SBIグループサービス
- お金の管理
- SBI新生銀行
- 住信SBIネット銀行
- 海外送金ならSBIレミット
2024-03-29 09:49:15
月間人気銘柄ランキング国内(株価・指標):20分ディレイ、海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)、為替:10分ディレイ 当社専属アナリストがランキングから4月を振り返る!投資情報部 鈴木 英之 <足元の株式相場の動き>日経平均株価は1/17(金)高値から3/19(木)安値まで7,757円76銭(約32%)の下落となっていました。その後、3/19(木)安値から5/11(月)高値までは4,176円69銭(25.5%)の上昇となり、下げ幅に対する戻り率は53.8%と、とりあえず「半値戻し」を達成した形になっています。一般的には、高値からの下落率が20%を超えると「弱気相場」であるとの考え方があります。それに沿えば、現在は中長期的な「弱気相場」の中での一時的な反発局面という位置づけになりそうです。月足ベースでとらえた場合、4月は1,276円68銭(6.7%)の上昇で、4ヵ月ぶりの上昇となりました。上昇率は日経平均株価の16営業日連続高(10/2〜10/24)が記録された2017年10月の8.1%以来の大きさとなります。当時は夏から秋口にかけて、米国が大型ハリケーンという災害に相次いで襲われましたが、その悪影響が心配したほどではなかったことが影響しました。今回は世界的感染症によるダメージからの回復局面であり、その意味で状況は似ているといえるかもしれません。 <4月に人気を集めた銘柄の「なぜ」、話題のポイントは>「はじめてお取引されたランキング」では、現物株については、前月に続き日本航空(9201)がトップでした。株主優待の権利確定月(3月)が終わった後、4月は新型コロナウイルスの感染拡大を背景に旅客需要の低迷が見込まれ、株価低迷が続いた結果、押し目買い需要の増加につながった形です。なお、NYのWTI先物価格が4/20(月)にマイナス価格になるという驚くべき現象が起き、原油先物価格に連動する上場投信が押し目買いの増加から上位にランクインしました。ただ、これらはWTI先物価格がマイナスになった日よりも遅れて安値を形成するなど、教訓を残しました。なお、「はじめてお取引されたランキング」のうち信用取引の分野では上位の順位に大きな変化はありませんでした、売買代金ランキング上位は、日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)や日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)にソフトバンクグループ(9984)が絡むいつもの組み合わせでしたが、新型コロナウイルスの治療や検査等に期待が集まる中、富士フイルムホールディングスやアンジェス(4563)も上位に入りました。ETF/ETNランキングでは、前述したWTI先物相場の波乱を受け、原油先物関連の商品が上位に入ってくる珍しい展開になりました。 なお、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う市場の波乱を受け、REIT市場も大きな波乱になっています。そうした中、4月は予想分配金利回りの高い銘柄が1位・2位となりました。なお、上位4社の組み合わせと順位は3月と同じでした。 <当面の相場見通し・ポイント>冒頭でご説明したように、東京株式市場は引き続き反発局面にあるように見受けられます。そうした中、日経平均株価をテクニカル的に分析すると、5/11(月)に明確に「三役好転」の形になったことが確認できます。すなわち、 (1)遅行スパンが日々線を下から上に、上抜ける(2)転換線が基準線を下から上に、上抜ける(3)日々線が「クモ」の上に、上抜ける という3つの条件が成立したことで、株式相場は当面テクニカル的に「強気局面」に転じたことになります。もっとも、高値から32%も大きく下げて、中長期的に「弱気相場」に転じた後の「三役好転」であり、総合的には強弱対立した形になりますので、その戻りのメドについては、慎重な吟味が必要です。なお、日経平均のPBR1倍水準等を勘案すれば、日経平均21,000円前後の水準は重要な上値抵抗ラインになると考えられます。 SBI証券ではじめてお取引された銘柄人気ランキング(2020年4月)現物(2020年4月)SBI証券でのはじめての取引。みんなどんな銘柄を購入したの?
信用(2020年4月)レバレッジを使ったはじめての信用取引。みんなはどんな銘柄を取引したの?
SBI証券の売買代金ランキング(2020年4月)買い(2020年4月)
売り(2020年4月)
SBI証券のETF/ETN人気ランキング(2020年4月)
SBI証券のREIT人気ランキング(2020年4月)
バックナンバーご注意事項
<手数料等及びリスク情報について>
※為替レートはThomson Reuters提供の参考レートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。 |
|