Level 3-1 株式投資ってなんだろう?
2025/10/31
長期・積立・分散投資が、なんとなく大事そうなのは分かったはず。「実際に何に投資すればいいの?」って思った人も多いですよね。まずは、株式投資のしくみや特徴、リスクの違い、選び方のポイントをわかりやすく紹介していきます!
株式とは
株式とは、企業がお金を集める仕組みから生まれたものです。企業は事業を拡大するために、銀行などからお金を借りる以外にも、「投資家から直接お金を出してもらう」方法を選ぶことがあります。このとき、投資家がお金を出したことを証明するために「株式」が発行されます。お金を出して株式を持っている投資家を「株主」といいます。
株主には次のような権利があります。
- 配当:企業が出した利益の一部をもらえる権利
- 議決権:企業の大事な決定(役員を選ぶなど)の投票に参加できる権利
つまり、お金を出して株主になるということは、「その企業のオーナーの一人になる」というイメージです。
株式投資の仕組みはどうやって生まれたの?
株式の仕組みは、今から400年以上前の16〜17世紀のヨーロッパで生まれました。その少し前、15世紀の終わりから16世紀のはじめにかけて、「大航海時代」と呼ばれる時代では、航海によって、アジアやアメリカとの貿易が盛んになり、大きな利益が期待できました。
しかし、実際は船が沈んだり海賊に襲われたりする危険もあり、失敗すると大きな損をするリスクもありました。そこで考え出されたのが、「みんなで少しずつお金を出し合って、利益もリスクも分け合う」という仕組みです。これが「株式会社」のはじまりです。
1602年にオランダで作られた「オランダ東インド会社」が、世界で初めての株式会社とされています。
Tips かの坂本龍馬は考えました
みんなで資金を出し合い、みんなで利益を分け合う。
この考えを日本で最初に実践したのが、坂本龍馬が設立した「亀山社中」です。
当時はまだ「株式会社」という制度は存在していませんでしたが、仲間と力を合わせて事業を進め、リスクも利益も分かち合うという仕組みは、現代の会社経営に通じているといえますね。
株式投資をはじめるには?
株式は、株式を発行している企業やコンビニ、銀行の窓口などでは買えません。
一般的に、株式の売り買いは「証券取引所」(たとえば東京証券取引所)というところで行われています。
個人の投資家が証券取引所に直接行って買うわけではなく、証券会社を通じて注文をすることで、株式を買ったり売ったりできます。
そのため、株式投資を始めたいと思ったら、まずは証券会社で「証券総合口座」という専用の口座を作る必要があります。この証券総合口座を使って、スマートフォンやパソコンからでも株式の取引ができるようになります。


