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2024-04-18 08:48:17
月間人気銘柄ランキング国内(株価・指標):20分ディレイ、海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)、為替:10分ディレイ 当社専属アナリストがランキングから6月を振り返る!投資情報部 鈴木 英之 <足元の株式相場の動き>6月が終わり、2020年の前半が終わりました。日経平均株価は1/17(金)の本年高値24,115円95銭から32.2%下落し、3/19(木)の取引時間中には16,358円19銭の安値を付けました。しかし、その後は反発に転じ、6/9(火)の高値23,185円85銭まで41.7%上昇(下落幅に対する戻り率は88.0%)しました。月足騰落率としては、4月6.7%、5月8.3%と続伸した後、6月は前月末比2.1%高と小幅高の水準で引けました。新型コロナウイルスの感染者数は2月末には中国を中心に世界で8万人程度でしたが、3月末には30万人台、4月末には300万人台と急速に増加し、感染地域もイランや、イタリア、スペイン等の欧州へと拡大しました。4月になると米国の感染者数が1ヵ月で前月末比560%増と急増し、5月、6月にはブラジル、インドと感染地域はさらに広がり、累計感染者数も6月末に1千万人台に突入し、死亡者数も50万人に達しています。日本や米国の株式市場は、米国のNY州で新型コロナウイルスの入院患者数が減少し始めたあたりから上昇に転じ、各国の財政政策や金融政策の発動を好感しつつ、6月上旬まで上昇しました。このうち、我が国については、5/25(月)に緊急事態宣言が全国的に解除となったことで、新型コロナウイルス感染者数や死亡者数が相対的に低水準にとどまったことが評価され、それが株価上昇に一役買った面もありました。 <6月に人気を集めた銘柄の「なぜ」、話題のポイントは>SBI証券でのはじめての取引では日本航空(9201)が5月に引き続きトップとなりました。ちなみに、第2位はオリックス(8591)、第3位はANAホールディングス(9202)でした。このうち、第1位の日本航空(9201)、第2位のオリックス(8591)、第3位のANAホールディングス(9202)はともに、株主優待で投資家の人気が高い銘柄で、第4位の三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)に象徴される銀行株も、多くの投資家に馴染みのある存在です。これらの銘柄は、日経平均株価同様6月上旬まで上昇した後は下落に転じたという共通点、すなわち、6月は押し目買いタイミングになったという共通点が指摘されます。レバレッジを使ったはじめての信用取引では日本マクドナルドホールディングス(2702)が新規ランクインでトップになりました。同社は12月決算銘柄で、6月と12月を権利確定月として株主優待が実施され、投資家の間では人気の銘柄です。株価は権利付最終日に向けて上昇基調となったため、値下がりリスクをヘッジすべく「つなぎ売り」需要も多かったように見受けられます。 SBI証券の売買代金ランキング(買い)では、第1位がNEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)となりました。多くの投資家が日経平均株価の反転下落にベットした結果かもしれません。新型コロナウイルスの感染拡大を背景とするバイオ株人気を背景に、第2位はアンジェスMG(4563)、第3位はテラ(2191)となりました。なお、SBI証券の売買代金ランキング(売り)は第1位から3位の組み合わせは買いのランキングと同じ銘柄となったものの、順位は異なるという少し珍しい結果になりました。SBI証券のETF/ETN人気ランキングでは、NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)が、引き続きトップになりました。月足レベルでは日経平均は4月5月に続き6月も上昇しましたが、株価のピークアウトを予想する投資家も多かったといえそうです。NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN(2038)も、前月に続き第3位にランクインしましたが、原油先物相場を参照するETNは第3位〜第5位にも名を連ねる形になりました。SBI証券のREIT人気ランキングでは第1位のインヴィンシブル投資法人 投資証券(8963)、第2位のジャパン・ホテル・リート投資法人 投資証券(8985)の上位に変化はありませんでした。 <当面の相場見通し・ポイント>新型コロナウイルスの感染拡大は、最大の感染国である米国で一時減速したように思われたものの、6月は再び拡大が加速する状況となりました。経済活動再開のタイミングが早過ぎた可能性もありそうです。トランプ政権は、11月に大統領選を控え、感染防止より経済を回すことを優先し、その政策が裏目に出てしまった可能性もありそうです。新興国でも、新型コロナウイルスの感染防止を軽視し、経済活動を優先させる政策を取り続けたブラジルで感染爆発の様相を呈している上、人口の多いインドでも感染拡大が加速傾向にあります。世界の株式市場はこれらを警戒する形で、6月中旬以降は次第に下落基調へと転じました。日経平均株価もそれと同様の展開になりました。7月以降の夏相場は波乱含みの展開になりそうです。理由は、新型コロナウイルスの感染拡大が世界規模で加速しそうな気配だからです。前項でご説明したように、米国での感染拡大が懸念される他、大統領が感染防止対策を軽視しているブラジルでの感染拡大も懸念されます。さらに人口の多いインドでこのまま感染拡大が続けば、世界全体の数字がかさ上げされるとみられ、どうしても話題になりやすくなると考えられます。 SBI証券ではじめてお取引された銘柄人気ランキング(2020年6月)現物(2020年6月)SBI証券でのはじめての取引。みんなどんな銘柄を購入したの?
信用(2020年6月)レバレッジを使ったはじめての信用取引。みんなはどんな銘柄を取引したの?
SBI証券の売買代金ランキング(2020年6月)買い(2020年6月)
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