3/9(金)に米雇用統計(2月)の結果が発表されました。非農業部門雇用者数が予想(20万人前後)を上回る31.3万人となり、強い内容でした。もっともすでに市場は、9割の確率で次回FOMC(3/21に結果発表)での利上げを織り込んでおり、強い米国経済への織り込みは進んでいます。
平均時給の伸び(前年同月比)が予想(2.9%増)を下回る2.6%にとどまり、10年国債利回りが2/21(水)の高水準2.957%を上回らなかったこともあり、この日の米国市場ではむしろ、「適温相場」持続への見方が継続しました。3/9(金)のNYダウは440.53ドル高と大幅続伸し、ナスダック指数は1/26に付けた過去最高値を更新しました。
こうした中、日経平均株価は2/14(木)の安値20,950円15銭に対し、3/5(月)には20,937円26銭まで下げるなど、やや形の悪いW底を形成し、3/9(金)には一時21,884円45銭まで上昇するなど、底値形成を模索する展開になっています。それでも、3/9(金)は大きく伸び悩んで終わるなど、東京株式市場の上値の重さを印象付けられる展開でした。
しかし、鉄鋼・アルミ関税をめぐる貿易戦争への懸念が後退したことや北朝鮮リスクの後退に加え、これで雇用統計も「無事通過」となり、3/12(月)以降はリスクが取りやすくなると期待されます。また、メジャーSQも終わったことで需給の改善が見込まれます。日経平均株価は2/27(火)に付けた22,502円05銭を上回ることで、テクニカル上は「W底確認」の形になりますが、少なくともその水準までの戻りは、比較的に早期に達成できる可能性が大きそうです。
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