金融市場では、日本時間9/7(木)20:45に予定されている欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表と、それに続く21:30からのドラギ総裁の記者会見に注目が集まっています。
現在0.00%となっているユーロの政策金利については変更なしが規定路線ですが、2015年3月から毎月およそ600億ユーロの規模で実施している国債などの購入を減らす、いわゆる「テーパリング」についてドラギ総裁が言及するか注目です。
市場ではテーパリング案について、現在実施している月600億ユーロの買い入れを2018年1月から月100億ユーロずつ減らすとの見方が有力です。
直近好調なユーロ経済とテーパリングを見越して、ユーロは8/29に対ドルで2015年1月以来、約2年8ヵ月ぶりの高値である1.206ドルのユーロ高・ドル安水準ををつけており、ECB当局者の間でも急激なユーロ高を懸念する声も聞かれております。
今週のECB理事会でテーパリングについての言及がなければ、これまで進んできたユーロ高の巻き戻しも想定され、ドラギ総裁の発言に注目です!
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