Level 3-2 株式投資ではどうやって利益がでるの?
2025/10/31
株式から得られる利益は、大きく分けてインカムゲイン・キャピタルゲインという2つの種類があります。
さらに日本企業特有の制度として「株主優待」もあり、これも株式投資の楽しみのひとつです。
それぞれの利益について、順番に分かりやすく説明していきます!
インカムゲイン・キャピタルゲインとは?
株式投資で得られる利益には、大きく分けて2つの種類があります。ひとつは「インカムゲイン」、もうひとつは「キャピタルゲイン」です。
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- インカムゲイン(例:配当金)
インカムゲインとは、株式を持っている期間に得られる利益のことです。代表的なものが「配当金」であり、企業が利益の一部を株主に分けてくれる仕組みです。
メリット: 株式を保有している間、安定した利益が期待できる
注意点: 企業の業績によっては、配当が減ることやもらえない可能性もある
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- キャピタルゲイン(例:売却益)
キャピタルゲインとは、株式を売却したときの差額によって得られる利益のことです。たとえば、1,000円で購入した株式を1,500円で売却すれば、500円の利益がキャピタルゲインとなります。
メリット: 短期間で大きな利益を得られる可能性がある
注意点: 企業の株価が下がると損になる場合もある
株主優待ってどんなもの?
日本の企業には、ちょっと特別な仕組みがあります。それが「株主優待」です。株主優待とは、企業が決めた数以上の株を持っている株主に対して、その企業の商品やサービス、金券などをプレゼントしてくれる制度です。
ただし株価が下がると、もらえる優待だけでは損をカバーできないことがあります。また、企業が株主優待制度をやめてしまうこともあるので、注意しておきましょう。
飲食チェーンの企業を例にとって考えてみよう!
「磯丸水産」や「かごの屋」などの飲食チェーン大手を運営するクリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)という飲食チェーンの企業を例に、株主優待の仕組みを見てみましょう!
2025年9月5日時点で、この企業の株価は1株あたり終値779円でした。株主優待を受けるためには、最低でも100株以上の株式を持っている必要があります。
つまり、779円 × 100株 = 77,900円(手数料別)で株主優待の権利を得ることができます。
この企業では、毎年「2月末」と「8月末」に株主名簿に名前が載っていると、それぞれの時期に1,500円分の食事優待券がもらえます。年に2回あるため、年間で合計3,000円分の優待券が受け取れることになります。
自分が応援する企業から、ちょっとした“お礼”が届く――そんな嬉しさも、株主優待の魅力のひとつです。
- 株主優待の内容は変更されることがあります。最新情報は企業のホームページやIR情報を確認してください。
株式投資には、
- 安定的な利益を目指すインカムゲイン
- 値動きを活用して利益を狙うキャピタルゲイン
という主に2つの利益の仕組み、さらに日本株式には株主優待という特有の制度があります。
どれを重視するかは、投資の目的やスタイルによって違います。
安定性を重視するか、成長性を重視するかなど自分の投資の方針に合わせてバランスを考えることがポイントです。


