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2019-12-10 21:11:57

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週刊日本株式アウトルック

日本株はもみ合い継続、FOMC後は需給改善を背景に高値引けも

2019/3/15
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2019/3/18〜3/22)

来週(2019/3/18〜3/22)の日経平均株価の予想レンジは21,200円-21,800円。東京株式市場は4日立会いとなり、基本的にはもみ合い相場に近い動きが予想される。FOMC(〜3/20)終了後、パウエルFRB議長の会見は日本時間で祝日(3/21)の早朝となる。会見内容に反応する米国株の動向を材料に売買ができないため、外部環境に大きな変化がなければ週初から様子見姿勢が強まりやすい。市場参加者が減少する場合でも米国株が堅調ならば日経平均も上値を試す場面もあるだろうが、取引時間が重なる上海株に高値波乱が生じれば日本株の上値は抑えられそう。
一方、FOMCを通じてダウ平均やナスダックが一段高を試す場合、祝日明けとなる3/22は3月本決算銘柄への権利・配当取り目的の駆け込み的な買いも交え、日本株は騰勢を強める展開が予想される。

3月第1週(3/4-3/8)の投資主体別売買動向では、海外投資家が現物株を大きく売り越し、先物との合算ベースで4週ぶりの大幅売り越しとなった。昨年12月第2週(6098億円の売り越し)以来の大きさである。
今年はこれまで週間ベースでは売り買いまちまち。3月後半は売り越し気味のスタンスが予想されるが、一方で来週は国内の機関投資家からの期末特有の益出し売りが一巡する可能性が高く、最終週に向けて需給は改善する方向だ。
例年4月からは買い越し基調に転じる、あるいは買い越し額が膨らむ傾向がある。昨年は1月第2週〜3月第4週まで12週連続で売り越したあと、4月第1週から買い越しに転じた。また、昨年までの16年間における月次別累積売買動向(図表1)をみると、4月はダントツで買い越し額が増加する傾向が強い。今年の4月は昨年10月高値に対する信用買いの期日が到来(6カ月後)することもあり、需給改善に寄与する見込み。

国内の経済指標では2月貿易統計(3/18)に注目。海外の経済指標やイベントではFOMC(〜3/20)(3/19)、パウエルFRB議長会見(3/20)、EU首脳会議(〜3/22)、米3月フィラデルフィア連銀景気指数、米2月景気先行指数(3/21)、米2月中古住宅販売(3/22)などが材料となる。

図表1:海外投資家の月次別累積売買動向(2003-2018)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

日経平均株価(図表2)は3/4高値(21,860円)からの調整局面にある。一方、下値は底堅く、75日移動平均線(21,059円 3/14)が通る21,000円付近が意識されているようだ。25日移動平均線(21,295円 同)の上昇が続いている点もポジティブな要因である。
RSI(9日)は47.5%→40.7%(3/14)に低下。目先的には50%超えで騰勢を強める展開につながるかが焦点となる。一目均衡表では抵抗帯(雲)上でもみ合いの範ちゅうの動き方。遅行スパンが雲を抜け出しており、むしろ状況は良くなっている。3/4高値(21,860円)や200日移動平均線(21,989円 同)超えトライが依然として期待できる。

先週大幅安となった3/8は変化日付近でもあり、月末に向けては上抜きに変わったシナリオは十分あるだろう。次の変化日として重要なのは3/20前後、3/26前後となる。
当面の上値メドは、3/4高値〜3/11安値までの下落幅922円に対する1.5倍返しの22,321円、昨年10/2高値〜10/26安値までの下落幅3,477円を昨年12/26安値からの上昇幅とみた22,425円、昨年1/23高値〜3/26安値までの下落幅3,782円を昨年12/26安値からの上昇幅とみた22,730円などが挙げられる。

一方、3/4高値や200日移動平均線を上回れば上値余地は拡大するが、昨年12/26安値を起点とみれば三段上げ目になるため、上昇の勢いは減速するだろう。

図表2:日経平均株価の日足チャート(2018/1/4-2019/3/14)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表では、2月貿易統計、2月首都圏新規マンション発売(3/18)、2月訪日外客数(3/19)、日銀金融政策決定会合議事要旨(1/22〜23開催分)(3/20)、2月消費者物価指数(3/22)がある。

企業決算では、ツルハHD(3/18)、クスリのアオキ、石井表記(3/20)、サツドラHD、オプトエレクト(3/22)
などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標やイベントでは、米3月NAHB住宅市場指数(3/18)、独3月ZEW景況指数、FOMC(〜3/20)、米1月製造業受注(3/19)、パウエルFRB議長会見、半導体などの見本市「セミコン・チャイナ」(上海 〜3/22)(3/20)、EU首脳会議(〜3/22)、米3月フィラデルフィア連銀景気指数、米2月景気先行指数(3/21)、米2月中古住宅販売、米2月財政収支(3/22)などが注目される。

米企業決算では、フェデックス(3/19)、マイクロン・テクノロジ、ゼネラル・ミルズ(3/20)、ナイキ(3/21)、ティファニー(3/22)などが予定している。

新規上場では、3/18に警備サービス中堅の共栄セキュリティーサービス(7058)がJASDAQスタンダードに上場する。もともとは交通誘導警備から始めたが、現在は施設警備が主力となっている。持ち分法適用関連会社にセントラル警備保障(CSP)のコインパーキングサポート子会社、CSPパーキングサポートを有する。国際テロ多発などを背景とした安全意識への高まりから市場は拡大しており、ラグビーワールドカップや東京五輪といった特需も控えるが、成長イメージは乏しそう。吸収金額10億円強、配当利回り3.6%で需給不安も少ないが、上場ラッシュのなかでは上値は限定的か。

3/19には、コプロ・ホールディングス(7059)がマザーズに上場する。建設技術者の派遣。北は札幌から南は福岡まで全国13支店を有しサービス展開している。建築・土木・設備・プラントの各種工事に伴う施工管理・設計補助業務や、CADオペレーター業務、その他に区分している事務業務を対象としている。人手不足がことさら激しい業界だけに、値上げによるサイクルで成長ストーリーは描きやすそう。ただ、同日3社上場のなかで、新味の乏しい企業が吸収額30億円前後の需給条件となると上値は重そうだ。

一方、マザーズでは同日にミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)が上場する。金融情報サイトの運営と市場データや情報をプロダクト化した各種エンジンの提供。2018年11月に商号を「みんかぶ」から現在のに変更した。

この日は東証2部にも建設業のKHC(1451)が上場する。兵庫県南部に位置する播磨地域周辺で展開する注文住宅の持ち株会社。日本アジアグループの子会社で、傘下には勝美住宅、横綱大和建設、明石住建、パル建設、Laboの5社を有する。住宅建設用地の分譲や仲介からグループ共通の建築部門での設計・施工による住宅建設までを、一次取得者層を顧客ターゲットとしてワンストップで提供している。

3/20は、ギークス(7060)がマザーズに上場する。IT(情報通信)フリーランス向け案件検索サイト「geechs job(ギークスジョブ)」の運営など。慢性的なIT人材不足をITフリーランスを活用した技術リソースシェアリングと次世代エンジニア育成を通じて解消するIT人材領域をメーン事業としている。スマートフォンゲームの企画・開発・運営の受託や、動画コンテンツ制作、ゴルフサイトの運営なども手掛ける。

来週の注目銘柄(2019/3/18〜3/22)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

3221

4,050円

3,030円

「や台ずし」、「ニパチ」などのブランドで居酒屋を展開する。競争が激しいエリアをあえて避けることで出店コストの上昇を抑え、顧客満足度を高める戦略を採っており、直近の第3四半期決算では、連結の営業利益が前年同期比30%増の16億円と大幅増益を達成した。外食全体ではコスト高に悩まされて利益が削られている企業が多いだけに、同社のコストコントロールの秀逸さがうかがえる。通期計画18.6億円に対する進ちょく率も86%と高い。株価は昨年10月安値(2,333円)からの切り返し局面で、順調に短期底を切り上げる展開。3カ月連続で陽線を形成する可能性が高く、すでに昨年11月の戻り高値(3,350円)を更新し、底固めを確認した。4,000円の心理的フシも時間の問題だろう。ターゲットは4,050円、ロスカットは3,030円

3926

4,050円

2,710円

旅行比較サイト「トラベルコ」を展開する。認知度の向上に伴い業績も着実に伸びており、直近の第3四半期の連結営業利益は前年同期比45.5%増の14.5億円と大幅増益を達成した。通期の会社計画は13億円から16億円のレンジとなっており、下限はすでにクリアしている状況。第1四半期が4.6億円、上期が9.3億円の進ちょくを鑑みると、超過達成も十分期待できる。第4四半期は四半期の中でも伸長が期待できる期間でもある。3/12付け日本経済新聞の特集記事「NEXT100 2018年4-12月期に利益を伸ばした企業」ランキングでは13位にランクインした。株価は長期の右肩上がりにあり、昨年秋以降ではもみ合い基調で推移している。昨年12月は相場全体の下げに影響を受けたが、12月安値を起点に順調に下値を切り上げている。昨年来高値(3,600円)に近い銘柄として需給妙味に着目したい。ターゲットは4,050円、ロスカットは2,710円

4743

1,100円

785円

独立系SIベンダー。2019年3月期の第3四半期累計の営業利益は7.3億円(前年同期比19%増)と好調な着地となった。システムソリューションが、フィナンシャルシステムにおいて地方銀行より新たにiRITSpayの受注を獲得したことなどにより、増益となったことが寄与した。2月には、SMS活用のクラウド型入金約束受付サービス「NYUS」や、店舗で放送するCMなどの音源を作成可能な「アローボイスクリエーター」の販売を開始。今後の収益貢献が期待される。株価は昨年12月後半安値(612円)を起点に綺麗な右肩上がりとなっており、12月初旬につけた戻り高値(881円)を上回り、過去の高値のフシとしては10月高値(1,071円)まで見当たらない。バリュエーション面での割安感はないが、不人気がゆえに安定して上昇できる特性が挙げられる。ターゲットは1,100円、ロスカットは785円

5020

690円

490円

国内シェア5割の石油元売り首位。日本株の上値も重くなる中、逆張りにも妙味が出てきたと判断。配当利回りは4%弱の水準で、株価がボトム圏にあることを鑑みると、キャピタルゲイン、インカムゲイン両面からエントリーの好機とみる。直近ではトランプ米大統領が原油高をけん制したことも売り材料となったが、その後の原油価格は落ち着いた動きが続いており、緩やかな戻り基調が継続中。PERやPBRが低水準であることも、足元の相場環境では買い戻しを誘う材料になるだろう。ローリスク・ハイリターンが期待できるタイミングと考える。 株価は足元でさえない動きが続いているが、直近の下落局面では2/12安値(515.7円)は下回ることなく切り返し、値固めが進んでいる。2017年からの上昇相場の前にもみ合いが続いたレンジ上限付近まで調整が進展していることも、値ごろ感で妙味あり。ターゲットは690円、ロスカットは490円

6482

1,210円

925円

プラスチック射出成形工場向けロボットに強みを持つ。業績は好調で、直近の第3四半期決算累計の連結営業利益は前年同期比19.3%増の19.2億円と2ケタの増益を達成した。上期は12.0億円で、第3四半期(10-12月)にもしっかり利益を伸ばしている。年初に入って株価が戻り歩調にあったことや、通期計画(26.0億円)が据え置かれたことから、第3四半期決算発表(2/5)直後の株価は売り反応となったが、即座に切り返し、2月後半にかけては上昇基調を強めた。足元では全体市場の変調を受けて売りに押されていたが、節目の1,000円を割り込んだところで強い買いが入り、下値を切り上げてきた。5日・25日・75日移動平均線などの節目も集中しており、これらがサポートになる公算が大きい。一目均衡表でも抵抗帯(雲)の上方に浮上してきており、先高期待が一段と高まった状況だ。ターゲットは1,210円、ロスカットは925円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証1部上場銘柄で3/14現在、今期増収・増益予想(日経予想)で、株価が10日移動平均線を上回っている中から、話題性、材料性などを総合的に考慮 してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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