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2024-03-29 11:21:15
月間人気銘柄ランキング国内(株価・指標):20分ディレイ、海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)、為替:10分ディレイ 当社専属アナリストがランキングから4月を振り返る!投資調査部 鈴木 英之 2013年4月の東京株式市場は堅調に推移しました。日経平均株価は前月に引き続き上昇し、これで2012年8月から9ヵ月連続の上昇となりました。2013年4月の日経平均株価は11.8%上昇し、2012年8月からの9ヵ月間の中でも上昇率が最大となっています。4月4日に、日銀金融政策決定会合の結果が発表されましたが、2年で国債買入れを2倍増やし、マネタリーベースを2倍とし、消費者物価上昇率2%上昇を目指すという大規模な金融緩和策が実施され、市場で株価の先高感が強まりました。また、外為市場で円安が進んだことも株価上昇要因となりました。ただ、ドル・円相場が100円の大台乗せ手前まで上昇したことで、ドルの戻り売りも増え、日経平均の14,000円大台回復は「お預け」となりました。 2013年4月のランキングにおいて、売買代金の売り買いでトップとなった銘柄は東京電力(9501)でした。4月は、4日に日銀が大胆かつ異次元の大規模金融緩和策を決定しましたが、これを受けて金利動向に敏感な業種などが軒並み買われ、日経平均株価は月間で11.8%もの大幅高となり、9ヶ月連続上昇しました。このような環境下、東京電力(9501)は2013年3月期の連結業績で当期純利益は巨額の赤字となりましたが、悪材料出尽くし感が広がった他、金利敏感株ということ、そして原発再稼動への期待感から買いが先行しました。野村ホールディングス(8604)は金融緩和に伴う株高を背景に業績が急回復したことが主因と思われます。同様に、金融緩和でメリットが期待されるみずほフィナンシャルグループ(8411)などのメガバンクも人気を集めました。また、トヨタ自動車(7203)は「アベノミクス」(安倍政権の経済政策)により円高修正が進み、業績の上積みが見込めそうとの期待感が株価を支援する格好になったようです。なお、初めて取引されたお客様が買われた銘柄ではイオン(8267)が注目を集めました。ダイエー(8263)に対するTOB(株式公開買い付け)を実施することを表明、業界再編期待から買われたと思われます。 株式市場は今後も堅調に推移する可能性が強いとみられます。デフレで低迷していた国のインフレ率がプラスに転じてゆくことを織り込む相場は、世界経済史的にもあまり例がないとみられます。日銀の大規模な金融緩和を受けて国債価格が上昇し、長期金利(利回り)のボトムが見えてきたことから、今後は債券から株式への資金シフトが拡大する可能性も大きいとみられます。景気・企業業績のさらなる改善も見込めそうです。ただ、短期的には好材料を相当織り込んできたことも確かです。5月10日は、決算発表予定企業数がヤマ場を迎える見込みです。決算発表の過程で、今期の業績見通しがいったん織り込まれた後、利益確定売りが広がる可能性に注意が必要です。過去10年間の月別・日経平均騰落率をみると、5月は平均−1.2%であり、10月の−1.8%に次いで振るわない成績になっており、注意が必要と言えそうです。 SBI証券ではじめてお取引された銘柄人気ランキング(2013年4月)現物(2013年4月)SBI証券でのはじめての取引。みんなどんな銘柄を購入したの?
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