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2019-12-15 17:45:17

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週刊日本株式アウトルック

日経平均はもみ合い継続、マザーズの高値更新に期待か

2017/12/15
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2017/12/18〜12/22)

来週(2017/12/18〜12/22)の日経平均株価の予想レンジは22,400円-22,700円。もみ合いが続きそうだ。東京株式市場では主力株は個別ベースで内需が買われたり、外需が買われたりと全体的には方向感に乏しい動きか。米国市場の物色動向に左右されやすい展開が続く可能性が高い。

国内のイベントとなる日銀金融政策決定会合(12/20-21)は政策の変更はなさそうで材料になりづらい。米国ではFOMC(連邦公開市場委員会)を終え、次は税制改革法案の行方となるが、海外ではクリスマス休暇に入る市場参加者が増える公算が大きい。12/14に発表された投資主体別の売買動向を見る限りでは海外投資家の日本株への売り越し基調は続いており、あえてこのタイミングで買いに転じることもないだろう。つまり、東証1部は全体的に売買高の減少が予想され、テーマ性のある中小型株がにぎわう場面が増えそうだ。

新規公開(IPO)が今週に続いて複数予定されており、波及効果で小型株物色が鮮明になることが予想される。東証マザーズ指数が年初来高値(1214.41、6/23)を更新できるかが焦点か。今年の新興市場では、指数が27年ぶりの高値を更新したジャスダック市場が優位となったが、2018年はマザーズ市場に注目が集まる。
図表1で、東証マザーズ指数の月足ベースの長い推移をみると、2013年以降の三角もち合いが煮詰まってきており、上述した年初来高値に加え、2016年4月高値(1230.82)までもクリアしてくるようだと、2018年は年初から騰勢を強めていく展開が予想される。

米国の経済指標では、米12月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米11月シカゴ連銀全米活動指数、米11月景気先行指数(12/21)、米11月耐久財受注、米11月個人支出(12/22)などが注目材料となる。

図表1:東証マザーズ指数(長期月足、2003/9-2017/12/8)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

日経平均株価(図表2)は25日移動平均線(22,561円 12/14)の下落基調が上値の重さにつながっている。ただ、底堅さは相変わらずで下値も限定的である。
今週は9/8安値(19,239円)を起点に11/16安値(21,972円)を通る上値抵抗ラインに頭を抑えられた。上値ではさほど気にするフシではないものの、25日移動平均線の上昇が一服していることで、下値では同線を一時的に割り込む場面なども想定しておきたい。

イメージできる短期的な動きとしては、11/9高値(23,382円)を前にして、25日移動平均線を挟んだもみ合い。月後半までの日柄調整でエネルギーが蓄積されたのち、高値更新につながる展開である。また、再び上昇に変わっていく25日移動平均線をサポートに11/9高値近くまで上昇したあと、12/12高値(22,994円)までの小さな揺り戻しを入れて高値を更新していくパターンもあろう。
一方、11/9高値を上回れない状態で、11/16安値を起点に12/6安値(22,119円)を通る下値支持線を下回ると、一段安となる調整パターンが考えられる。
東京証券取引所が12/13に発表した12/8現在の裁定取引に係る現物株式の買い残高は、金額ベースで前週末比573億円増の3兆959億円まで増加した。12/8現在の信用買い残高も2016年1月以来となる3兆円台に乗せてきている。仮需で合わせると6兆円超えまで膨らんでおり、需給悪が上値を抑える要因になるとともに、下落時のスピードを速める要因が増加している点には注意しておきたい。

上値メドは、11/9高値23,382円付近、4/17安値から6/10高値までの上昇幅の2倍を高値に加えた24,506円付近、11/9高値から11/16安値までの倍返しとなる24,791円付近など。下値メドは、25日移動平均線、12/6安値〜11/16安値、10/20高値21,489円、9/8安値から11/9高値までの上昇に対する半値押しとなる21,310円、11/9高値からのE計算値20,562円付近などが考えられる。

図表2:日経平均株価の日足チャート(2016/10/3-2017/12/14)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の主要な国内経済指標の発表は、11月貿易統計(12/18)、日銀金融政策決定会合(〜12/21)、10月全産業活動指数(12/20)、黒田日銀総裁会見(12/21)がある。

国内企業の決算発表では、カイカ、ツルハHD、アークランド(12/19)、サツドラHD(12/20)、オプトエレクト(12/21)、ニトリHD、ジンズメイト(12/22)などが予定している。

一方、海外の経済指標の発表やイベントでは、米12月NAHB住宅市場指数(12/18)、独12月Ifo景況感指数、米7-9月期経常収支、米11月住宅着工・許可件数(12/19)、米11月中古住宅販売件数(12/20)、米7-9月期GDP確定値、米12月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米11月シカゴ連銀全米活動指数、米10月FHFA住宅価格指数、米11月景気先行指数(12/21)、米11月耐久財受注、米11月個人所得、米11月個人支出、米11月新築住宅販売件数(12/22)などが注目される。

米企業決算は、マイクロンテクノロジー、フェデックス(12/19)、ゼネラルミルズ(12/20)、ナイキ(12/21)などが発表を予定している。

来週の新規上場は9社が予定している。
12/18は、ジーニー(6562)がマザーズに上場する。ソフトバンクグループのSSP(ネットメディア用プラットフォーム)大手。ウェブサイトやスマートフォンアプリ上に、閲覧者に合った広告を瞬時に選択して表示させる技術を使い、インターネットメディアや広告主の広告収益や効果を最大化させるシステム(プラットフォーム)を提供している。成長期待の高いアドテク関連株で人気化の可能性が非常に高い案件。ただ、公開価格の1.5倍以上で解除となるベンチャーキャピタルの保有株が重く、解除後の上値は限られそうだ。
ナレッジスイート(3999)は営業活動支援のクラウドサービスとソリューションを手がけている。1年ほど前からIPOに登場し始めた営業支援ツール関連。最大手シャノンが見事な上場ゴールを決めてくれたが、人手不足や働き方改革を背景に営業部門もIT化を進める流れに変わりはない。吸収額も少なく初値は需給逼迫(ひっぱく)が期待される。
すららネット(3998)はオンライン教育サービス。主に小中高生を対象としている学習塾や学校、個人学習者に対し、オンイン学習教材「すらら」サービスを提供している。足元の業績はそれほどでもなく、実態的にはグロービス系ファンドの出口案件。チエルと比べると割高にも見えるが、まだまだIT化が進まぬ教育現場において伸びしろは大きく、人気化が期待される。
一方、JASDAQスタンダードには、歯愛メディカル(3540)が上場する。歯科通販最大手。エア・ウォーターの持ち分法適用関連会社。歯科医院や歯科技工所を中心に、各種医療機関へ主にデンタルケア製品を企画・販売している。初のプロ向け市場からのくら替え。わずか1年半でのくら替えになり、そもそも東証1部直接上場も狙える業績水準。シェアトップでも増収は続いている。吸収金額は荷もたれ感があるが、他のBtoB向け通販業者と比べて割安感があり、しっかりの展開は期待できるのではないか。

12/19は、みらいワークス(6563)がマザーズに上場する。プロフェッショナル人材サービス。主にビジネスコンサルティングとIT(情報技術)コンサルティングの両領域におけるサービスを提供している。顧客企業、コンサルティング会社、システム開発会社において人材が足りない場合に、人材派遣や業務委託、人材紹介の形態で案件を受注している。

12/20は、オプトラン(6235)が東証1部に上場する。光学薄膜装置の製造・販売。中国・浙江水晶光電科技とアルバックの持ち分法適用関連会社。浙江水晶とは2017年1月に中国で合弁会社を設立している。最大顧客が米アップルとなっている点は注目されそう。新型iPhoneの発売で業界が活気づくなか、同社の業績もアップル向けのけん引で急拡大している。実力派の東証1部直接上場銘柄として堅調なスタートを期待したいところ。上場ラッシュ後半で買い疲れがどう響くかは気掛かりだ。
同日、東証1部に森六ホールディングス (4249)が上場する。化学品商社と樹脂製車部品メーカーの持ち株会社。創業は1663年で、阿波徳島にて天然アイとアイの肥料を販売していたことに始まる。車部品はほぼホンダ向けで、戦後に自動二輪「スーパーカブ」向けを皮切りに進出した。ホンダ系部品メーカーとして業績水準も高く実力派の印象。地味で個人人気は限られそうだが、東証1部直接上場銘柄ということでは安心感あり。配当利回りが3%ほどあり、下値不安は少ないのではないか。

12/21は、プレミアグループ(7199)が東証2部に上場する。独立系自動車信販。中古車小売店を中心としたオート取引先(加盟店)に、オートクレジットや自動車ワランティー(自動車保証)など複数のサービスを提供している。IPOラッシュ後半の買い疲れ感が出てくる頃のタイミングでは初値は抑えられるか。ただ、会社が新しいわりに業績規模は大きく、これまで急成長してきたことはうかがえる。独立系の自動車向け専業としての強みを生かした営業展開が功を奏した形のようだ。

12/22は、ミダック(6564)が名証2部に上場する。浜松の廃棄物処理業者。営業エリアは関東・中部・東海・近畿東部。社名は環境を象徴する水(MIzu)、大地(DAichi)、空気(Cuki)の頭文字に由来する。事業者の廃棄物処理・管理などに関するソリューション事業を手掛けている。

来週の注目銘柄(2017/12/18〜12/22)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

3087

3,080円

2,550円

2018年2月期の上期(3-8月)の決算が好感され、10月に株価は急伸。その後、利益確定売りをこなしながらも値を保った動きが続き、11月後半から再び騰勢を強めてきた。決算直後の動きが非常に良かった分、2,700円台前半が上値の壁となっていたが、今週はその壁を突破してきた。中長期ではきれいな右肩上がりの基調が続いている。上期決算ではドトールコーヒーの既存店が好調で、連結営業利益は63.3億円(前年同期比7%増)と、従来計画の60億円を上回る着地となった。通期計画110億円に対する進ちょくも57%と良好である。高値更新で一段と注目を集める展開が予想され、節目の3,000円から上をうかがう展開を予想する。ターゲットは3,080円、ロスカットは2,550円

3258

3,450円

2,750円

不動産事業およびホテル事業などを手がける。ニューヨークやワシントンなどでも事業展開しており、良好な米国経済の恩恵を享受できることも強み。主力の不動産事業が好調に推移しており、上期決算発表時には通期見通しを上方修正した。上期の着地も従来計画を上回っており、業績は右肩上がりで推移している。PERは10倍近辺、PBRは1倍割れと、バリュエーション面では割安感が強い。上方修正を受けた株価は強い動きとなり、11/9には3,100円の高値をつけたが、その後は相場全体の調整を受けて売りに押されている。ただ、株価の浮上力も強く、高値圏もみ合いを維持するかたちに回復している。7月に形成した週足のマドなども埋め戻しており、底入れを判断したいところだ。6月高値(3,140円)を上回ることができたなら、上値余地は大きいと思われる。ターゲットは3,450円、ロスカットは2,750円

3657

2,400円

1,810円

デバッグ・検証のポールトゥウィン、ネット監視のピットクルーが傘下。同社は12/8、2018年1月期の第3四半期累計(2-10月)の営業利益が20.3億円(前年同期比18.5%増)だったと発表した。デバッグ・検証事業が、プレイステーション4向けソフトやソーシャルゲームのデバッグが増加したことなどにより増益となった。また、ネットサポート事業がアウトソーシングサービスの受注が増加したことなどにより、黒字転換したことも寄与した。なお、通期の会社計画24.4億円に対する進ちょくは83.0%となっている。株価は商いの増加をともない騰勢を強めている。短期的には過熱感が意識されるところだが、足元の上昇で2014年1月高値(2,040円)をクリアしており、中期の波動もさらなる上昇が期待できそうだ。ターゲットは2,400円、ロスカットは1,810円

4004

4,400円

3,750円

同社は12/12、2017年12月期の通期の連結営業利益予想を従来の600億円から700億円(前期比66.5%増)に引き上げた。市場コンセンサスは708億円だったため、材料出尽くしで発表直後は売られたが、持ち直す公算が大きい。石油化学セグメントではアジア市場の堅調な需給を受け製品のスプレッドが前回予想を上回り、無機セグメントでは中国子会社が黒鉛電極市況の上昇を受け、それぞれ前回予想を上回る見込みになったとしている。株価は2016年6月安値(902円)を基点に順調に上値水準を切り上げている。上述した業績の上方修正における下落をきっかけに中休みに入る可能性もあるが、短期的に下げたところは積極的に下値を拾っておきたい。信用倍率も1倍台と、買い方の投げがだらだらと株価の下押し要因になるとは想定しがたい。ターゲットは4,400円、ロスカットは3,750円

6364

1,450円

1,150円

建設現場向けのエンジンコンプレッサーなどを手がける。主力のエンジンコンプレッサーでは国内シェアトップ。足元では需要のおう盛な北米やアジアへの販路拡大に注力している。上期は海外の売上高が前年同期比で4割超増加した。海外は収益性の改善が今後の課題とはなるものの、今後の成長ドライバーとして期待できる。11/6に発表された上期決算は営業減益ではあったものの、増収や経常増益は達成し、決算後の株価も買いで反応した。第2四半期(7-9月)は第1四半期比でも利益の伸びが確認できており、中長期の株価も緩やかな上昇トレンドが続いている。11月以降のボックス相場を上方ブレークした後は反動安を強いられているが、押し目買いと判断したい。PERは13倍弱と過熱感のない水準で、足元では商いも厚みを増してきている。ターゲットは1,450円、ロスカットは1,150円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証1部銘柄で12/13現在、時価総額が300億円以上、配当利回りが0.9%以上、PBRが4.0倍程度以下、信用倍率が8.0倍以下、株価が13週、26週移動平均線を上回っている中から、テーマ・成長性・話題性などを総合的に考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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