとHYPER空売りではご負担いただく手数料等のコストは異なります。詳細は信用取引のサービス概要よりご確認ください。また、国内株式の各銘柄の貸借銘柄・HYPER空売り銘柄等の該当有無の確認方法は「 株式情報について(国内株式)」をご参照ください。
-
※HYPER空売り銘柄につきましては、銘柄によっては短期間で株価の値動きが激しくなる銘柄もあるため、想定と異なる株価変動により、大きな損失を被る可能性があります。また、HYPER空売り銘柄は貸株料とは別にHYPER料が必要となり、建玉を翌日以降に持ち越した場合、「建株数×HYPER料×持ち越し日数(受渡ベース)」のコストがかかりますので、ご留意ください。
各銘柄のHYPER料については、HYPER空売り銘柄一覧画面をご確認ください。
「HYPER空売り銘柄一覧」の見方
まずは、「HYPER空売り銘柄一覧」の見方を簡単にご説明いたします。
HYPER空売り銘柄一覧画面
(1)売建受注枠
売建受注枠の在庫状況をリアルタイムで表示しています。
(2)HYPER料
HYPER空売りを行う場合に支払う必要がある「HYPER料」を表示しています(一日につき1株あたりX円(銘柄別))。
(3)一人あたり建玉上限数
お客さま一人当たりの当該銘柄の売建可能な建玉上限数をリアルタイムで
表示しています。
(4)直近高値、騰落率
直近高値は、過去3営業日の高値を表示しています。
騰落率は、直近高値と現在値の騰落率を表示しています。
(5)ティック回数、出来高
ティック回数は、銘柄ごとのティック回数(約定回数)をリアルタイムで表示しています。
出来高は、リアルタイムの出来高を表示しています。
前日比較銘柄一覧画面
SBI証券では、毎営業日「HYPER空売り銘柄、HYPER料、建玉上限数」の見直しを行っております。
「前営業日と比較した見直しの結果」および「新規取扱銘柄」は、毎営業日19時頃に公表しております。
「HYPER空売り銘柄一覧」を使って銘柄を探してみましょう!
銘柄探しをする上で活用したい「ティック回数」および「騰落率」を例にとってご説明いたします。
値動きが激しい銘柄の小さいサヤ取りで利益を積み重ねたい方は ・・・ ティック回数に注目!
ティック回数とは、ある銘柄が約定した回数のことを表します。約定回数が多い銘柄は、取引が活発で注目度が高い銘柄であるとも言えます。
「HYPER空売り銘柄一覧」でティック回数上位の銘柄を検索することで、「今、活発に取引されている注目銘柄」をリアルタイムで探すことも可能です!
買われ過ぎている銘柄で空売りを仕込みたい方は・・・騰落率に注目!
騰落率とは、過去3営業日の高値と現在値の騰落率を表します。騰落率が高い銘柄は、一般的に買われ過ぎと見られることが多いため、今後、下落傾向に変わる可能性も考えられます。
「HYPER空売り銘柄一覧」で騰落率上位の銘柄を検索することで、空売りを仕込みたい銘柄を探すことも可能です!
※信用取引において必要となるその他諸費用の詳細は信用取引のサービス概要をご確認ください。
ご注意事項
- 信用取引に関するリスク
信用取引は、差し入れた委託保証金額の約3倍の取引を行うことができます。そのため、現物取引と比べて大きなリターンが期待できる反面、時として多額の損失が発生する可能性も含んでいます。また、信用取引の対象となっている株価の変動等により、その損失の額が、差し入れた委託保証金額を上回るおそれがあります。この場合は「追加保証金」を差し入れる必要があり状況が好転するか、あるいは建玉を決済しない限り損失が更に膨らむリスクを内包しています。追加保証金等自動振替サービスは追加保証金が発生した際に便利なサービスです。 - 信用取引の「二階建て」に関するご注意
委託保証金として差し入れられている代用有価証券と同一銘柄の信用買建を行うことを「二階建て」と呼びます。当該銘柄の株価が下落しますと信用建玉の評価損と代用有価証券の評価額の減少が同時に発生し、急激に委託保証金率が低下します。また、このような状況下でお客さま自らの担保処分による売却や、場合によっては「追加保証金」の未入金によって強制決済による売却が行われるような事態になりますと、当該株式の価格下落に拍車をかけ、思わぬ損失を被ることも考えられます。よって、二階建てのお取引については、十分ご注意ください。 - HYPER空売りに関するご注意
HYPER空売りは、貸株料とは別にHYPER料が必要となります。各銘柄のHYPER料については、HYPER空売り銘柄一覧画面をご確認ください。
また、HYPER空売り銘柄の建玉を翌日以降に持ち越した場合、「建株数×HYPER料×持ち越し日数(受渡ベース)」のコストがかかります。