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新興国特集(その3) JPX日経400採用の新興国関連銘柄をご紹介

2013/11/15
投資調査部 藤本誠之

新興国↑ ならば、新興国で稼ぐ日本企業に好機?

なぜ、JPX日経400採用銘柄に注目するのか?

新興国関連銘柄を6銘柄ご紹介

新興国↑ ならば、新興国で稼ぐ日本企業に好機?

新興国特集(その1) いまなぜ、新興国通貨・債券なのか

新興国特集(その2) これから有望な新興国と投資手段

で、これから新興国が有望であることをご紹介しました。
新興国がこれから有望ならば、その新興国で稼いでいる日本の企業も大きな恩恵を受ける可能性が高いといえます。

今回は、来年2014年1月6日から算出される新指数「JPX 日経インデックス400」の採用銘柄の中から、新興国関連銘柄として6銘柄を投資調査部が選定。
注目ポイントをズバリ解説致します。

なぜ、JPX日経400採用銘柄に注目するのか?

2013年11月6日に日本取引所グループと日本経済新聞社が共同で開発した新指数「JPX 日経インデックス400」の概要が発表されました。

詳細な内容は、新しいウィンドウで開きます。東京証券取引所WEB

JPX日経インデックス400の狙い

資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される新しい株価指数を創生します。これにより、日本企業の魅力を内外にアピールするとともに、その持続的な企業価値向上を促し、株式市場の活性化を図ります。

※東京証券取引所 WEBより抜粋

今後、約120兆円の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がこの新指数を運用に採用すれば、横並びで他の機関投資家も採用しそうです。コレは、投資の「ものさし」が大きく変わるということです。今回採用された400銘柄については、株式市場のけん引役となるような企業との、お墨付きを得たようなものです。

今回は、この400銘柄の中から新興国で稼いでおり、今後新興国関連銘柄として日本の企業の6銘柄をご紹介し、注目ポイントをズバリ解説致します。

新興国関連銘柄6銘柄をご紹介

乳酸菌飲料「ヤクルト」で有名な飲料会社。仏ダノンとの業務提携を解消。全国に配置した女性販売員「ヤクルトレディ」による販売網が強力。海外進出にも積極的で、中国・インドネシア・メキシコなどで日本同様の「ヤクルトレディ」による販売チャネルを構築しています。

注目ポイント

  •  ・ メインビジネスである乳酸菌飲料の海外事業はアジアが全体をけん引。特にインドネシアと中国では「需要に供給が追いつかない状況」のようです。
  •  ・ 22年ぶりに2013年11月4日から標準的なヤクルト1本(65ミリリットル)の希望小売価格(税別)を現行の35円から5円(14%)引き上げて40円の値上げを行っています。
    「ヤクルトレディ」による強固な販売網により、定価販売可能なことが、最大の強み

株式データ 2013年11月14日終値基準

  • 株価:5,070円
  • 単元株数:100株
  • 海外売上高比率:13/3期 28%
  • 予想PER(連):39.6倍
  • 実績PBR(連):3.51倍
  • 予想配当利回り:0.47%
  • 時価総額:約8,866億円

株価の推移

今年2013年2月20日安値3,290円から5月16日高値5,440円まで急騰。その後反落し、6月26日安値3,260円をつけました。その後は戻り歩調となり、直近は5千円台を回復しています。

東京都墨田区吾妻橋に本社がある総合酒類・飲料メーカーのアサヒグループホールディングス『スーパードライ』、『三ツ矢サイダー』や『カルピス』などの強力なブランドを保有しています。M&Aに積極的で、カルピス、カゴメなどの筆頭株主となっています。

注目ポイント

  •  ・ グローバル企業として生き残るために、規模の拡大を図っておりM&Aに積極的です。国内では昨年カルピスを買収しましたが、アジア・オセアニアを中心に海外でのM&Aも計画しているようです。
  •  ・ 業績も好調で、特にオセアニアでビール販売が好調だったことから、国際事業での営業利益が8割増となっています。基本的には国内需要は飲酒人口の減少や少子高齢化で酒類・飲料の需要減少が見込まれるため、海外での事業展開に要注目です。
  •  ・ 株主優待で、株主限定の特製ビールが選択出来るのでビール好きの投資家にとっては、魅力的です。

株式データ 2013年11月14日終値基準

  • 株価:2,743円
  • 単元株数:100株
  • 海外売上高比率:12/12期 10%
  • 予想PER(連):20.2倍
  • 実績PBR(連):1.79倍
  • 予想配当利回り:1.56%
  • 時価総額:約1兆3,076億円

株価の推移

非常に堅調な値動きです。今年2013年5月16日に2,785円、7月16日2,793円、10月18日に2,860円と少しずつ高値を切り上げる展開となっています。大型株なので派手な値動きではないですが、右肩上がりの堅調相場が続いています。

「よろこビックリ誓約会社」というコーポレートスローガンを持つアイケア(目薬)・スキンケアが主力の製薬会社。海外進出にも積極的で、特にインドネシアを中心としたアジアに強みを持ちます。

注目ポイント

  •  ・ 同社の主力製品は、アイケア・スキンケア関連製品ですが、日本より日差しの強いアジア(特にインドネシア)では、同社製品のニーズ高く、人気が非常に高くなっています。
  •  ・ 来年2014年1月6日から、単元株式数を1,000株から100株に変更。株主優待も100株保有でも3年以上保有すれば、3,000円相当の自社製品が貰えます。現状の単元株式数であれば、NISA口座での単元株の投資は不可能でしたが、この単元株式数の引き下げにより、可能になります。非常に個人投資家にとってメリットの多い変更です。

株式データ 2013年11月14日終値基準

  • 株価:1,521円
  • 単元株数:1,000株
  • 海外売上高比率:13/3期 31%
  • 予想PER(連):16.9倍
  • 実績PBR(連):1.80倍
  • 予想配当利回り:1.18%
  • 時価総額:約1,798億円

株価の推移

今年2013年1月4日安値996円から、5月20日高値1,560円まで5割を超える大幅な上げとなりました。その後、若干反落しましたが1,300円から1,450円のもみ合いとなっていました。11月12日に業績の上方修正を発表したことから急進、直近は年初来高値近辺での推移となっています。

日本初の『キャップ式広口哺乳器』を発売するなど哺乳瓶のトップ企業。育児用品では国内トップ企業。海外進出にも注力しており、約4割を海外経由で売り上げています。

注目ポイント

  •  ・ 特に中国市場に注力しており、中国の富裕層においては安心で安全な日本製品として、高い人気を誇っています。円安も同社へのフォローの風となっており、中国の内陸部にむけて、販路を拡大しつつあります。
  •  ・ 中国の一人っ子政策が見直され、直近夫婦片方が一人っ子の場合、二人目を認める可能性があるとの報道が直近ありましたが、実際に見直しがあれば、同社に大きなメリットがありそうです。

株式データ 2013年11月14日終値基準

  • 株価:4,790円
  • 単元株数:100株
  • 海外売上高比率:13/1期 41%
  • 予想PER(連):34.6倍
  • 実績PBR(連):5.50倍
  • 予想配当利回り:1.46%
  • 時価総額:約1,999億円

株価の推移

昨年2012年11月27日安値1,743円から、ほぼ押し目もなくきれいに右肩上がりの堅調相場で、10月30日に年初来高値5,290円をつけ、3倍超の大幅高となっています。その後は若干反落していますが、高値圏で推移しています。

「あなたと、コンビニ」のキャッチフレーズで有名な国内3位、伊藤忠系列でのコンビニ運営会社。

注目ポイント

  •  ・ アジア中心に海外店舗を拡大しており、2012年2月期末では、国内9,481店舗、海外12,700店舗と既に、数年前から海外店舗の数が国内店舗の数を上回っています。海外でのTOP3は、韓国8,001店舗・台湾2,851店舗・タイ806店舗となっています。
  •  ・ 粗利率が高い店内調理製品に注力しており、特にコーヒーに注力しています。

株式データ 2013年11月14日終値基準

  • 株価:4,365円
  • 単元株数:100株
  • 海外売上高比率:13/2期 15%
  • 予想PER(連):18.9倍
  • 実績PBR(連):1.70倍
  • 予想配当利回り:2.30%
  • 時価総額:約4,264億円

株価の推移

昨年2012年12月18日安値3,425円から、今年2013年4月9日の年初来高値4,795円まで大きく値を上げました。その後は、振れ幅の大きなもみ合いとなっています。上値は4,700円前後で押さえられており、三角持ち合いの様相となっています。

生理用品・おむつの国内トップメーカーです。子会社でペット関連用品も手がけています。売上高は11期連続、営業利益は6期連続で過去最高を更新するなど、業績は非常に好調です。

注目ポイント

  •  ・ 少子・高齢化の影響で、国内では大人用おむつが子供用おむつの売上を上回る状況となっています。
  •  ・ 海外進出にも積極的で、アジアを中心に海外売上高比率が50%を上回る状況となっています。ピジョン同様に、中国での一人っ子政策の緩和が決まれば、同社にも大きなフォローの風となりそうです。

株式データ 2013年11月14日終値基準

  • 株価:6,230円
  • 単元株数:100株
  • 海外売上高比率:13/3期 52%
  • 予想PER(連):36.8倍
  • 実績PBR(連):3.63倍
  • 予想配当利回り:0.57%
  • 時価総額:約1兆2,893億円

株価の推移

昨年2012年11月26日の安値4,035円から今年5月16日6,650円までアベノミクス相場に乗って、大幅高。その後、反落し9月5日に5,080円の安値をつけています。再度、上昇トレンドになっており、直近は6千円台の高値圏での推移となっています。

銘柄選定の根拠(基準や前提)

JPX日経400構成銘柄から、海外に進出する上場企業で、メディア等に紹介されるケースも多く、かつ時価総額1,000億円以上と市場から一定の信用を得ており、海外売上高比率が10%以上で、海外市場の成長が業績に寄与しやすく、今期予想営業利益(会社側公表値)が増益見通しの新興国関連銘柄として選定。


【2267】ヤクルト本社
【2502】アサヒグループホールディングス
【4527】ロート製薬
【7956】ピジョン
【8028】ファミリーマート
【8113】ユニ・チャーム

  • ※株価指標は2013年11月14日終値基準、予想配当は東洋経済新報社予想
  • ※株価チャートは、当社WEBから投資調査部作成
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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