Level 3-3 株価を動かす要因は?
2025/10/31
株式の値段のことを「株価」といいます。その時々の企業の価値を表すものとも言えます。
そんな株価が上がったり下がったりする要因をみていきましょう。
株価はさまざまな要因で動きます
株価を動かす要因のひとつは、企業の業績動向です。ある企業がたくさん儲かりそうというニュースが出て、「この企業はすごい!」と思って株式を買う人が増えた場合、株価は上がります。逆に、業績が悪くなりそうというニュースが出て、株式を売る人が増えた場合、株価は下がります。つまり、需要と供給のバランスによって決まるんですね。
ただし、そのほかにも景気や政治・金利・為替・海外動向・天候・自然災害など、さまざまな影響を受けて、株価は日々動いています。
あんなことやこんなことでも株価は変化する
2020年、新型コロナウィルスの感染拡大により、世界中の株式相場は一時的に大きく下落しました。しかしその一方で、巣ごもり需要による利用拡大でオンラインサービスの株価は大きく上昇しました。社会の変化や新しいニーズによって、株価は思いがけない動きを見せることもあります。
たとえば、外出自粛の影響で利用者数を伸ばしたNetflix(ネットフリックス)では、在宅時間の増加が業績を押し上げ、株価が上昇しました。このように、身近な社会の出来事が企業の株価に大きく影響することもあるのです。
Netflix INC(NFLX)の株価推移例
- BloombergデータをもとにSBI証券が作成
- 期間:2020年の年間株価推移(週次)
株価は、企業の業績だけでなく社会の変化や人々の行動によっても動きます。ニュースや日々の出来事を意識して見ていくことで、株式投資をより身近に感じられるはずです。身の回りの変化に目を向けながら、少しずつ理解を深めていきましょう。
-
金利と株価の関係
金利(お金を貸し借りする際のレンタル料金)が高くなれば、個人や企業にお金を貸している銀行の業績は上がりやすく、金利が低くなると、ローンなどでお金を借りるコストも下がるので不動産会社の業績が上がりやすい -
為替と株価の関係
円安が進めば自動車など海外での売上高が多い企業にメリットがあり、円高が進むと原油など原材料を海外から輸入している企業にメリットがある
以上はあくまでも例で、必ずしも毎回あてはまるわけではありませんが、身近な出来事が株価の動きに関係していることがわかると、株式投資が少し親しみやすく感じられるかもしれませんね。
繰り返しになりますが、株価は企業の業績だけでなく、さまざまな要因で変動します。アンテナを高く張り、企業の業績見通しや財務状況はもちろんのこと、幅広く情報を集めて銘柄選びを行いましょう。投資は余裕資金で行い、複数銘柄に分散投資することも大切なポイント。値動きに一喜一憂せず、落ち着いて投資を続けることが株式投資のコツです!


