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2019-12-15 22:43:56

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週刊日本株式アウトルック

金融イベント控え早くも様子見、決算プレイ色が強まるなか主力株の仕込み場となるか

2015/10/16
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2015/10/19〜10/23)

来週(2015/10/19〜10/23)の日経平均株価の予想レンジは17,900円-19,200円。東京市場は出来高の減少が予想され、動意に乏しい週となる公算が大きい。週初は中国の9月鉱工業生産や7-9月期GDPの発表が注目材料となる。中国本土市場は政策期待で上昇基調にあるが、先日発表された貿易統計や消費者物価指数(CPI)が弱い内容となったことで、景気減速に対する懸念は依然として根強い。仮に中国の指標結果がポジティブに受け止められることがあると、先物主導でいまの上昇基調に弾みがつく可能性はある。ただ、翌週にFOMC(連邦公開市場委員会)や日銀政策決定会合を控え、早くも様子見ムードが予想される。いつも通り事前予想に近い指標結果に反応は乏しく、手がかり難から個別株物色へ次第に移行していく展開がメインシナリオだろう。主に3月本決算企業の第2四半期業績の発表がスタートするため、決算プレイなども一部でにぎわう公算が大きい。

下値では年金資金による下支えが予想されることに加え、国内企業の決算内容が注目される。日経平均株価の予想PERは14.5倍程度(10/15現在)で推移しており、欧米主要指数に比べて割安感が強い。依然として下値不安と反発期待が綱引きする相場展開が続いているが、決算が押し目買いを誘うようなポジティブな内容となるかがポイントだ。国内景気は生産調整を強いられており、10月の月例経済報告では前月からの景気変化を示す現状判断が1年ぶりに引き下げられた。景気の停滞感が市場に浸透しているだけに、今期業績据え置き程度の内容なら材料出尽くしで買いが入る可能性は高い。ただ、業績上振れ余地を決めるドル円相場は、再び1ドル=118円台に突入するなど不安定な動きが続いている。業績の底堅さとともに、円安などの支援材料も必要となるだろう。
そういった意味では、米9月の住宅着工件数や中古住宅販売件数など住宅関連指標に対する株価や為替市場の反応なども注目点となる。

東証1部の騰落レシオ(25日)は116.15%(10/15現在)まで上昇。一方、東証が発表する空売り比率は10/15現在で36.9%と依然として高水準を維持している。下げれば売り方の買い戻しが入りやすく、突発的な悪材料でもない限りは株価の下落が続く環境ではない。

米国ではいち早く主力企業の7-9月期(第3四半期)の決算発表がスタートした。相場全体に影響を与えうるようなサプライズはないが、すでに発表を終えたジョンソン&ジョンソンの決算をみると、ドル高はやはり業績には厳しい。まだ始まったばかりの決算発表だが、予想以上に堅調な業績を材料に株高を望むのはやや難しそうな雰囲気である。8月のような急落につながらなければよしとし、高値もみ合いを維持(業績を織り込む)できれば御の字だろう。

今週、米半導体大手インテルが第3四半期決算を発表した直後、時間外取引で株価は大きく下落した。減収・減益ながらも、希薄化後の1株当たり利益が市場予想を上回った。PC部門の不振や企業向けサーバー事業の伸びの鈍化が嫌気されたようだが、データ・センター事業は着実に伸びている。
図表1は、1995年以降のナスダック総合指数と、ナスダック市場を代表するアップル、インテル、ネットフリックスの株価の推移である。これをみると明らかにインテルの株価は相対的に低迷し出遅れている。2000年のIT相場のときはナスダック総合指数の上昇相場をけん引したが、リーマンショック直後の底値から始まった大相場ではさっぱりである。代わりに、アップル、アマゾン、オラクルなどが台頭し、グーグルやフェイスブックといった新興IT企業が登場した。ただ、この先もナスダック総合指数が高値を更新していく場合、これまでと同じ銘柄すべてがけん引できるとは想定しづらい。

一方、これまで物色の圏外にあった銘柄群を選別することが、ここから米株投資で負けない秘訣として考えられる。銘柄間で逆転現象が起きるという仮説である。実はIT相場で活躍したインテルやブロードコムなどは、ようやくIT相場崩壊後の戻り高値を上回ってきており、相場低迷期から回復期に移行する兆候と捉えることができる。インテルで連想が働く東京エレクトロン(8035)やSUMCO(3436)なども、国内市場では相対的に出遅れ感が強い分類に入る。

図表1:ナスダック総合指数と主要企業の株価推移(月足終値、1995/1〜2015/10)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

図表2は、日経平均株価の日足チャートである。10/9高値(18,438円)から下げに転じたものの、8/28高値(19,192円)を起点に9/9高値(18,770円)を通る右肩下がりの上値抵抗線をサポートに反発に転じることができるかが注目される。上値抵抗線を下回れば、9/8安値(17,415円)付近まで下げ幅を拡大する公算が大きい。25日移動平均線(17,978円、10/15現在)が下落から横ばい基調に変化してきており、同線を維持できるかも下値固めの重要なポイントとなる。

上方の価格帯では、9/9高値(18,770円)を上回れるかがポイントとなる。上回れば投機筋による買い戻しが強まり、意外高もありえるだろう。今月の終値で12カ月移動平均線(18,822円、10/15現在)まで戻るか、上回るぐらいの反発力がみられれば相場は落ち着きを取り戻す可能性が高い。

短期的な上値メドは9/9高値18,770円、7/9安値19,115円、200日移動平均線(19,146円、10/15現在)、75日移動平均線(19,323円、同)。下値メドは、8/26安値17,714円、9/8安値17,415円、9/29安値16,901円、昨年9月高値16,350円〜16,230円などがある。

図表2:日経平均株価の短期チャート(日足、2015/1/5-2015/10/15)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の主要な国内経済指標の発表やイベントは、9月日本製半導体製造装置BBレシオ、10月の日銀地域経済報告(さくらレポート)、日銀支店長会議(10/19)、9月コンビニエンスストア売上高、20年国債入札(10/20)、9月貿易収支、8月全産業活動指数、9月訪日外客数(10/21)、2年国債入札(10/22)などがある。

企業の決算発表では、ゲンキー、東製鉄、日鋳造、アルインコ、安川電、KOA(10/20)、石塚硝、OBC、オービック、小松ウオル、日電産(10/21)、リコーリース、モバファク、サーティワン、DNAチップ、総合メディ、ムラキ、ADワークス、中外薬、モーニングスタ(10/22)、アツギ、サトーHD、菱鉛筆、サカイ引越、帝国ホテル、アクシーズ、ヤマト、NRI、花王、栄研化、アジュバン、高純度化、東洋機械、アクセル、GMOクリック、京都友禅、コクヨ、だいこう、建設技研、メルコ、ニフティ、SMK、蝶理など(10/23)が予定している。

一方、海外の経済指標やイベントでは、中国9月小売売上高、中国9月鉱工業生産、中国9月都市部固定資産投資、中国7-9月期GDP、米10月NAHB住宅市場指数、カナダ総選挙(10/19)、米9月住宅着工件数(10/20)、ECB定例理事会、米9月シカゴ連銀全米活動指数、米8月FHFA住宅価格指数、米9月中古住宅販売件数、米9月CB景気先行総合指数(10/22)などが注目される。
米企業決算は、ハリバートン、モルガン・スタンレー、IBM(10/19)、ユナイテッド・テクノロジーズ、トラベラーズ・カンパニーズ、ベライゾン、VMウェア、ヤフーインク、インテューイティブ・サージカル(10/20)、ボーイング、コカ・コーラ、テキサス・インスツルメンツ、イーベイ、アメリカン・エキスプレス、サンディスク、GM(10/21)、ダウ・ケミカル、パルト・グループ、フリーポート・マクモラン、アンダーアーマー、3M、キャタピラー、マクドナルド、マイクロソフト、AT&T(10/22)、P&G(10/23)などが予定している。

新規上場では10/22にグリーンペプタイド(4594)がマザーズに上場する。がん免疫治療薬を開発する久留米大学発の創薬ベンチャーだ。久留米大学で基礎研究と臨床研究を終えたがんペプチドワクチン・シーズを、2003年の同社設立とともに特許の譲渡を受けて承継した。事実上、唯一のパイプラインは第3相後半と上市承認への期待が高まりやすい時期。創薬ベンチャーは夜明け前が一番暗い業態で、赤字拡大は試験が順調に進んでいる証左でもある。ただ、バイオベンチャー株のブームは去っており、90億円近い資金を吸収するのは難しそうだ。ロックアップ対象外のベンチャーキャピタルや金融系などの保有株は211万株ほどあり、合計すると100億円。ヘリオスのような知名度もないため吸収の難しい案件といえる。

10/23はインターネットメディア運営のGMOメディア(6180)がマザーズに上場する。ポイントサイト「ポイントタウン」や、ブログサービス「yaplog!」、掲示板「teacup」、メーリングリスト「freeml」などのソーシャルメディアなどを展開している。2015年8月末現在、運営するメディア媒体は11ブランド、登録会員数は1,933万人、スマートフォンアプリは累計4,492万ダウンロードにのぼる。2001年7月に今の親会社に当たるインターキュー(現GMOインターネット)が資本参加。2002年2月の追加増資で子会社化され、以降GMOグループ内のメディア事業が順次集約されていった。GMOグループの子会社上場は業態人気もあって人気化しやすい。長期保有はともかくPERも成長性が加味されておらず、親会社の放出もない。ポイントサイトは価格競争が激化してはいるが、成長産業ではあり強い展開が期待できそうだ。

来週の注目銘柄(2015/10/19〜10/23)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

1801

900円

734円

大手ゼネコン。国内土木シェア拡大と利益率も改善。道路や不動産も好調。首都圏工事に強み。田町の大規模開発案件、リニアなど受注確度が高い案件豊富。4-6月期の業績進ちょくは良好だ。世界的に景気減速懸念が強くなっており、第2四半期決算でも業績期待の強いセクターは建設ぐらいであろう。株価は2012年以降、加速度的な上昇が続いており、現在でも高値圏でもみ合いを維持できている。「もうはまだなり」の相場格言が当てはまる値動きだ。8月高値856円を起点とした調整で弱い買い方の離散が進展。10/9に形成した大陽線がその証拠である。目先的には動意が和らぐ可能性は高いが、大陽線が示現したことで強気のチャートパターンに変わった。ターゲットは900円、ロスカットは734円

1963

2,100円

1,650円

年初から下落基調が続いていたが、安値圏で急伸の動きが見られたことで基調の変化がうかがえる。直近では、インドネシアの社債の売却で約101億円の特別利益を計上することを発表したが、通期会社計画にはまだ織り込んでおらず、業績への影響は精査中であるとのこと。リバウンド局面でポジティブなニュースが出てきたことで、戻りの勢いを強める展開を予想する。株価は今年に入って一本調子の下げ基調も、9/30安値(1,541円)を起点に反転し、一目均衡表上では遅行スパンが好転。基準線なども上回り一段高への期待が高まっている。長期的な株価の動きを振り返っても、2006年から数年続いたもみ合いの中値水準まで下げたことで、中長期的にも買い場到来となる可能性が高い。ターゲットは2,100円、ロスカットは1,650円

6501

750円

584円

総合電機・重電大手。10/7、ソフトバンクGと農業支援で提携を発表。最近ではNTTとも都市インフラ分野などで提携を発表しており、異業種との協業で厳しい電機業界での生き残りを図っている。第1四半期の業績は税引き前利益が前年同期比23.2%増と良好。今月末に予定される第2四半期決算でも良好な内容に期待したい。株価は月足の一目均衡表では抵抗帯(雲)をサポートに切り返し。基準線の762円処まで戻せるかが注目される。日足では25日移動平均線が上向きに転じており、同線をサポートに下値を切り上げる展開が予想される。3,000万株を超える信用買い残は上値の重荷となるが、年末に向けては全体のボリュームの増加が予想され、同社株にとっては十分こなせる株数だろう。ターゲットは750円、ロスカットは584円

6724

2,200円

1,770円

米国の利上げ先送りや日銀の追加緩和への期待感から市場全体が戻り基調にあるなか、割高な銘柄を売り、割安な銘柄を買うリターン・リバーサル相場の様相が強まっている。月末に日米中央銀行イベントを控え、この傾向は強まると考え、安値圏から値を戻しつつある同社株に注目したい。2016年3月期の第1四半期決算は大幅減益での着地、第2四半期や通期も減益計画と業績面では厳しい。しかし、そうした悪材料を織り込み、株価はPER11倍台で推移している。9/29に安値(1,634円)を付けたあとは8連騰を演じ、目先的には調整含みだが大きく下押すムードでもなさそう。25日移動平均線が上昇に転じてきており、当面は下値を切り上げる展開が予想される。ターゲットは2,200円、ロスカットは1,770円

8028

6,000円

4,840円

10/7に発表された2016年2月期の第2四半期(3-8月)決算では、連結営業利益が前年同期比32.3%の283億円と、9/29付け日経新聞観測の270億円強を上回る良好な内容となった。日経観測並みの結果となったローソンや下振れしたセブン&アイ・ホールディングスと比較してもポジティブな内容だ。積極的な新規出店を進めるなか、新商品の好調などが業績に貢献しており、業績面での安心感から買いが続くと予想する。株価は25日移動平均線を意識した動きであるが、月足の一目均衡表では基準線をサポートにするかたちでもみ合いが続いており、長期的なフシとしても正念場となる。長期波動は2008年高値4,980円を上回ったことで下値を切り上げるパターンが完成しており、順調であれば1999年高値7,840円に向けて上昇基調が続く公算が大きい。ターゲットは6,000円、ロスカットは4,840円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

・注目銘柄採用基準 ・・・ 東証1部上場銘柄で10/14現在、時価総額が3,000億円以上、配当利回りが0.8%以上、PERが25倍以下、PBRが2.0倍以下、今期増収予想(日経予想)銘柄の中から、テクニカル面や話題性を考慮しピックアップした。
・「目標株価(円)」 ・・・ 一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
・「ロスカット株価(円)」 ・・・ 一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。

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