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2019-08-18 09:34:20

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週刊日本株式アウトルック

主力株の戻り継続、市場参加者の増加で商いやや活況か

2014/6/20
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野 幸利

来週の株式見通し(2014/6/23〜6/27)

来週(2014/6/23〜6/27)の日経平均株価の予想レンジは15,200円-15,800円。新興市場の主要指数には過熱警戒感はあるが、東証一部市場は指数ベースでもみ合い放れの直後であり、過熱感一色といった状況ではない。FOMCの重要イベントを通過したことで、来週の米経済指標の強弱感をこなしながら米株は堅調を維持する公算が大きい。国内でもFOMCのイベントを前に手控えた国内勢(自己売買を含む)が、メジャーSQ後の新規売買を活発化させてくるだろう。ヘッジファンドなどの短期筋も株式ロングでしか収益機会がなく、順張り基調を続けざるをえない。イエレンFRB議長会見を受けて米景気への当面の安心感が大型株買いを誘うほか、国内の政策期待や低金利を背景とした株高期待も支えだ。
 米国市場ではS&P500が再び史上最高値を更新した。東京市場でも銀行・証券・小売・サービスなどの内需系をベースに主力株の出遅れ物色が続くだろう。新興市場の上昇で個人の資金回転が潤っており、企業の資本政策に絡む材料などにも敏感に反応する公算が大きい。
一方、高値警戒を理由付けとしやすい水準まで短期間で上昇してきており、米長期金利の急速な上昇や地政学リスク、新興国の財務リスクなどには注意したい。

図表1は、投資主体別売買動向(海外投資家と信託銀行のみ)とTOPIXのグラフである。海外から長めの資金が流入(買い越し)しているとの観測もあるが、昨年以降の上昇局面と比べるとその規模は皆無に等しい。個別企業ベースでは業態変化や株主還元策などを通じて資金流入はあろうが、日本株全体を幅広く買う行動には至っていない。むしろ年後半に向けては例年通り、海外勢の買いが大型株相場を演出することになるのだろう。

図表1:投資主体別売買動向とTOPIX(2013/1月1週-2014/6月2週)
投資主体別売買動向とTOPIX(2013/1月1週-2014/6月2週)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

国内の経済指標では、5月企業向けサービス価格指数 (6/25)、5月失業率・有効求人倍率、5月全国消費者物価指数、5月商業販売統計(6/27)などが重要。
株主総会は、富士通、バンナムHD、ANAなど(6/23)、ミクシィ、エプソン、富士重、みずほ、アコム、商船三井など250社以上(6/24)、ヤクルト、東レ、新日鉄住、東芝、ルネサス、シャープ、野村HD、西武HD、日本通信など300社以上(6/25)、パナソニック、三菱重、オリンパス、NTT、東電など400社以上(6/26)、大成建、日揮、武田、ニコン、任天堂、三菱UFJ、アイフル、三井不など950社以上(6/27)の開催予定されている。決算発表では、しまむら、高島屋、ニトリHD、クスリのアオキ(6/27)などが注目される。

海外の経済指標やイベントでは、中国6月HSBC製造業PMI、米5月シカゴ連銀全米活動指数、米5月中古住宅販売件数(6/23)、独6月Ifo景況感指数、米4月FHFA住宅価格指数、米4月S&Pケース・シラー住宅価格指数、米5月新築住宅販売件数、米6月CB消費者信頼感指数(6/24)、米5月耐久財受注、米1-3月期GDP改定値(6/25)、EU首脳会議(〜27日)、米5月個人所得・消費支出(6/26)、中国5月工業利益、米6月ミシガン大学消費者信頼感指数改定値(6/27)などが材料視されそうだ。

新規上場は来週は5社が予定している。6/24にマザーズに上場するフリークアウト(6094)は、広告効率の最大化を支援するシステムであるDSP(デマンドサイド・プラットフォーム)事業を展開している。設立4期目のスピード上場で新奇性があるネット業界でも注目の企業。経営の中心メンバーはヤフーとグーグルの出身である。今期は大幅な営業減益となっており、最終損益はトントン。下期は営業赤字の予想となっている。前期ベースの修正PERは100倍を超えている。ただ、話題の企業であることは間違いなく、吸収金額面でも特に問題ない規模である。
6/25に東証2部に上場するOATアグリオ(4979)は農薬・肥料メーカー。大塚ホールディングス傘下の大塚化学アグリテクノ事業部が前身。1952年に農薬の製造販売を始めたことで事業が開始された。みずほ系ファンドの支援にて2010年9月にMBOにて独立した。農薬・肥料メーカーは世界的に見れば食糧増産機運から成長産業となるものの、国内では成熟産業。また、吸収金額も荷もたれ感のある規模である。PERも割安感に乏しく、配当妙味もない。
また、同日に名証2部に上場するポバール興業(4247)は、樹脂製工業用ベルトや研磨用部材などの樹脂加工品の製造・販売を手掛ける。利益率が意外と高いものの、事業内容自体は成熟している。名証2部であることや、新規上場ミニラッシュとなる6月後半は埋没しやすい。ただ、吸収金額を絞っているうえ、配当利回りは3.23%と高い。
6/27にマザーズに上場するメドピア(6095)は、医師向けソーシャル・サービス「MedPeer」を運営。医師向け転職サービスも展開している。会員は無料でサービスを利用できる一方、製薬企業や人材紹介会社から収益を得ている。会員数は順調に伸びており、業績は前々期に経常黒字に浮上後、拡大基調である。足元の新興市場急回復の追い風に乗れる業態であり、需給妙味もあって高値が狙えそう。
また、マザーズに同日上場となるレアジョブ(6096)は、オンライン英会話最大手。無料通話アプリ「スカイプ」を利用したフィリピン国在住のフィリピン人講師とのマンツーマン英会話レッスンを提供している。近年話題のオンライン英会話は、既存の教室型に比べ格安なことで市場が急拡大している。株式市場では初モノとなることからも人気化が想定される。吸収金額も極小で需給妙味も高い。初値人気は高そうだが、どこまで長続きするかは疑問であろう。

図表2は、日経平均株価の日足の一目均衡表である。直近高値15,206円(6/9)を上回り、まずは押しの倍返しとなる15,580円処がターゲットとなる。転換線や基準線の上昇基調は続く可能性が高く、15,580円処を上回れば、上方のマド埋め(15,690円)〜12/3高値(15,794円)前後などが次の上値メドとして考えられる。抵抗帯下限の下落が株価調整につながるシナリオなども想定したが、逆に抵抗帯下限が最も低下する6/25頃に向けて高値を伺う展開になる可能性が高まってきた。
いずれにしても、4/11安値(13,885円)から上げ3波目に入ったことで、マド埋め(15,690円)水準からは注意が必要だ。

図表2:日経平均株価 (日足、2013/9/30〜2014/6/19)
日経平均株価 (日足、2013/9/30〜2014/6/19)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

図表3は、ダウ平均の日足のラインチャートである。日経平均株価の高値を予測する上では、米国市場のダウ平均の見通しが欠かせない。ダウ平均は3/7高値(16505ドル)→4/4高値(16631ドル)→5/13高値を通る上値抵抗線をあっさりと上回った。目先の調整も同線付近までの揺り戻しが終了した可能性が高い。短期的な上値メドとして予測できるのは、以前にもご紹介したもみ合い相場の最大値幅1204ドル(12/31高値〜2/3安値)を、もみ合い相場の均衡水準(1)(16065ドル〜16097ドル)から同値幅上げた17269ドル〜17301ドル、均衡水準(2)(15918ドル〜15974ドル)から同値幅上げた17122ドル〜17178ドルとなる。

図表3:ダウ平均 (日足、2013/10/1〜2014/6/18)
ダウ平均 (日足、2013/10/1〜2014/6/18)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

来週の注目銘柄(2014/6/23〜6/27)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット株価(円)

注目ポイント

3682

3,350円

1,970円

企業や官公庁の基幹業務を担っている情報システムの運用管理、セキュリティー対策や内部統制に資するパッケージソフト製品の開発・販売。地銀や信用金庫向けにも拡大。営業利益率が高く、ライセンスや保守といった安定的なストック収入で売り上げの大半を占めている。昨年12月に新規上場。株価は上場時の高値更新後は調整が続いているが、5月の直近安値(1,727円)は3月安値(1,718円)を下回らず反発に転じており、4月の戻り高値(2,538円)を上回れば底固め。日足の一目均衡表では三役好転を続け、基準線の上昇は短期的には続く公算が大きい。ターゲットは3,350円、ロスカットは1,970円。

4246

2,480円

1,850円

自動車樹脂部品メーカー。マツダ向けが主力。運転席前面の計器盤であるインストルメントパネルなどの内装部品や、バンパーなどの外装部品、オイルろ過装置などのエンジンルーム部品などのほか、バスユニット部材などの住宅設備機器も製造している。3月に東証一部に新規上場した。株価は6/19に上場来高値を更新したばかり。相場全体が好調の中、好需給面を背景に上値を試す展開が続くと予想する。3月の高値(1,975円)から安値(1,468円)までの下げ幅507円の倍返しを狙いたい。ターゲットは2,480円、ロスカットは1,850円。

4651

1,700円

1,250円

太陽光発電設備の販売・施工。産業用分野(出力規模10kW以上)に注力している。廃プラの再生事業も手掛ける。東日本エリアの拠点網拡大、技術職の採用増加や物流体制拡充のための費用等が大幅増だが、売上増で吸収見込む。今期は過去最高の売上・利益を計画している。白アリ防除で創業。株価は昨年以降、不安定な動きが続いたが、足元は12カ月移動平均線上まで回復。信用残は極端な買い長ではなく、需給面から不安材料なし。週足では5月の大陽線に対して調整3週目が経過した。日足の下ヒゲで目先の底打ちが確認できた可能性が高い。リバウンド狙い先行で、中長期スタンスで2050円前後の可能性も。ターゲットは1,700円、ロスカットは1,250円。

6326

1,620円

1,330円

農業機械や鋳鉄管で国内首位。国内のトラクターは増税による反動を見極め。タイや中国の減速を北米や欧州の好調でカバーできるかがポイント。中国での建機拡大は継続見込むが、最大リスクを前提に計画策定。インドシナ半島で農機販売を強化へ。株価は1月高値1,852円を付ける上昇過程で2006年4月高値をクリアした。足元の調整は単なるその反動と割り切るべきであり、主力株買いの中でも中長期で有望であろう銘柄選択が必要である。日足ベースでは3月以降、底値を次第に切り上げている。短期的には加速の波動を予測し、1月高値から下げの61.8%戻しを狙いたい。ターゲットは1,620、ロスカットは1,330円。

9021

4,750円

4,310円

近畿・北陸・中国・九州などに展開。運輸事業で主力の山陽新幹線が牽引。セブンイレブンと提携し、駅構内の出店やリニューアル強化へ。北陸新幹線の準備費用やJR大阪三越伊勢丹改装による一時的な減益はネガティブだが、将来への収益貢献期待も大きい。株価は、12カ月移動平均線上から出直りの兆し。2013年高値を起点とした三角もち合いの上放れを想定したい。2001年8月高値7,180円を起点とした長期右肩下がりの上値抵抗線のブレークも同時となる公算が大きく、2013年12月高値4,560円超えをそのサインとみたい。JR東海(9022)に比べ2013年高値をまだ超えてないことや、12カ月移動平均線を上回っていないJR東日本(9020)に比べ優位なポジションにある。ターゲットは4,750円、ロスカットは4,310円。

  • 出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成
  • 注目銘柄採用基準・・・東証上場銘柄で6/18現在、PER28倍以下、PBR7倍以下、13週移動平均線を上回る銘柄の中から、短期的な売られ過ぎや話題性、需給面などを考慮してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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