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解説!オプション・ストラテジー

2014/2/28

前々回に引き続き、下値不安のために14,750円プットの買い? しかし、それではダメ?

図表1:日経平均日足チャート

日経平均日足チャート

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図表1は、日経平均日足株価チャートに、テクニカルラインをいくつか、引いたものになります。
2月25日(火)に日経平均株価は、重かった15,000円台を突破しました。翌26日(水)には、大台突破の達成感と、NY株が反落したことから、15,000円台を割れて始まりましたが、一時プラス圏まで切りかえしたものの、大引けでは反落、15,000円を小幅割り込んで引けています。

日経平均株価の目先の戻りの目処は、2月5日の直近安値13,995円86銭(赤のライン)と、昨年12月30日の直近高値16,320円22銭(黒のライン)の半値戻しの、15,158円(青のライン)が考えられそうです。

チャートを見ると判りますように、青のラインから上は昨年11月以降の滞留した期間が長く、戻り待ちの多そうなゾーンとなりそうです。

逆にピンクのラインである14,800円は、昨年7月以降、何回か上値にトライして跳ね返されたかなり強い上値抵抗線でしたが、今回の反騰相場で、一気に上抜けてしまいました。コレにより、今までの上値抵抗線は、逆に下値支持線として、機能しそうな状況です。

目先については、上値抵抗線を半値戻しの水準の15,158円(青のライン)、下値支持線を14,800円(ピンクのライン)の間でのレンジ相場となり、一気に上下に抜けることはなさそうですが、レンジ内では結構、ボラティリティ高く上下するような展開が考えられそうです。

前々回のオプションストラテジーでは、「下値が不安に思う場合は、14,750円プットの買い」と題して、2月限の14,750円のプットの買いをご紹介しました。

その時の価格は1月29日の日中取引の終値で110円でした。

この2月限の14,750円のプットは、1月30日以降大きく反落し、2月5日には、日経平均株価が一時14,000円台を割れ、直近安値13,995円86銭をつけたことから、2月5日の日中立会の高値では765円まで急進しています。

結局、ご紹介時の想定期限である2月7日は、急反発したことにより、

2月7日の日中取引の終値で390円になっていました。

今回も、前回と同様に、下値不安を解消するために、同じ14,750円の3月限のプットを購入し、3月7日(金)に買い戻す戦略を考えてみました。

前々回の説明と重なりますが、オプションの買いの場合、日々時間的価値が減少します。3月限の最終売買日は、3月13日(木)です。それまでに反対売買を行わなかった場合、翌日の3月14日のSQで決済されることになります。最終売買日まで約2週間ありますが、最終売買日が近づくにつれて、ドンドン時間的価値が減少することになります。

コレは、最終売買日まで10日間だと、1日が10%に相当しますが、最終売買日まで5日間だと1日は20%、2日間しかないと1日は50%にもなってしまうからです。

OPシミュレータで、2月26日に日中取引の終値210円で購入し、3月7日(金)に日経平均株価が下値支持線と考えられる14,800円まで下落した場合をシミュレートしてみました。

図2:損益線チャート ポジション設定・時間設定・評価額設定

損益線チャート ポジション設定・時間設定・評価額設定

図1が損益線チャートで、想定した3月限の14,750円プットオプションを210円で購入していて、3月7日(金)に原資産の日経平均株価が14,800円になったときの想定損益図です。シミュレータによる仮想損益では-27円になっています。

2月26日の日経平均株価終値は、14,970円97銭なので、170円以上も下落する想定なのですが、オプションの時間的価値の減少により、3月限14,750円のプットオプションの買いは、損失が想定される戦略となっています。3月7日時点での想定損益がプラスになるのは、更に下落して日経平均株価は、14,744円まで下落したときです。

また、14,800円の値段を固定し、日付を変更して想定損益がプラスになるのは、3月5日でした。

ポジションが逆の3月限の14,750円のプットの売りだったとすると、日経平均の上下の方向性は外したものの、時間的価値の減少によって、小幅の収益があったと想定となっています。

このように、上下の方向性自体は当たっていても、その値幅や、その期間によっては、収益がマイナスになることがあります。当然、その逆に上下の方向性自体は外れていても、収益がプラスになることもあります。

オプションの場合、上下の方向性に加えて、値幅、期間などを想定し、シミュレータで計算してみるのが重要です。

あくまで損益はシミュレータの理論での計算となりますので、需給関係や取引最終日までの日数等により、理論どおり価格が形成されないリスクがありますのでご注意ください。

さて、今回の3月14,750円のプットは、3月7日(金)の日中取引の終値でいくらになっているでしょうか?

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