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解説!オプション・ストラテジー

2013/11/8

オプションSQ(11月)通過/ここから取るべき戦略は?

三角保ち合いからの「放れ」が接近か

東京株式市場では、日経平均株価の「三角保ち合い」内での動きが続いています。9/27高値、10/23高値を結ぶ上値抵抗ライン(1)と8/28安値、10/8安値を結ぶ下値支持ライン(2)があり、株価は依然そのレンジ内での動きとなっています。ただ、レンジは次第に縮小する傾向を見せており、近い将来に、上下どちらかに放れる可能性が高まりつつあります。

こうした中、東京株式市場では11月6日に、トヨタの決算発表が終わりました。8日には、479社の決算発表が実施され、社数ベースではここがピークになりますが、主要企業の決算発表は概ね一巡したと考えられます。11月6日現在、日経平均の予想一株利益は915円と計算され、5月以降長く900円前後で推移してきたのと比較すると、やや上方修正された形です。ただし「驚くほど」の変化ではなく、好調な企業業績はいったん織り込まれた形になりつつあるように思われます。

一方、外為市場では、ドル・円相場も膠着状態にあります。日本銀行の国債買い入れが続き、異次元の量的緩和が継続していることがドル高・円安を支えていますが、米景気指標も回復一服となっており、同国の緩和的金融政策も長期化する可能性が出てきました。このため、円安一巡から、短期的な円高局面となる可能性も台頭しつつあるように思われます。

5月23日の高値期日が11月下旬に来ることや、12月にはキャピタルゲイン課税の本則復帰を控えての動きなども想定され、いちおう「下放れ」のリスクも想定しておいた方が良いかもしれません。

オプション取引は、波乱相場が警戒される局面で、柔軟な対応を取ることができるのが魅力です。例えば、プット・オプションの買いを組めば、株式相場全般が下落したときに、利益を確保することができます。無論、逆に上昇すると予想するならば、コール・オプションの買いで対応する手があります。また、上下どちらか大きく放れそうだと予想するならば「ストラドルの買い」もあります。

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図1:日経平均株価・日足

弊社チャート・ツールをもとにSBI証券投資調査部が作成。

プットの買いは下落相場の備えになる

オプション取引におけるプット・オプションの買いは、日経平均が下落すると予想したときに行うと有効な取引のひとつです。図2は、プット・オプション(2013年12月限)権利行使価格14,375円の理論損益図です。日経平均が大きく下落し、13,000円前後まで下落すると、370円で買ったプット・オプションが1,005円の利益を出すとシミュレーションされています。無論、オプション買い付け時に370円を支払っているので、日経平均の下落が小さいと、利益が出ない可能性があります。また、実際の取引では、SQまでポジションを持ち越すとは限らない点にも注意が必要です。なお、相場の読みを誤り、日経平均が上昇した場合、損失は最大限、プット・オプションの購入価格である370円にとどまることになります。

図3は、実際の日経平均株価とプット・オプション・プレミアムの推移を示したものです。10/25に日経平均株価は、前日比398円安・2.7%安の急落となりました。この日、プット・オプションは前日比約2.2倍の水準まで急騰しています。プットの買いで下落相場に対応できたことになります。
なお、オプション取引は、先物取引を行っている投資家が併用してこれを用いることにより、損益をコントロールできるというメリットがあります。例えば、先物の買いポジションを持っている投資家が、プット・オプションの買いを併用することで、相場に波乱が起こった時のリスクヘッジにすることも可能です。

図2:日経平均・プットオプション(2013年12月限)権利行使価格14,375円の理論的損益モデル

日経平均プット・オプション(2013年12月限)を11月6日終値の370円で買い、SQまで保有した場合、日経平均の水準によりプレミアムがどう変動するかを示したもの。手数料・税金等は考慮していない。

図3:日経平均・プットオプション(2013年11月限)のプレミアム推移と日経平均株価(2013/10/11〜2013/11/7)

日経平均と同プット・オプション(2013年11月限)のプレミアム推移を同一グラフ上に示したもの。日経平均とオプションの過去データをもとにSBI証券が作成。

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