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2024-04-24 02:07:24
月間人気銘柄ランキング国内(株価・指標):20分ディレイ、海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)、為替:10分ディレイ 当社専属アナリストがランキングから1月を振り返る!投資情報部 鈴木 英之 <足元の株式相場の動き>1月は海外からの悪材料に振り回される1ヵ月になりました。まず、1/3(金)に米国がイラン革命防衛隊ソレイマニ司令官を殺害し、地政学的リスクが一気に高まったことから、本年最初の取引となった1/6(月)の東京株式市場では、日経平均株価が大納会終値比で451円76銭安となりました。その後、イランがイラクにある米軍拠点を攻撃するなど、米国・イラン間の緊張が高まり、1/8(水)には日経平均株価が23,000円を割り込む場面がみられました。ただ、両国首脳が紛争の激化を望まない姿勢を示したことから、この問題は取りあえず収束の方向になりました。その後市場の関心は米中通商協議が無事、第1段階の合意に署名できるか否かという点に向かいましたが、期待通り調印が実現できたことから、市場のリスク許容度が回復し、1/20(月)には日経平均株価終値が24,083円51銭と、昨年来高値更新の流れとなりました。しかし、中国武漢市を発生源とした新型コロナウイルスが病原体の新型肺炎の感染が拡大し始め、次第に内外の株式市場への影響も本格化し始めました。中国はもともと1/24(金)以降は春節の休暇シーズンの予定でしたが、それに先立つ1/23(木)には中国政府が武漢市を閉鎖し、1/27(月)には団体旅行禁止の措置を取りました。それでも、1/23(木)の感染者数830人、死者数25人から、2/1(土)には感染者数14,380人、死者数304人と感染拡大の勢いは加速し、それを警戒する形で株式市場の下落基調も継続しました。結局、1月の日経平均株価は前月末比451円44銭(1.9%)下げ、月足としては5ヵ月ぶりの下落となりました。 <1月に人気を集めた銘柄の「なぜ」、話題のポイントは>「SBI証券でのはじめての取引」では日産自動車(7201)がトップとなりました。ゴーン被告の海外脱出が驚きをもって伝えられましたが、1月も株価がジリ安傾向となりました。かつては高い配当利回りが期待できる銘柄として投資家の人気が高かったこともあり、値ごろ感が手伝ったものと考えられます。ただ、第3四半期決算発表後、期末配当の見送りを発表しています。第2位は株主優待で人気のイオン(8267)、第3位は高い予想配当利回りで知られる日本たばこ産業(2914)が入りました。レバレッジを使ったはじめての信用取引ではソフトバンクグループ(9984)が首位を奪取しました。もともと投資家に人気の高い銘柄ですが、出資先企業の効率化や上場期待などで一時動意を見せました。第2位は日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)がランクイン。信用取引で活用されるという新たな側面が目立ち始めています。なお、新型肺炎関連銘柄として、重松製作所(7980)、アゼアス(3161)、川本産業(3604)も上位になりました。SBI証券の売買代金ランキングは、第1位日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)、第2位にファーストリテイリング(9983)、第3位にソフトバンクグループ(9984)、第4位にソニー(6758)、と上位銘柄に大きな変動はありませんでした。SBI証券のETF/ETN人気ランキングでは、日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)が前月の第2位から当月は首位を奪回しました。興味深いところでは原油価格に関連した商品が2本も入っていることでしょう。原油先物相場は中国経済への不安もあり、1月は1本調子で下げてきたため、押し目買い需要が高まったようです。SBI証券のREIT人気ランキングでは第1位のインヴィンシブル投資法人(8963)は先月からのトップ維持になりました。第2位にジャパン・ホテル・リート投資法人(8985)、第3位にいちごホテルリート投資法人(3463)がともに順位を上げてのランクインとなりました。首位のインヴィンシブル投資法人(8963)はREIT市場全般が堅調を維持する中、1月は下落基調となったことで押し目買いが入った形になりました。 <当面の相場見通し・ポイント>こうした中、米国は1/31(金)に中国について「渡航禁止・避難勧告」の措置を取り、世界経済への影響が意識され、この日のNYダウは前日比600ドルを超える下げになりました。それを受けた2/3(月)の東京株式市場では、日経平均株価が233円24銭安となり、2月相場もやや波乱の幕開けとなりました。株式市場では、今回の新型肺炎による経済や株式市場の落ち込みは、景気・企業業績回復局面における短期的なものとして、悲観視する向きは少ないように思われました。しかし、自動車や電子機器の工場の生産停止が長引くにつれ、その悪影響が心配され始めています。今回の新型肺炎が、日本経済に後退局面をもたらす可能性は否定できません。また、来年度の企業業績が少なくとも当初は減益予想になる可能性も少なくないと思います。2〜3月の株式相場は波乱含みの展開が想定されそうです。 SBI証券ではじめてお取引された銘柄人気ランキング(2020年1月)現物(2020年1月)SBI証券でのはじめての取引。みんなどんな銘柄を購入したの?
信用(2020年1月)レバレッジを使ったはじめての信用取引。みんなはどんな銘柄を取引したの?
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